SBC6809 (その3:動いた!)
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昨日デバイスを認識してくれなくてPIC12F1822の書き込みができないと書きましたが、単純な設定忘れでした。
PICkit3はデバッガとしても使用するためターゲットへの電源供給はOn / Offできるようになっています。他から電源が供給されているところへこちらからも供給するのはマズいのでデフォルトはOffなのでした。
今回のようにソケット基板を使用する場合はOnに切り替える必要があります。
切り替えたところあっさり書き込みまで進み、SBC6809に実装してみると153.6kHzのシリアル用クロックの出力が確認できました。
2764にはとりあえずテスト用のTESTPOL9(データパックに入っているエコーバックのプログラム)を書いて動かしてみます。
これは一発で動作して、最近国内で調達したHD63C09PとHD63A50Pが生きていることが確認できたのでした。手元に「MC6809」のところで取り上げたMC68B09P 2つもあったのでそれも試してみて問題無しです。
SBC6809 (その2:PICに書き込めない)
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前回書いたようにPIC12F1822と2764の書き込みをしなくてはこれ以上の動作確認ができません。2764は問題ありませんが、PICの書き込み環境がありませんでした。基板購入時に手配してあった機材をセットアップします。
私はAVR派なのでPICの使用頻度は低いだろうということでAliExpressで値段優先で購入したのですが、案の定届いたのはコンパチ品でした。
外観はそっくりなのですが、ロゴのところが違っていますね。
ターゲット基板にコネクタをつける前提(デバッガとして使うなら当然)ですが、今回は基板にコネクタはないのでそのままでは書き込めません。
Metex M-3860D
SBC6809 (その1:組み立て)
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以前SBC6303ルーズキットを買ったとき一緒にSBC6800, SBC6809, SBC8080, SUB8080も買ってありました。今回そのうちのSBC6809を作ってみることにします。
まずは普通に組み立てます。
ソケットはいつものように丸ピンを使用し、頻繁な交換が予想されるMPUとROMはその上にさらにZIFソケットを載せています。ROM用の28ピンには安価なロープロファイルタイプを試してみました。
クリスタルは4MHz、これでEは1MHzになるので6809はどれでも(もっとも遅い1MHz版でも)使えます。
肥後守
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古いナイフも見つかりました。肥後守(ひごのかみ)と呼ばれていた折りたたみナイフです。
表面には「登録 スピード 割込肥後常盛」と彫られています。
本体は薄板を折り曲げただけの簡単な構造です。刃を出すときは電工ナイフのようにつまみ出してもいいのですが、私はいつも右上の突起を利用して出していました。
古い電球ソケット
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先日エアコンを交換した父の寝室ですが、今度は照明が不調になって交換する羽目になりました。
これが外した器具ですね。笠の部分は大きいだけで面白くないので電気のところだけ。
右上の白いカップのようなところが天井に取り付けられていました。
木でできた砲弾型の部分に笠がはまります。中にソケットが入っています。
中の電球ソケットは磁器製のものでした。
ZIFソケット
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ZIF(Zero Insertion Force)ソケットは挿入後にレバー操作などでロックする構造のソケットで挿抜時に足を折るリスクが低く、頻繁な抜き挿しが想定されるROMライタなどに用いられます。結構いろいろなタイプを持っていたのでまとめてみました。
定番中の定番は3M/TEXTOOLの緑色のものでしょう。昔はとても高価なものでおいそれとは使えませんでした。最近は安価なものが出回っていますがニセモノっぽいのが多いように感じます。写真のも「3M」と書かれていますが怪しいです。
これはピン数のバリエーションが多いのも特徴です。あと1.778mmのシュリンクとかZIP用なんかもあったはず。
Am26LS32
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あまり馴染みがないAm26LSxxシリーズのICもでてきました。
AMDのAm26LS32PC、1987年製です。
AMDというとIntelと並ぶx86系プロセッサメーカのイメージですが、このような汎用ロジック・メモリ・Am29000(独自RISCプロセッサ)なども製造していました。
Am26LSシリーズにはラインドライバ/レシーバやマルチバイブレータなどロジックとアナログの中間のようなものが多いですね。TIのSN75xxシリーズやFairchildの96xxシリーズ・Signeticsの8Txxシリーズなんかが似たようなラインナップでした。