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カメラ・写真

写り込み対策(その2)

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その1で現実的なサイズのリングライトでは難しそうだとわかったので別なアプローチを考えてみました。

写り込まないようにしなくてもコントラストがなければ問題ありません。

理想的には円筒形の光源で囲ってしまえばいいのですが...

一般的には撮影ボックスなどを使うのでしょう。でも真上から撮りたい、ある程度大きなものにも対応したい、使わないときは邪魔にならないように片づけたい、などと考えるとなかなか良さそうなものがありません。

そこでキャビネット用のLEDバーライトで簡易的な面光源を作ってみました。これを複数作って被写体を囲むように並べます。


アルミのチャンネル材(長さ300mm)の内側にLEDバーライトを両面テープで固定します。これは光源であるとともに重しでもあります。

写り込み対策(その1)

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デバイス撮影法(照明編)で書いた基板へのリングライトの写り込み問題、ちょっと試したことを書いていきたいと思います。

まず試したのは、ライトの光を散乱させること。

リングの中央から撮影する都合上穴を開けないといけませんし取り付けを考えるとライトと同形状のドーナッツ形が良さそうです。専用品があればよいのですが見つからなかったのでプラ板で自作してみました。

用意する材料はプラ板、どのくらいの厚さがいいのかわからないので0.3mm, 0.5mm, 1.2mmがセットになったものを選びました。

デバイス撮影法(撮影編)

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デバイス撮影法の最後は撮影編です。

カメラ・レンズは... 近接撮影になることだけ留意します。私はSONY α77 II とSIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACROの組合せで撮っています。カメラは元々は航空機撮影用に購入したものですし、レンズも1本くらいはマクロレンズも持っておこうと買ったもので、特にこのために選んだものではありません。

絞りはF8.0くらいで撮ることが多いですね。これは手持ちの頃にシャッタスピードと被写界深度のバランスをとった結果です。三脚やスタンドで撮るならもう少し絞ってもいいかもしれません。

AFのフォーカスエリアは中央にしています。上記のレンズでも十分に寄ることができず中央に小さくしか写せないことがあり、フォーカスエリアを広くしていると目的のところにピントが合わないことがあるからです。

このことに気付く前に撮ったものでは、逆さにした8ピンDIPの足の先端にピントが合ってしまっていたりします。裏の写真はマーキング記録目的なので足はどうでもいいのですが...

もっと絞ればこれは気にしなくてよくなるかも。

照明は決まっているのでホワイトバランスも固定しています。

デバイス撮影法(照明編)

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3回目の今回は照明法についてです。

基板などある程度大きなものは離れて撮影するので部屋の照明だけでも撮影可能な場合もありますが、小さなデバイスは接近しての撮影になりますし、特にコピースタンドを使用しての真上からの撮影ではカメラの陰になるので専用の照明が不可欠です。

カメラ内蔵のフラッシュを使う手もありますが強い影が出るので、レフ板的なものを用意するか、複数のフラッシュを併用するなどの工夫が必要になります。また撮影してみないと結果がわからないのも厄介な点です。

個人的にフラッシュ撮影はあまり好きではないこともあってあまり使用していません。

そんな中で長らく使ってきたのはLED式のデスクライトを2台左右に並べる方法です。

デバイス撮影法(舞台編)

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デバイスの撮影法、第2回目は背景やカメラ配置などの舞台編です。

デバイス撮影の背景は原則として導電マットを用いています。現実的に問題ないとはいえやはり静電対策されたものを使いたいですし、導電スポンジや金属では撮影がしにくいですから。

デバイス撮影法(清掃編)

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これまでデバイスの写真をたくさん掲載してきましたが、その撮影について何回かに分けて書いてみようと思います。

第1回目は被写体(デバイス)の清掃編です。

最初の頃はそのままか軽く口で吹く程度で撮影していたのですが... なにしろ古いものが多いですから埃まみれになっていることが多く、またUV-EPROMでは古いラベルを剥がした糊が残っていることもあります。

今まで以下のような方法を試してきました。

Sony DSC-P8

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しばらく前から父の書斎の整理を行なっていて、いろいろ出てきているので紹介していこうと思っています。第1回目はデジタルカメラです。

DSC-P8
ソニーのDSC-P8、発売日を調べてみたところ2003年のようで17年経っているわけですがその割にはきれいな状態ですね。

320万画素・メモリースティック128MBというのが時代を感じさせます。

でもデジタルカメラ初期の25~35万画素はビデオの一時停止といった感じでしたが、このあたりからは一応写真として見られるようになったように思います。少なくともディスプレイ上で普通に見るには十分でしょう。

Sunpak GT26

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古いストロボを発見、自分で買ったものではありません。おそらく父が買ったのでしょう。

Sunpack GT26
SunpakのGT26、外付けのストロボで1970年頃のもののようです。これにも「SOLID STATE」の表示がありますね。

「SUNPAK」の下はシンクロケーブル用のコネクタです。

富士フィルム DS-8

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これは初めて買ったデジカメですが、あまり使った記憶がありません。

DS-8 前面
富士フィルムのDS-8、1996年の発売です。

前面はシンプルなデザインです。本体が大きいわりにレンズは小さいですね。

DS-8 背面
背面もLCDと電源スイッチのみとスッキリしています。LCDも最低限のサイズといった感じの小さなものです。

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