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ディスプレイ・ビデオ

BDレコーダが不調に...

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BDレコーダのHDDが一杯になったので一部をBD-REに書き出そうとして半分くらい記録済みのディスクを入れたら「このディスクは操作できません」と表示されて認識しなくなってしまいました。

ディスクを取り出して目視確認しても傷や汚れは見当たりません。HDDにはまだ見ていない番組入っていたのに、書き出すこともできなくなってしまいました。

気を取り直して新品のBD-REを入れても状況は変わりません。レコーダをリセットしてみると直ることがあるという話も聞いたことがあるので試してみましたがやはり駄目です。

最近までBD(R,REではなく市販のソフト)は普通に使えていたのに...

ふとそのBDソフトを入れてみたら、ちゃんと見られるではないですか。ということで手持ちのディスクをいろいろと試してみたところこんな感じです。

AV2HDMI (動作確認編)

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先日取り上げたAV2HDMIですが、買ってからまだ一度も動かしていない気がします。古パソコンの前に本来の使い方を試してみた方が良さそうです。

とりあえずHDMI⇔DVI-DケーブルでPCモニタ(Lenovo ThinkVision LT2452p)に接続してみました。入力は未接続です。

AV2HDMIに電源を供給し、モニタの入力を切り替えるとブルーバックが出ました。
モニタのメニューから入力信号の情報を表示させると、1920×1080 67.5kHz/60.0Hzと出ました。AV2HDMIのスイッチを720Pに切り替えると1280×720 45.0kHz/60.0Hzと変化しています。

どうやらHDMI出力は正常に動作しているようです。

これ以上の確認をするためにはコンポジットの信号源が必要です。ちょうど古いDVDプレーヤ P2000Cが出てきた(これも近いうちに取り上げたいです)ので試してみることにします。

このプレーヤはHDMIも付いていないのでこの実験にはピッタリです。

Bt848搭載のボード

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Bt848を搭載したビデオ入力のボードを発見です。

表側
ICはBt848KPFのみです。PCIバスにも直結ですし、ビデオ入力も75Ωの終端と0.1μFのみで直結できるのでシンプルな構成ですね。

2つの水晶は右が28.6364MHz(3.579545MHz×8)でNTSC用のもの、左の35.46895MHzはPAL用のもののようです。まぁ日本でPAL入力が必要なことはあまり無いと思いますが。

右端(カードエッジの切り欠きの上)に書かれている「LR38」がこのボードの型番でしょうか。

AV2HDMI

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1年ほど前に買ったまま放置されていたAV2HDMIを出してきました。

AV2HDMI
これはその名の通りアナログのコンポジットビデオ信号をHDMIにする変換器です。

本来は古いビデオデッキ等をテレビやPCモニタに接続するためのものですが、古いパソコンにも使えないかと思って買ったものです。
MSX(PV-7など)やMZ-731のようにコンポジット出力のものはカラーで、PC-8001mk2FM-7などもモノクロモニタ用の出力はコンポジットなので映るのではないかと。

パーソナルなコンピュータの漢字事情 (第4回: スケーラブルフォント)

16×16ドットまでは漢字は読めれば(識別できれば)良いと思われていたのが、24×24ドットくらいから美しさが要求されるようになってきます。美しさを考える余裕が生まれたと言ってもよいかもしれません。
また書体(明朝体・ゴシック体など)やサイズを変えたいという要望も出てきます。

ディスプレイよりプリンタのほうが高解像度を実現しやすいこと、プリントは他人に渡すものであること、といった事情からかプリンタでの対応が先行することになります。

AdobeのPostScriptやCanonのLIPSといったページ記述言語では文字のサイズを自由に変化させることが可能になりました。それまでのフォントが(例えば24×24の)ドットの有無で定義されていた(ビットマップフォント)のに対し、文字の輪郭の座標を持って(アウトラインフォント)いて都度必要なサイズのドットに展開するのです。

パーソナルなコンピュータの漢字事情 (第2回: PC-9801の登場)

前回は漢字ROMの登場とかな漢字変換まで書きました。今回はその続きです。

PC-9801ではグラフィック画面ではなくテキスト画面に漢字を表示できるようになりました。これによって漢字を含むテキストを高速で表示・スクロールできるようになりました。
ところで漢字を表示するにはASCII・カナの倍の幅が必要です。幅の違う文字をハードウェアでどう取り扱っていたのでしょうか?
これは実に単純な方式で、漢字は「左半分」と「右半分」の2文字としてテキストVRAMに書き込むようになっていました。左右を正しく組み合わせて漢字を表示するのはソフトウェアの仕事です。

初期のPC-9801のソフトウェアにはバグがあって、画面の右端に漢字が泣き別れるように表示しようとするとおかしな表示になることがありました。

このためPC-9801シリーズのテキストVRAMは漢字コードが格納できるように16ビット幅になっています(上位8ビットは漢字ROMボードに搭載)。必ず左右並べるので8ビット×2文字分で格納することも原理的には可能なはずですが、ハードウェアでやるのは大変だったからでしょう。

パーソナルなコンピュータの漢字事情 (第1回: 漢字ROMと漢字変換)

今ではコンピュータで漢字が表示できるのは当たり前ですが、昔はそうではありません。

グラフィック事情(第1回)に書いたようなCRT以前の時代はもちろん漢字表示などは夢でした。

テレビを使うようになっても文字フォントは6×8か8×8程度ですからまだ無理です。キャラクタジェネレータ(フォント)ROMもアメリカ製がほとんどですからカタカナ表示も一般的ではありませんでした。自分でROMを焼くか、日本のメーカの参入を待つしかありません。

パーソナルなコンピュータのグラフィック事情 (第10回: 落穂拾い)

一応今回で「グラフィック事情」は最後の予定です。

前回の「ハイレゾ」以降もいろいろな進化がありましたが、力技で面白くないのと私があまり詳しくないので項目だけ並べておきます。

  1. マルチシンクのモニタが普及
  2. 表示デバイスのCRTからLCDへの移行
  3. 伝送方式のアナログからシリアル伝送(ディジタル)への移行
  4. ワイド画面の登場
  5. ビデオ再生や3Dのアクセラレータ
  6. GPU

それと書き忘れたことがいくつかあるので、最後にそれを書いておきます。

日本のパソコンでよく使われたコントローラには以下のようなものがありました。

パーソナルなコンピュータのグラフィック事情 (第8回: 高速化)

解像度が上がり色数が増えると書き換えなければならないメモリが増え、相対的に速度が低下します。もちろんCPUに余裕があればよいのですが、そうも言っていられません。ここでは当時の工夫や仕掛けをいくつか見ていきます。

まずソフトウェアだけでできる方法です。直線や円などの描画アルゴリズムの選択はもちろん重要ですが、場合によっては続・80系アセンブラのテクニックのような小手先のテクニックが有効な場合もありました。
当初グラフィック描画には(BASIC用に)ROMに搭載されたルーチンを呼び出すことが多かったのですが、各機種用の高速描画ルーチンが雑誌等に発表されるようになりました。同機能で最適化したもの、頻繁に使う機能に絞ってさらなる高速化を実現したもの、より多機能化したものなどいろいろありましたね。ソフトメーカも独自に作っていたはずです。

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