ネットワーク
イーサネット等のLANです。ここでは基本的に敷地内で使うものを扱います。
敷地を超えて使用するもの(WAN)は通信機器を参照してください。
自宅メールの話(UUCPの頃)
自宅で最初に電子メールが使えるようになったのは1994年頃だったか、今回はその頃の話を思い出しながら書いてみたいと思います。
私はいわゆる「パソコン通信」というものはやっていませんでした。(アマチュア無線によるRBBSはちょこっとやっていました)
大学のメールアドレスはありましたが自宅からのアクセスはできませんでしたし、修了後は使えなくなるのでそれまでに何らかの手段を用意したいと思っていました。
ちょうど386bsdを動かしていましたし、大学のメールの運用にもちょっと関わっていました。
可能なら自宅でメールサーバを運用したいと思いましたが、まだ個人向けISPが生まれたかどうかという時期です。それに接続料を払う余裕もありませんでした。
幸い知り合いに先に運用始めていた人がいたのでそこへ接続させてもらうことにしました。実はその知り合いもまた同じ方法で接続していまして......
好意で繋がせてもらったので迷惑をかけてはいけません。
ADSLモデムを開けてみた
ADSLモデムはもう使うことも無いのでいつものように中を見てみることにします。
底面のネジ2本を外すと2枚貝のようにケースが開きます。基板はその間に挟まっているだけでした。
上の方にある3つのシールドが気になりますね。左上隅にLINEコネクタ、隣の水色のはアレスタです。2つあるタムラのトランスは送信用と受信用でしょうか。位置的にシールドは送受信回路の一部のように思えます。この基板は壊しても構わないのですが、これ開けるのは大変だろうなぁ。
ADSLモデム
光開通によってお役御免になったADSLモデムです。
目の前にあったのですが後述するあんまりな電源の構成のせいで引っ張り出すのにてこずってしまいました。
ADSL 8Mのモデムです。レンタルではなく買取にしていたので手元に残りました。
古いメールを探したところADSLの開通日は2002年9月11日でしたので20年使ったことになりますね。その間に故障などありませんでしたので買い取った元は十分取れました。
なんか上側が変色しています。陽の当たる場所には置いていませんでしたが、蛍光灯でも灼けることはありますし、内部の発熱が原因かもしれませんね。
ONU
今回取り上げるのは先日の光化でお迎えしたONUです。
事情により「ひかり電話」は導入しなかったので単体のONUが来ました。
嫌いではないですが、これまでのADSLモデムと比べてもシンプルなデザインですね。
UNIはイーサネット側が接続されていると点灯し、送受信中に点滅します。ADSLの時はLANとDATAに分かれていたのが一緒になったみたいです。よくわからないのが光回線と認証、物理的な接続と論理的な接続とでも考えておけばいいのでしょうか? 困りはしませんがちょっと気持ち悪い。
コネクタのカバーを開けてみました。
XENPAKを開けてみた
XENPAKですが、対応機器も(もちろん接続相手も)無いので開けてみることにします。
なら何で買ったのかって?
もちろん中を見てみたかったからですよ。
まず光コネクタ側の化粧パネルを外します。
ネジはトルクスのT3、長さ8mmくらいの長いものでした。
続いて本体を開きます。
ヒートシンク状になっている側にネジが6本あるので外します。先ほどのものと同じネジのようですね。
放熱用シートが張り付いていましたが少し抉ると簡単に開きました。
XENPAK
先日のお買い物の冒頭でも触れたように7/31に大規模接種センターで1回目のワクチン接種を受けてきましたが、行きがけに最終日の秋葉原エレクトリックパーツさんに顔を出してきました。そこで安かったのでこんなもの買ってみました。
10Gbit/sの光トランシーバですね。下のマットは1cm方眼なのでかなり大きいことがわかると思います。
結構重く感じるので量ってみたところ200gほどありました。
10BASEも10BASE-5, 10BASE-2, 10BASE-Tと物理層が何種類もあったのでPHY部分を分離した実装があり、CentreCOM MX10のようなMAU(Medium Attachment Unit)を物理層に合わせて交換できました。
Mini100m(分解編)
PCの件がだいぶ落ち着いてきたので、Planex Mini100mを分解してみました。やはりラベルの下にネジがあり、他にはツメが2ヶ所ありました。
右下、LEDの横にあるQFPはAm186™ED-25VCです。80186互換の16ビットのプロセッサの25MHz版、こんなアダプタにしては結構いいプロセッサ使っていますね。
上にあるDELTA LF8221はパルストランスです。
CPUの左のGLT44016-50J4は256k×16ビットのEDO DRAMです。
横にある小さなHT93LC56-Cは256×8ビット / 128×16ビットのEEPROM、MACアドレス用でしょうか。
Planex Mini100m
PC不調に伴ってこれが出てきました。
不調なPCもいきなり放棄を決めたわけではありません。一応手持ちのあった電源ユニットとDIMMを交換してみたのですが、状況は改善しませんでした。この作業のため横にあったプリンタを移動させようとしたところこれが付いたままになっていました。
ということでこのMini100mです。
「Fast Ethernet PrintServer」とあるようにセントロニクス仕様のプリンタをネットワークに接続するためのアダプタですね。写真奥のほうにアンフェノールDDKの36ピンコネクタのオスが付いていて、プリンタの背部に直接付けて使用します。
HP NC365T
このところマイコン関係ばかりだったのでたまにはPC関係のものを。
何年か前にこんな感じのボードもらった記憶があるのですが、どこかのジャンク屋で見かけたものだったかも、記憶があいまいです。
HP製のPCI Expressネットワークボード、GbE×4というあまり家庭には縁のなさそうなボードですね。