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半導体

LQT-100KX

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探し物をしていたらまた色々なモノが出てきました。

ということで今回はコレ。


京セラのLQT-100KX、分周回路を内蔵した水晶発振器です。

水晶発振器モジュールなど無数にある中、このシリーズの特徴は周波数がやたらに低いことにあります。例えばこのLQT-100KXの出力は 12.5kHz, 25kHz, 50kHz, 100kHz で、シリーズの中ではこれでも高い部類です。

低いものではLQT-50X-3が 12.5Hz, 25Hz, 50Hz、LQT-60X-3は 15Hz, 30Hz, 60Hz です。これは電源同期式だったものの置き換えに良さそうですね。

これ原発振はどれくらいなんでしょう?

時計用に32.768kHzがあるので100kHzくらいならそのまま行けそうですが、50Hzなどはもっと上で発振させて分周かな。

27CX642

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今回のものもTMS7000と一緒に買ったものになります。


ICT 27CX642、8x×8bit構成の高速UV-EPROMです。

少し前にTwitter(現X)で27CX322を見かけて資料探したりしていたのですが、類似品で容量の多いこれを見つけて買ってしまったのでした。

容量は一般的な2764と同じですが、ピン数は4本少ない24ピンとなっており、バイポーラPROM互換とのこと。電源(2), アドレス(13), データ(8)で23本、残り1本がCSです。

MC145163

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えー、今回も最近入手したデバイスになります。


MotorolaのMC145163Pです。キズが多いことからわかると思いますが中古品です。

これはMC145106MC145157などと同じPLL用のICです。2つの分周器と位相比較器を持っていることも一緒です。

基準クロック用の分周器は1/512, 1/1024, 1/2048, 1/4096の切り替え式になっています。

メインの分周器は1/3~1/9999です。1/9999からわかる通り入力はBCDコードになっています。これはマイコンなどではなくサムホイール(サムロータリ)スイッチなんかを前提としているんでしょうね。

BBD

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ちょっと珍しいデバイスが出てきましたので今回はそれについて書いてみたいと思います。


それがこのMN3208、8ピンですが少し変わったパッケージですね。14ピンの内側6ピンを抜いたようなものです。

これはBBD(Bucket Brigade Device)と呼ばれるオーディオ用の遅延素子です。原理は...... 大雑把にアナログ値を扱えるシフトレジスタといったところでしょうか。大量のコンデンサを並べて電荷を順に転送していくことからBucket Brigade(バケツリレー)と名付けられました。

MN3208は2048段でクロックは10~100kHzなので遅延時間は10.24~102.4msとなります。えっ、計算が合わないって?

2相クロックを用いて1つおきに空にしている(でないと転送できない)ためです。

3SF11を動かしてみた、はず

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以前3SF11を動かした記憶があるのでその時の記事を探していたら......

どうも若干の写真を撮っただけで記事など書いていませんでした。ファイルのタイムスタンプによると4年前のようです。今回はその写真と記憶をたよりに書いてみたいと思います。


これがその時に作った実験ボードです。

こういう実験ならブレッドボードの方が良さそうに思いますが、かなり足を曲げないといけません。持っている数も少ないし追加調達も難しそうなのでデバイスにあまり加工を加えたくありません。実際このボードでも足そのままソケットに挿せるようにしています。

TS68483A

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16C450, Am2901に続く3つ目、まとめて「ついで買い」できるものを探していたところこれが目にとまりました。


STMicroelectronicsのTS68483A、この型番どことなくHD63484 ACRTCに似ていると思いませんか。

それで気になってデータシート探してみたところ、Advanced Graphic and Alphanumeric Controllerというものでした。M68000系のような型番ですが探しても「TS」以外のプレフィックスのものは見当たらないのでSTM(かその前身企業)がオリジナルのようです。

16C450

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これまでMC6850, 8251, Z80 SIO/DART, SCN2651など様々な調歩同期シリアルを動かしてみましたが......

超有名な8250系は使っていないな、と思って買ってみました。


VLSI Technology社製のVL16C450です。これは中古品なのでハンダの跡が見られますね。

VM39S5G-12.800

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これ以前から気になっていた発振器で、すぐに使うあてはありませんが試しに買ってみました。


VM39S5G、温度補償タイプの水晶発振器、水晶振動子の温度特性を温度センサとRC回路によって補正して周波数安定度を高めた水晶発振器です。

これは12.8MHzのものですが、トリマと外部電圧でわずかに変えられるようです。


上面左上の丸穴の中にそのトリマがあります。

TI TMS9928

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今回のものはMSXなどに使用されたTMS9918 VDP(Video Display Processor)のバリエーションの一つです。これ、いつ何を考えて買ったんだったかな?


TIのTMS9928AN、シンガポール製です。デートコードは9209と8227のどちらかな?

TMS9918のバリエーションの一つと書きましたが、どんな種類があったのでしょう?

違いは主に2ヶ所ありました。

一つ目は出力形式の違いです。TMS9918はNTSCコンポジット出力でした。このTMS9928はこれをRGB(厳密にはY, R-Y, G-Yの色差)出力に変更したものです。さらにTMS9928をPAL用の625ラインにしたTMS9929があります。

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