3SF11を動かしてみた、はず
PLLシンセサイザ(その7)
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PLLシンセサイザ(その6)
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前回は74LS624によるVCOを作成しましたが、当初の計画である1MHz~25MHzには上限が足りない上にV2のコントロールが必要です。
そこで74HC4046によるVCOも作ってみました。
これも部品点数の少ないシンプルなものですね。74HC4046も前に動かしているので基本それを踏襲していますが、R1を切り替え式から挿し替え式に変更しました。さらにR2も必要に応じて挿せるようにソケットを用意しました。
とりあえずR1=47kΩ, R2=∞(Open)としています。
これで前回同様に周波数の可変範囲を調べてみると、0.94MHz~23MHzとわずかに広くなったうえにV2のような別途コントロールしなくてはならないものもありません。
最近のお買い物(2023/6)
ATmega164でWDTが勝手に動作した件
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PLLシンセサイザ(その5)のところで「ちょっとトラブルがあった」と書きましたが、今回はそれについて書いてみようと思います。
VCOが出来たのでD/Aコンバータから電圧を与えてV-F特性を見ようと電源を入れたのですが......
何故かマイコンがリセットを繰り返してしまいD/Aを操作できません。最後にD/Aコンバータを確認したときには動作していましたし、それからソフトウェアは変更していません。ハードウェア的には電源とD/Aの出力をくらいでマイコンの動作に影響を与えるとは考えにくいのです。電源が揺れれば考えられなくはありませんが、オシロで見ても問題なさそうですしVCO基板を外しても解決していません。
以前試したときは(初期化を忘れていたのに)偶然動いていただけかもしれません。未使用割り込みベクタをreti
命令を指すようにしたり、I/Oポートの初期化を見直したりしましたが効果ありません。
PLLシンセサイザ(その5)
N8X305 と NS32016D
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残るは2つですが、どちらも似たものをこれまでに取り上げていますのでまとめて紹介することにします。
一つ目はSigneticsのN8X305、これはN8X300の改良版です。8935がデートコードかな? だとすると1989年製ということになりますね。
N8X300との相違点はどこなのかということで両者のデータシートを見比べているのですが、相違点が明確に書かれていません。
ハードウェア的にはN8X300の上位互換らしく、そのまま挿し替えが可能なようです。
TS68483A
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16C450, Am2901に続く3つ目、まとめて「ついで買い」できるものを探していたところこれが目にとまりました。
STMicroelectronicsのTS68483A、この型番どことなくHD63484 ACRTCに似ていると思いませんか。
それで気になってデータシート探してみたところ、Advanced Graphic and Alphanumeric Controllerというものでした。M68000系のような型番ですが探しても「TS」以外のプレフィックスのものは見当たらないのでSTM(かその前身企業)がオリジナルのようです。