個別半導体の型番 (JEDEC編)
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今回は主にアメリカで使われている命名法について書いてみたいと思います。
それはJESD370B Designation System for Semiconductor Devicesという規格に基づいたもので、元々RS-370-Bと呼ばれていたものがRS-370-B ⇒ EIA-370-B ⇒ JESD370Bと変わってきています。
型番の構成は「2N2222A」を例にとると次のようになります。
- 数字:ここでは「2」
- 文字:ここでは「N」
- 数字:ここでは「2222」
- 文字:ここでは「A」
それぞれについて見ていきます。
まず第1項の数字は(有効電気的接続 - 1)となります。同じ素子が複数ある場合は1素子の接続数を用い、接続数が異なるものがある場合は最大のものを用います。「4」を超える(接続数が5を超える)場合は「4」とします。