【コネクタ】 FDD (PC-8031)
PC-8001用の外付けフロッピーディスクユニットPC-8031シリーズのコネクタです。
これは本体側(I/Oユニット PC-8012やFDD I/F PC-8033へ接続する)コネクタで、ドライブ増設用コネクタのピン配置はまったくの別物です。
PC-8031-2Wの資料を基にしていますが、PC-8031, PC-8031-1Wも同様と思われます。PC-80S31以降は別のコネクタです。
「PC」以外の各メーカーが独自のアーキテクチャを採用した個人用のコンピュータです。
本体だけでなくオプション・周辺機器なども含みます。
PC-8001用の外付けフロッピーディスクユニットPC-8031シリーズのコネクタです。
これは本体側(I/Oユニット PC-8012やFDD I/F PC-8033へ接続する)コネクタで、ドライブ増設用コネクタのピン配置はまったくの別物です。
PC-8031-2Wの資料を基にしていますが、PC-8031, PC-8031-1Wも同様と思われます。PC-80S31以降は別のコネクタです。
5.25インチFDDで使用されているコネクタです。3.5インチFDDと3.5インチ/5.25インチ対応のコントローラではピンヘッダが使用されます。
ドライブ側がカードエッジになっているので、ケーブルにはソケットを使用します。
逆挿し防止のキーは4ピンと5ピンの間にあり(無いこともあります)ますので、カードエッジにはここに切込みが入れてあります。
基本的には標準化されていますが、ドライブによっては細部が異なることがありますので注意が必要です。
データセパレータの有無による違いやヘッドロードなどドライブ側で設定変更ができたりするので気をつけてください。
宿題になっていたYD-580 1354にデータセパレータは付いているのか、いないのか?
詳しく見ていきたいと思います。
まずはドライブにデータセパレータ回路があるか、細かく見ていきましょう。これはメインと思われる基板です。ここに載っているICの機能を1つずつ確認していきます。
まずIC1 HA16642MPですが、幸いデータシートを見つけることができまして、それによるとRead / Write Circuit for FDDとのことです。機能はヘッドのドライバと読み出しアンプで、データセパレータの機能はありません。
日立の開発者が書いた「磁気ディスク用リニアICシリーズ」という文書のブロック図でもデータセパレータは別にHA16632APというのがあるので、HA16642MPがデータセパレータ機能を持たないのは確かでしょう。
予告したとおりPC-8801mk2の分解編をお送りします。
まずはトップカバーを外します。
左奥が電源ですね。小さいように見えますが「L型」になっていて、ドライブの下をフロントパネル付近まで延びています。
右奥は拡張スロットのケージです。左右の黒いパーツはボードのガイドですが、メインボードの下からネジで固定されているのでメインボードを外すまで取ることはできません。
右側には空冷用のファンがありますが、DCファンではなくAC100Vのファンでした。
手前側のFDDは左右で取り付け方が違っています。外すときは左からとる必要があります。(外観編)でフロントパネルに赤マジックで「1」「2」と書かれていたのを憶えていますか? 左右のケーブルが反対に接続されていてドライブの順序が逆になっているようです。
今回はPC-8801mk2に内蔵されていたフロッピーディスクドライブです。
5.25インチの両面倍密(2D)のディスクドライブ、容量はフォーマットによって若干変化しますがPC-8801の最も一般的なフォーマットだと40トラック×2 (両面)×16セクタ×256 = 327680バイトとなります。
フロッピーディスクはラベル面を上にして挿入します。
右奥の四角いのがヘッド駆動用のステッパですね。
ヘッドの位置決めは原点(トラック 0)を光センサで読んでいる以外はオープンループ制御になります。
昨日「出てきそう」と書いたPC-8801は無事取り出せました。
昨日は正確な型番がわからなかったのですが、「PC-8801mk2」でした。
ドライブが黒いのはおそらくドライブ無しモデル(Model 10)に、サードパーティー製のドライブを増設して2ドライブモデル(Model 30)相当にしたのでしょう。この状態で売っているショップも結構ありました。
以前紹介したPC-8001mk2が元のPC-8001に対してかなり拡張されているのに対し、このPC-8801mk2はPC-8801から大きな変更はあまりありません。
前回のPC-80S31Kを開けてみましょう。
トップカバーを外し、左側面から見たところになります。
左側に見えている縦長のものは電源ユニットです。
右半分にはドライブユニットが見えています。ドライブ左上にはステッパ(モータ)があり、これはヘッドを移動するためのものです。ディスクを回転させるモータは反対側についています。フロッピーディスクを挿入して撮影しましたが、中央の「U」を横にしたような部分にディスクの窓が見えています。
ストレージ装置が続きますが、今回はNEC製のフロッピーディスクユニット PC-80S31Kです。
これがそのPC-80S31K、「MINI DISK UNIT」と書かれています。5.25インチのどこが「MINI」なんだと思うかもしれませんが、8インチに対する「ミニ」ですね。
これは私の高校入学のときに買ってもらったもの、それまでも学校にはあったので使ったことが無いわけではありませんでしたが、やはりテープからディスクに移行すると感動するものです。それは
昔のパソコンのカセットインターフェイスのDIN 8ピンコネクタです。
PC9801シリーズのPC-9871マウスのコネクタ、D-Sub 9ピンです。