ASのIM6100対応(その3)
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ASでは数多くのエラーメッセージが用意されており大抵はその中から選べるのですが、新たなプロセッサへの対応をしているとどれもしっくりこないことがあります。
そこで3回目の今回はエラーメッセージの追加方法を書いてみます。
IM6100には元になったミニコンPDP-8のコンソールパネルを再現するための特別なモードがあり、そのモードでしか実行できない命令あるいは逆に通常モードでしか実行できない命令があります。これは他のプロセッサにはない概念なので適当なエラーメッセージは存在しません。
これを例にエラーメッセージの追加方法について書いていきます。
まずはエラーの名称(表示内容ではなくプログラム中から参照するときの識別子です)とエラー番号を決めます。ちなみにエラー番号は1000未満だと"Warning", 1000以上だと"Error"として扱われます。
最初はどう決めてよいかわからないと思いますので既存のものを参考にするのが良いでしょう。
これをerrmsg.h
に追加します。