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半導体

16k DRAM

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こんなものも手に入れてみました。

uPD416C-1
NEC製のμPD416C-1、かなり古い16k×1bitのDRAMです。

×1品なので通常は8つ並べて16kBの構成とします。NECのパソコンPC-8001ではこれが8つと増設用にソケットが8つ実装されていました。標準で16kB、ソケットに増設すれば32kBとなります。

「-1」のマーキングは他とちょっと違っていますが、おそらくパッケージング後に測定してランク分けしたためではないかと思います。

NEC uPD7220 GDC

ちょっと変わったものを入手したので今回はNECのμPD7220を取り上げてみます。

uPD7220AD
PC-9801F2を分解したときに撮った写真を拡大したのでちょっと見難いですが、NECのμPD7220AD GDC(Graphics Display Controller)です。

先日のEF9367のすぐ後に登場したこれは直線だけでなく円弧の描画機能を持っています。

PCM56P

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以前PCM58Pを取り上げましたが、さらにPCM56Pも出てきました。

PCM56P
Burr-BrownのPCM56P、2つありました。

マーキングはかなりビジーになっています。1987年の日本製ですね。右下の「J」は他と若干色が異なっていますが、おそらく後から実測して選別しているのでしょう。

これはオーディオ用シリアル入力の16ビットのD/Aコンバータ、1チャンネルのものなのでステレオ用に2つあるのは自然なことですね。電源はロジック系とアナログ系がそれぞれ5~12Vの正負電源が必要です。PCM58Pと異なりビット重みの微調整はMSBのみとなっていて、ピン数は16と少なくなっています。

RCA CDP1823

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去年買ったまま忘れていたデバイスを発見、CDP1824Eの同類です。

CDP1823CE
RCAのCDP1823CE、型番からわかるとおりCDP1802ファミリの一員です。これもSRAMでCDP1824より番号は若いですが容量はこちらの方が上で128×8bitの1kbitあります。

マーキングが少し傾いているようですが、古いものではよくある事ですね。ロゴマークも通常フォントで「RCA」とあるだけであっさりしています。

左のピン跡のところは顔のようになっています。もちろん顔文字ではなく山の向きと点の数で何かを表しているのだと思いますが、それ以上は不明です。

1ピンマークも数字の「1」がエンボスになっています。

Z8036

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Z8036は以前「Zilog Z8036/8536 CIO」で取り上げましたが、最近さらに入手していました。

Z8036B1
SGSのZ8036B1、イタリア製です。5桁のコードはよくわかりませんが1988年製でしょうか?

このSGS製というのはあまり見かけませんが、以前Z80 SIO/DARTのところでZ80 SIO/0を出しました。

あのSIO/0はMAA-1に載せて動かしていましたが、最近死んでしまっていたのがわかりました。

あれはツルツルパッケージでしたが、これは梨地になっていますね。

最近買った6850たち

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いろいろあって6850 ACIAを追加で調達しました。
もう十分かな、でも珍しいのを見つけたらまた買ってしまいそう。

HD63A50P
これは日立のCMOS版、1.5MHz品のHD63A50Pです。

SBC6809, SBC6800を作るときに買ったものです。何個か持っているはずでしたがすぐに出てきそうもなかったので買ってしまいました。

怪しいHM6264

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最近手に入れたHM6264ALSP-12が明らかに塗りなおしましたという怪しい代物だったので手持ちを並べてみました。

HM6264(300mil)
一番上は約30年前に国内で入手したもの(秋月だったように思いますが確証はありません)、Z80ボード3号機に載っていたものを撮影のために拝借してきました。「L」が付かないので低消費電力版ではありませんが、バッテリバックアップしないのであれば関係ありません。1986年製のアクセスタイム150ns品です。

Intel 1702A

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まさか手に入るとは思っていなかったものですが、少し前に入手しました。

Intel B1702A
IntelのB1702A、最初期のUV-EPROMです。ガラスがすりガラスになっているのと上から貼ってあるのが最近のものとは違いますね。これはCERDIPですが他に白いC1702Aもあって、本当はそっちが欲しかったのですが...

世界で最初に商品化されたUV-EPROMは1971年にIntelが発表した1702でした。容量は256×8bitの2kbitで、初めての消去可能なPROMだったはずです。

この1702Aはその改良版で、書き込み条件が若干緩和されています。

TI TMS9900

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D8251Aはついでに買ったと書きましたが、その時の本命だったのがこのデバイスです。

TI TMS9900JDL
Texas InstrumentsのTMS9900JDLというプロセッサです。「7906」とありますから1979年製ですね。

64ピンの巨大なパッケージです。しかも結構薄いのでうっかり割ってしまいそうで怖いです。

このようなセラミックパッケージではピンは側面にロウ付けされているのが一般的ですが、これは上面に付けられています。ピンは金メッキのようですが40年近い年月のせいでかなりボロボロになってしまっています。

さて、これはTIのミニコン 990シリーズをIC化したものです。

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