NEC V20
NECのV20 (μPD70108C-8)です。
V20はNECが8088をCMOS化して機能拡張したプロセッサです。というよりPC-9801シリーズ等にも使用されたV30の8ビットバス版といったほうがわかりやすいかもしれません。EPSON PC-286NOTE FにもV30は使われていました。
これは1997年製のようですが、製造開始が1984年であることを考えると末期のものでしょうか。
さて、何故これが「出土品」ではなく「買い物」テーマなのかというと、実はこれ部屋から発見したのではなく、半月ほど前に注文して今日手にしたばかりのものだからです。利用したのはAliExpressという中国の通販サイトで、V20が10個で1,558円、送料はタダでした。
タイガー計算機を買ってしまいました
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Intel P28F010 Flash ROM
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Intel製のFlash ROM、P28F010-150です。
デカデカと「FLASH」のロゴが描かれていますね。
普通Intelというと「CPUの会社」でチップセットも作っているといった認識ですが、実は設立当初はメモリ専業でしたし、DRAM, UV-EPROMを最初に商品化したメーカでもあります。
BusLogic BT-445S SCSIボード
今回は古いSCSIボード、BusLogicのBT-445Sです。
ずいぶんと長いボードですね。対応バスはVLバスです。
このバスはVL (VESA Local)の名前の通りVESA (Video Electronics Standards Association)が策定したもの、基本はビデオボード用のものですが、このようなビデオ以外のボードも少数ながら存在していました。
マザーボード側もビデオ以外での利用を想定しているのか2スロット持つボードが結構ありました。
Standard C420
Hitachi HD146818
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今では単体を見ることもなくなりましたが、多くの人がお世話になっているものです。
このHD146818はRTC (Real Time Clock)と呼ばれる類のデバイスで、装置の電源が切れている間もこのデバイスだけは(電池等で)通電して時を刻むのに用いられます。
NEC N7616-90 DDS-2オートローダ
ジャンク扱いで入手したDDS-2のオートローダ(チェンジャ)です。
オートローダというのは複数のテープをセットしておいて、そのうちの1本を選んでドライブにセットしてくれる装置です。本機ではテープは専用のマガジンに6本までセットできます。
私はこれを実際に使用した記憶がありません。
マガジンが入手できなかったのか、入手できて試したけれど正常に動作しなかったのか...
今回試しに電源を入れてみたところ、自己診断はパスして「Insert Mag」表示は出たのですが、マガジンが見当たらないのでそれ以上の確認はできていません。
LETTER MEMORY 8 (分解編)
LETTER MEMORY 8ですが、せっかくなので分解してみました。
まずは誰でも開ける電池カバーから開けてみました。
使用電池はCR2025、CR2032ならPC-1350本体と共通だったのですが、さすがに薄型です。
安定化電源(可変式)
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前の安定化電源(切替式)は乾電池の代替のためのものでしたが、これは様々な実験にも使えることを目指したものです。
これは今でも時々使用しているもので、電源を入れた状態で撮影しました。
左のシーソースイッチはAC一次側のスイッチ、通電時には緑LEDが点灯しますが、よく考えたら電圧計の表示で通電はわかるので要らなかったですね。
中央上の電圧表示は出力電圧を測定して表示しています。
下はもちろん出力端子です。
右は電圧調整ツマミで多回転タイプを使用しています。