データブックには応用回路がいっぱい
LM3909のところで触れた『初歩のラジオ』の連載「データブックには応用回路がいっぱい」の一覧を作ってみました。
『初歩のラジオ』は持っていた全号を「夢の図書館」に寄贈したため手元には無いのですが、国立国会図書館のデジタルコレクションにありました。国立国会図書館内公開なので行かないと内容は確認できませんが、目次情報は読めるのでそれをもとにまとめています。
LM3909のところで触れた『初歩のラジオ』の連載「データブックには応用回路がいっぱい」の一覧を作ってみました。
『初歩のラジオ』は持っていた全号を「夢の図書館」に寄贈したため手元には無いのですが、国立国会図書館のデジタルコレクションにありました。国立国会図書館内公開なので行かないと内容は確認できませんが、目次情報は読めるのでそれをもとにまとめています。
NS32016ボードのコメントにちょっと書いたようにNS32081 FPUを搭載してみました。
空きエリアに24ピンソケットを置いてNS32081D-10を載せます。
このFPUはたったの24ピンしかないのにバスは16ビットあります。接続は簡単でデータシートの通りにNS32016の同名の信号と接続するのみ、CPU空間のデコードを必要とするMC68881などよりシンプルです。あ、クロックだけはNS32201から引っ張ってきます。
ハードウェア的に接続出来たら次はソフトウェアですが......
ポケコン用のレベルコンバータCE-130Tのマニュアルが出てきました。
以前PC-1350のところで少し触れましたが、いわゆるRS-232の電圧レベルに変換するユニットです。
中学・高校の頃は電車通学だったこともあり、通学中に電車の中でいじれるポケコンを愛用していました。
PC-1246, PC-1261といった機種を持っていて、これら同士はカセットインターフェイスを介してある程度のやり取りができましたが、パソコンとは無理だったのです。
そんなとき買ったPC-1350はシリアルポートを持っていて接続できるらしい......
当時そんなにお金に余裕はありませんでしたが何とか貯めてこれも買ったのでした。
1980年頃の『模型とラジオ』『初歩のラジオ』などの常連だったデバイス、ふと思い出したらまた遊んでみたくなってeBayで買ってしまいました。
National SemiconductorのLM3909 LED Flasher/Oscillatorというものです。
LEDの順方向電圧は低い赤色でも2V程度あり乾電池の1.5Vでは点灯できません。そこでコンデンサを利用して電圧を上げるのが本ICです。懐中電灯などに取り付けて暗いところでも見つけやすくするというのが用途として考えられていたようですね。
なのですが、やたらと応用範囲が多いんですよ、このICは。
データシートにも、トライアックのトリガ、LEDの点滅、矩形波発振器、ブザー、豆電球の点滅などが挙げられています。ネットを探すとアンプにする話なんかも出てきますね。
ちょっと前の話になりますが、突然背中というか肩のあたりが痛くなりまして、そのあたりの痛みはヤバいことがあるという話を聞いたことがあったので近所の医院に行ってきました。
心電図・レントゲン撮って血液検査もしたのですが......
単なる筋肉痛だったようです。長らく検診をサボっていたのでいろいろ見つかるんじゃないかとも心配していましたが、すぐに治療を要するような問題も無くてとりあえず一安心。
今月もこれといった買い物はあまりないのですが......
探し物をしていたところ下写真のROMが出てきました。
「KSB2」とあるのは勝山システム開発のマイコンボードの型番で(私の知る限り)以下のラインナップがありました。
前回プログラムが動き始めたので、例によってUniversal Monitorの移植を行なっています。似ているプロセッサとしてMC68000をベースに、HEXファイル関係については長いアドレスに対応したH8/300Hが元にしています。
現時点でD(ump), G(o), S(et), L(oad), P(unch)の各コマンドが動作するようになっており、引き続きR(egister)の実装を進めているところです。
ということで気付いたことを書いてみようかと思います。
NS32000のバイトオーダーはリトルエンディアンなのですが、命令語に含まれる即値やディスプレースメントなどはビッグエンディアンで格納されます。
面白いのはディスプレースメント(絶対アドレッシングのアドレスも含む)は可変長で、最初のバイトの最上位ビットが"0"なら符号付7ビット、上位2ビットが"10"なら符号付14ビット、"11"なら符号付30ビットになることです。
今回はNS32016ボードの組み立て終わってからUniversal Monitorの移植を始めるまでの動作確認編をお送りします。
まずは発振器とTCUのみで動かしてみます。CPU→TCUの信号が数本あるので仮にプルアップしておきます。これでPHI1, PHI2が出ていることを確認します。
リンギングが酷いですが、とりあえずTCUは動作してそうですね。
約半年ぶりにマイコンボードを作ってみました。
今度のはNS32016のボードです。もちろんEMILY Boardを使っています。
8ビットバスのNS32008を使った方が配線が少し楽になりますが、こちらは入手しずらいのと、NS32016はいくつも持っているからです。
またちょっと探し物をしていたところこんなモノが出てきました。
雑誌『模型とラジオ』の1981年11月号、実はこれ初めて自分で買った雑誌だったりします。
以前私の雑誌遍歴にも書いたように『子供の科学』『模型とラジオ』は学校の図書室や地域の図書館で読んでいましたが、遂に自分で買ったのがこの号になります。
これ以前も『太陽』のロボット特集やパズル特集号なども家にありましたがそれは父が買ってくれたものでした。
『模型とラジオ』は結局もう2冊(1982年1月と2月)を買っただけで『初歩のラジオ』に移行し、その頃からいろいろ買いまくるようになります。1983年から数年間は毎月何種類も買っていて、今から考えるとよくお金があったなぁとちょっと不思議。昼食代とか交通費とかケチってつぎ込んでいたような気もします。