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今は無きモノ(コンピュータ編)


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予告通りパソコン編と言いたいところですがワークステーションもあるのでコンピュータ編とさせていただきます。

  1. Casio FP-1100
    高校の時に買ったと思っていましたが、中学卒業直前に撮影したと思われる写真に写っていたので中学生の時に買ったようです。当然まともに買えるわけもなくジャンクとして購入したものでしょう。

    これがその写真で、PC-8001mk2の隣にキーボードが、右の棚に本体が見えていますね。モニタは共用(ケーブル差し替え?)していました。

    何のために買ったかというと、PC-8001mk2のグラフィック能力がアレだったので640×200ドット8色が使えるマシンが欲しかったからです。それだけだったら選択肢はいろいろありますが、使っていた15.75kHzのモニタでも640×400ドットが表示可能、さらに安く買えたというのが理由だったはずです。まぁ実際に使い始めるとイマイチな点が出てくるわけですが。

    それでも和知電子(秋葉原にあったカシオ製品を多く扱っていた店・PV-7を買ったのもここだったはず)で拡張スロット用のユニバーサル基板を買って何かを作ろうとしたりしていました。

    これも残念ながら自宅改築時に処分してしまいました。マニュアル類は残したと思うのでそのうち出てくるかもしれません。
  2. Toshiba AS1000/E10
    型番より「Sparc LT」と読んだ方がわかりやすいかも、ラップトップタイプのSparc Station互換機です。これにはLCD表示のものとEL表示のものがあって、E10はEL表示のものです。OSはSunOSの4系でしたが細かいバージョンは忘れてしまいました。

    買ったのは大学院にいた頃だと思いますが、知り合いのつてでリースバック品を入手しました。SparcマシンというかPC UNIXではないワークステーションを家に迎えたのは初ということで遊んでいたのですが、Sparcバイナリのみのソフトを使うわけでもなくPCのFreeBSDマシンと比べてメリットはあまりなく次第に使わなくなっていきました。そのうちにEL表示も使えなくなり......

    これもFP-1100などと一緒に処分してしまいました。マウスだけは残っています。

ディスプレイやプリンタについては私のディスプレイ遍歴私のプリンタ遍歴に書いたのでそちらを参照ください。

あとは何かあったかな......

あっ、PV-7のオプションのタッチパネルを持っていました。安くて買ったものの使い道が無く、いつだったかバラしてしまったような。


Comments

FP-1100はあのお値段でマスクROMのサブCPU以外カスタムチップが使われていないそうで、改造の甲斐がありそうなので今でも欲しい機種です。
メインCPUのZ80 4MHzと周辺機器全てが繋がったサブCPUの7801G 1MHzが同時に動かせないので、性能が実質1MHzとか業が深い設計だったみたいですね。
互換性を無視してサブCPUをAVRやH8に置き換える魔改造をすれば、性能がみちがえそうです。

あれは本当に惜しいことをしました。
とにかく遅かったし、既にFreeBSD+X11とか動かしていて当初のグラフィックという目的もなくなっていたところに、やたら重くてキーボードが外せないので取り回しが大変、と真っ先に諦める候補になってしまったのでした。

とある方法でサブを乗っ取れば内部ROM取り出せるはず。普段はネイティブで実行して、乗っ取りかかったらエミュレーションモードに移行するとかすればある程度の互換性を持ちつつ高速化も夢ではないかも。

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