最近のお買い物(2023/12)
あっという間に2023年も今日で終わり、大したことのできなかった一年だったなぁと感じています。
作ったのはH8/532ボード・PLLシンセサイザ(完成には程遠い状態ですが)・NS32016ボード、ソフトウェア関係だとASのRXコードジェネレータくらいですね。
あっという間に2023年も今日で終わり、大したことのできなかった一年だったなぁと感じています。
作ったのはH8/532ボード・PLLシンセサイザ(完成には程遠い状態ですが)・NS32016ボード、ソフトウェア関係だとASのRXコードジェネレータくらいですね。
また探し物をしていたら...... 今度はこんなものが出てきました。
ZZ86というのはPC-9801シリーズ用の逆アセンブラ、そのマニュアルだけが発見されました。
逆アセンブルはコード領域とデータ領域の分離とか、ラベルの命名とか、全自動ではうまく行かずに人が補助してあげないといけない部分があります。このZZ86はその作業を対話的に行なうことができるのがウリでした。
当時PC-286note-F, PC-386note-Aを買ったあと自分の環境整備のためにいろいろ逆アセンブル(DEBUG.COMを使っていたように記憶しています)していたので買ったのです。
ところが私がPC-9801シリーズを(というかMS-DOSを)使っていた期間は短く、あまり活用できなかったのでした。
しばらく前にTwitter(現 X)でこのEMZ1001を購入された方がおりまして、それでどんな石なのだろうと調べているうちに欲しくなってしまい、遂にポチってしまったのでした。
Iskra社のEMZ1001、末尾「E」は動作温度範囲0~85℃のもののようです。
聞き慣れないプロセッサですが、これはAMI S2000の互換品です。というかIskraとAMIの共同開発らしいのですが、この辺り情報が少なく詳しくはわかりません。それでもEMZ1001とS2000が互換だというのは確かなようなのでS2000のデータシートを元にして書いていきます。
S2000ファミリは命令幅が8ビット、データ幅が4ビットのプロセッサです。
S2000は命令メモリとして1k×8bitのマスクROMを内蔵しており、内蔵ROMのみ・内蔵ROM+外部ROM・内蔵ROMを無効化して外部ROMのみで動作させることができます。
NS32081を追加してみたで書いたように、マンデルブロのデバッグ中に必要に迫られてモニタのFPU対応を書き始めたわけですが、一段落したのでここで簡単にまとめておきたいと思います。
最初は当面のデバッグに必要な、トラップが発生したらレジスタを保存し、その内容をダンプする、機能を作りました。
NS32000ファミリはFPUのレジスタを直接メモリに書き込む命令が存在するので保存は簡単です。CPUのレジスタを保存した後にFPUレジスタも保存します。
ダンプも16進で表示するだけなら特に難しいことはありません。NS32081にはステータスのFSRレジスタの他に単精度の浮動小数点数を格納できる32ビットのレジスタがF0~F7の8本あります。これはF0とF1を連結して倍精度の64ビットのL0として使用することもでき、同様にL2, L4, L6と合計4本の64ビットレジスタとしても使用可能です。ダンプ時はF0~F7として表示します。
LM3909のところで触れた『初歩のラジオ』の連載「データブックには応用回路がいっぱい」の一覧を作ってみました。
『初歩のラジオ』は持っていた全号を「夢の図書館」に寄贈したため手元には無いのですが、国立国会図書館のデジタルコレクションにありました。国立国会図書館内公開なので行かないと内容は確認できませんが、目次情報は読めるのでそれをもとにまとめています。
NS32016ボードのコメントにちょっと書いたようにNS32081 FPUを搭載してみました。
空きエリアに24ピンソケットを置いてNS32081D-10を載せます。
このFPUはたったの24ピンしかないのにバスは16ビットあります。接続は簡単でデータシートの通りにNS32016の同名の信号と接続するのみ、CPU空間のデコードを必要とするMC68881などよりシンプルです。あ、クロックだけはNS32201から引っ張ってきます。
ハードウェア的に接続出来たら次はソフトウェアですが......
ポケコン用のレベルコンバータCE-130Tのマニュアルが出てきました。
以前PC-1350のところで少し触れましたが、いわゆるRS-232の電圧レベルに変換するユニットです。
中学・高校の頃は電車通学だったこともあり、通学中に電車の中でいじれるポケコンを愛用していました。
PC-1246, PC-1261といった機種を持っていて、これら同士はカセットインターフェイスを介してある程度のやり取りができましたが、パソコンとは無理だったのです。
そんなとき買ったPC-1350はシリアルポートを持っていて接続できるらしい......
当時そんなにお金に余裕はありませんでしたが何とか貯めてこれも買ったのでした。
1980年頃の『模型とラジオ』『初歩のラジオ』などの常連だったデバイス、ふと思い出したらまた遊んでみたくなってeBayで買ってしまいました。
National SemiconductorのLM3909 LED Flasher/Oscillatorというものです。
LEDの順方向電圧は低い赤色でも2V程度あり乾電池の1.5Vでは点灯できません。そこでコンデンサを利用して電圧を上げるのが本ICです。懐中電灯などに取り付けて暗いところでも見つけやすくするというのが用途として考えられていたようですね。
なのですが、やたらと応用範囲が多いんですよ、このICは。
データシートにも、トライアックのトリガ、LEDの点滅、矩形波発振器、ブザー、豆電球の点滅などが挙げられています。ネットを探すとアンプにする話なんかも出てきますね。
ちょっと前の話になりますが、突然背中というか肩のあたりが痛くなりまして、そのあたりの痛みはヤバいことがあるという話を聞いたことがあったので近所の医院に行ってきました。
心電図・レントゲン撮って血液検査もしたのですが......
単なる筋肉痛だったようです。長らく検診をサボっていたのでいろいろ見つかるんじゃないかとも心配していましたが、すぐに治療を要するような問題も無くてとりあえず一安心。
今月もこれといった買い物はあまりないのですが......
探し物をしていたところ下写真のROMが出てきました。
「KSB2」とあるのは勝山システム開発のマイコンボードの型番で(私の知る限り)以下のラインナップがありました。