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SBC6809 (その1:組み立て)


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以前SBC6303ルーズキットを買ったとき一緒にSBC6800, SBC6809, SBC8080, SUB8080も買ってありました。今回そのうちのSBC6809を作ってみることにします。

SBC6809ルーズキット
まずは普通に組み立てます。

ソケットはいつものように丸ピンを使用し、頻繁な交換が予想されるMPUとROMはその上にさらにZIFソケットを載せています。ROM用の28ピンには安価なロープロファイルタイプを試してみました。

クリスタルは4MHz、これでEは1MHzになるので6809はどれでも(もっとも遅い1MHz版でも)使えます。

続いて挿せる部品を挿していきます。

MPUは日立のHD63C09Pです。前に中国から買ったものではなく国内で1つだけ調達したものを使いました。これで動作が確認できれば残りを確かめてみようと思っています。

横の14ピンと16ピンはTTLのSN74LS00NとSN74LS138N、どちらもTI製です。持っているはずですがすぐに出てこなかったので新たに買ってしまいました。「74LS」は扱っているところが減っていますね。

「SBC6809技術資料」表紙写真のSN74LS00Nはマーキングが右に寄った古いタイプ。そこまで古くなくてもいいですけどレーザマーキングになる前のが見やすくて好きでした。

中央はHD63A50P、これも写真ではマーキングが読めません。

右端はSRAMのHM6264ALSP-12、上面だけ黒で塗りなおされているのでちょっと怪しいのですが国内調達品です。

残る8ピンと28ピンは書き込みを行なわなくてはなりません。2764はすぐに書き込めるけど、PIC12F1822は初めてだからてこずるかもしれません。

現状でE, Qの周波数を測ると0.999MHzとクリスタルの1/4になっているのでクロック回路が動作していることだけは確認できました。これ以上はデバイスの書き込みができてからですね。

参考文献・関連図書: 
鈴木哲哉(2017)『SBC6809技術資料』
MC6809データシート, Motorola.
鈴木哲哉(2017)『モトローラ6800伝説』ラトルズ.
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