82C51 USART
USBN9602と一緒にこれも出てきました。
東芝のTMP82C51AP-10、8251 USARTのCMOS版です。「-10」はクロックの周期が100ns(10MHz)まで短くできることを示しています。
JAPAN「9644」ECIとあることから、1996年製と思われます。
前に取り上げたMSM82C51A-2のクロックは200ns(5MHz)だったのに対して倍になっていますね。
マイクロプロセッサ・マイクロコントローラ等です。
USBN9602と一緒にこれも出てきました。
東芝のTMP82C51AP-10、8251 USARTのCMOS版です。「-10」はクロックの周期が100ns(10MHz)まで短くできることを示しています。
JAPAN「9644」ECIとあることから、1996年製と思われます。
前に取り上げたMSM82C51A-2のクロックは200ns(5MHz)だったのに対して倍になっていますね。
今回のものはPC-8001mk2を卒業して自作ROMライタが使えなくなったので替わりに調達したROMライタです。
秋月電子通商で売られていたキットAKI-ROMに若干の改造を加えています。
まず電源はPC内部から取ることにしてドライブ用の電源コネクタをつけています。コネクタとコードはおそらくは壊れたファンか何かから流用したものと思います。
もう一点はVPP=21Vに対応させたことです。以前のライタが21V専用だったこともあり、21Vのデバイスを大量に保有しているからです。
これ元々は15~18Vの電源を用い、書き込み用の12Vも降圧レギュレータで作っているので、21V対応には24V以上の電源が必要になります。手っ取り早く市販のDC-DCを使うことにしました。
今回取り上げるのはある有名なプロセッサファミリの兄貴分にあたるプロセッサです。こちらは残念ながら弟と違って無名なまま終わってしまいました。
これは日立のHD641016CP8、その8MHz版です。他に10MHz版の写真を見たことがあります。
マニュアル等を見るとMC68000によく似ています。ハードウェア(バス)もソフトウェアもMC68000を知っている人ならそう苦労せずに理解できると思いますね。残念ながら似ているだけで互換性はありません。
一方でMC68000が少なくとも当初は汎用計算機を志向していたのに対し、こちらは組み込み用途を想定しているらしく相違点も多くあります。
しばらく写真無しが続きましたが、今日から復活です。小さな箱が出てきたので開けてみたところ、ICがザクザク発見されました。これはその中の一つです。
前にPGAパッケージのμPD70216R-10を紹介したことがありますが、これはPLCCパッケージのμPD70216L-8です。これがどうしたわけかバラバラに3つも出てきました。
「R」⇒「L」はパッケージがPGAからPLCCに変わったための違い、「10」,「8」は動作クロックの違いですね。今回のものは「8841MK002」とありますから1988年製ということになります。
前回、集積されている周辺デバイスを具体的に書かなかったと思うのでデータシートから拾ってみました。
今回から数回にわたって「パーソナルなコンピュータのメモリ事情」を書いてみたいと思います。「パソコン」としないのは個人でプログラムできるコンピュータとしてもう少し広く考えているからです。
日本では上の条件を満たす最初のグループは半導体メーカがトレーニングキットとして販売したマイコンボードでしょう。本来はエンジニア向けのものですが、ホビーストが飛びついてブームとなりました。
その他アメリカからAltairやIMSAIを輸入したり、個人で自作することも多かったようです。
代表的なものをいくつか挙げてみます。カッコ内はソケット等で増設可能な最大容量です。
またもやマイナーなCPUをいってみましょう。ZilogのZ8800というものです。
これが20MHz版のZ8800、Z0880020PSCです。「ZILOG Z8」「Z0880020PSC」「SUPER8 ROMLESS」「SYSTEM ON SILICON™」「9215 DV」と賑やかなパッケージですね。
Z8800と書くとZ8001やZ8400(Z80 CPU)より上位のような気がするかもしれませんが、下位にあたるZ8シリーズの一員です。
Z8シリーズはZ80をシングルチップ化したものですが、ソフトウェアの互換性はありません。日本ではZ80のことを「ゼッパチ」と呼ぶことも多いので混同しないよう注意が必要です。
昨日に引き続きAliExpressで注文していたものが届きました。古のプロセッサです。
National SemiconductorのINS8060N、SC/MP (Simple Cost effective MicroProcessor) II と呼ばれていたものです。「II」ということは当然「I」もあってISP-8A/500あるいはINS8050と呼ばれていました。
型番からしてPICプログラマと思われますが、入手の経緯の記憶がまったくありません。
ParallaxのPIC16Cxx-PGMというボード、調べてみると想像通りPICの書き込み器でした。
さらにTechToolsというところからもPicWriterというそっくりなものが出ていて、Parallax PIC16xx-PGMをPicWriterにアップグレードするキットなるものもあるようです。
このMotorola MC6800はIntelの8080とともに最初期の8ビットマイクロプロセッサです。
MC68A00P、「A」ですから1.5MHz品で末尾の「P」はプラスチックパッケージです。1979年製でしょうか。
後にクロックジェネレータと128バイトRAMを内蔵したMC6802が作られたことは「Motorola MC6802」に書きました。
時期的には8080と大差ありません(MC6800の方が少し遅いです)が、ハードウェア的には使いやすそうです。まず電源が5V単一です。クロックも2相のものが必要とはいえ8080のような9V振幅等は必要ありません。もっともTTLレベルではなく5V一杯のスイングが必要ですが、そんなこと言えばZ80 CPUもクロックはそうです。