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呼び鈴を取替え


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以前アイホンから交換した無線式の呼び鈴、いつの間にか鳴らなくなっていました。

X10(A) 表側
これが押しボタン、防滴構造なので屋外設置もOKです。さすがに3年半も経つので樹脂が黄色く変色してしまっています。

X10(A) 裏側
裏側はこんな感じです。

こちら面は台座にセットしてあったのでほとんど変色はありませんでした。

電池交換は下のネジを外して行ないます。

裏蓋を開けたところ
とりあえず裏蓋を開けてみました。ここまでは電池交換でふつうに開けるところです。

2つのロータリスイッチはID設定のためのもの、混信防止のために変更できるようになっています。出荷設定のまま使っている人が多いと思いますのでうちは変更しています。

赤いボタンはメロディ変更です。

電池ホルダ
電池は左側のフックに引っ掛けるのですが、右の金属部品かフックが変形したらしくすぐに外れてしまいます。電池の上に詰め物をして時間を稼いでいる間に同じものを注文しました。

このシステム、複数の発信機(ボタン)と複数の受信機を組み合わせて使えます。すべてを同じIDにしておくとどのボタンを押してもすべての受信機が鳴り、送信機ごとにメロディを異なるものにしておけばどのボタンが押されたかもわかります。

うちでは発信機を玄関に1つ、受信機は3箇所に設置しています。幸い同じものが入手できたので発信機だけの交換で済みました。発信機だけなら千円しないので交換一択です。

不要になったものをさらに分解してみます。この先の分解には「T7」が必要です。

さらに分解
さらに分解してみました。

ボタンは左のグレーのゴムで、周囲の円形部分が外装と基板に挟まれて防滴になるようです。

右側の基板はまだ樹脂パーツと一体になっていますので2つのネジを取りツメを外して分離します。

基板 表側
CANパッケージのR315Aは何でしょう? 型番で探すと315.00MHzのSAW Resonatorのようです。

14ピンSOPがメインのパーツと思われますがマーキングも無く詳細不明です。

右下の8ピンは24C02BN、EEPROMでした。

基板 裏面
中央の2つの円形パターンが目立ちますね。ロータリスイッチは独立したパーツではなくこのパターン上を接点が回転する構造になっていました。

その上にトランジスタらしきものがありますが、R315Aの裏側にあたりRF部と思われます。ずいぶんシンプルですが、どんな変調かけているのでしょう?
L1の先から外周を左中央付近まで延びている太いパターンがアンテナです。

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