MR820TR
10BASE時代のハブですね。
家のネットワークを10BASE-2から10BASE-Tに移行する際に使ったのがこれだったかと思います。
正面から、表示は意外にシンプルです。ただ「COLLISION」などというランプがこれはスイッチではなくリピータハブであることを象徴しているといえるでしょう。
イーサネット等のLANです。ここでは基本的に敷地内で使うものを扱います。
敷地を超えて使用するもの(WAN)は通信機器を参照してください。
10BASE時代のハブですね。
家のネットワークを10BASE-2から10BASE-Tに移行する際に使ったのがこれだったかと思います。
正面から、表示は意外にシンプルです。ただ「COLLISION」などというランプがこれはスイッチではなくリピータハブであることを象徴しているといえるでしょう。
答えは10BASE-5のケーブルに穴を開ける工具でした。
10BASE-5のネットワークは廊下などにあらかじめケーブル(黄色のものが多かったのでイエローケーブルと呼ばれます)を敷設しておいて、必要に応じてケーブルの途中にトランシーバを接続する形になります。イエローケーブルは同軸ケーブルなので外部導体(アミ線ですね)と中心導体(芯線)に導通をとる必要があります。外部導体は爪のようなもので外側の被覆を破れば良いのですが、芯線は表面から5mmほど奥まで硬い樹脂の内部絶縁層を突き通さないといけません。この穴を掘るのがこの工具なのです。
ドリルの先が5mm程出ているのは外側から外皮・外部導体・内部絶縁層に穴を開け、しかも芯線を傷つけないようにするためです。この穴に側面が絶縁されて先端が導通するようになった針のようなものを挿して信号の送受信を行なっていたのでした。
さてこんな無茶な接続をするのはネットワークだけかと思ったらもっと怖いものがありました。
これはネットワークの工事に使った工具ですが、何をするものでしょう?
ケースに収納したところ。
下にある小さいのは、交換可能な先端部分のスペアです。本体ともども先端には保護用のキャップがついています。本体の左側に見えている黒いものは六角レンチ。
先端の保護キャップを外したアップがこちら。
中はドリルになっていますね、長さは5mmくらいでしょうか。
さて、これは何をする工具でしょうか?
答えは関連項目の「ネットワーク工事に使う工具 (回答編)」。