メモリ基板: DPSRAMを使った理由

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前回に引き続きメモリ基板についてです。今回はDPSRAM構成になった理由を書いてみたいと思います。

これまでに検討した方式には次のようなものがあります。

  1. SRAM only
    一番最初に考えたのはSRAMのみを使うものです。256kbit(32k×8bit)SRAMを2つ使えば多くの8ビットCPUのメモリ空間を満たすことが可能です。これをROMエミュレータと同様に切り替えて使います。ターゲットと同時にアクセスすることはできませんので、アクセスするときはターゲットCPUをリセットしておきます。
    ターゲットとして特定のCPUを想定しないのでZ80のBUSRQWAITのような信号を使ってアービタを実装するわけにはいきません。

    起動させるだけならこれでも構いませんが、何らかのモニタを動作させようとすると最低限コンソールが必要です。

メモリ基板

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作りかけで何度も中断し放置してきたメモリ基板がやっと動き出しました。

メモリ基板
これ構想しはじめたのは何年も前、製作に着手してからでも半年近く経過しています。一気にやれば大して配線量はないんですけどね。

ここでも紹介しているように歴史的なプロセッサを多数持っていますし、珍しいのを見かけて買ってしまうことも多くどんどん増えています。できれば単なるコレクションではなく動かしたいと思っているのですが...

今時のマイコンは高速なので、周辺回路(最低限メモリとUARTなど)をエミュレーションさせる方法もあります。AVRマイコンなどのGPIOをターゲットのバスに直結してあとはソフトウェアで処理するわけです。これはこれで面白いとは思いますが、個人的にはちょっと違う気がします。

ジャンク基板

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ハムフェア2019シリーズも今回で最後です。

ジャンク基板1
売れ残っても持ち帰るのが面倒なものは最終日の午後ともなると「タダ」になることも多いです。それでつい貰ってきてしまったものがいくつかあります。

1枚目はこれ、マイコン系のICがいくつかあったのが選んだ理由です。中央部にある大きな(600mil幅)ものは上からMSM2128-15, μPD8255AC-5, μPD8253C-5です。周囲には74LSシリーズ・74Sシリーズが並んでいます。

MSM2128は2k×8bitのSRAMです。

Takeda Riken TR4941

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ハムフェアではAF-9702の他にもう1台ROMライタを買ってしまいました。

TR4941
タケダ理研 TR4941、AF-9702と同時代の製品のようです。ちなみにタケダ理研は現アドバンテストです。

ソケットはどちらも24/28ピン対応、LED表示も似ていますしキーパッドも配置は異なるもののほぼ一緒ですね。

Ando AF-9702

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前回に引き続き、ハムフェア2019の戦利品です。

AF-9702
Ando AF-9702、スタンドアロンで使えるROMライタですね。

この手のは大学の研究室や勤務先で使ったことはありますが、自宅に迎え入れるのは初めてです。これ本来はかなり高価ななずで、個人的にはコスト重視で自作キットUSB簡易タイプなんかを使ってきましたから。

ハムフェア 2019で買ったもの

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昨日今日とハムフェアに顔を出したのでその戦利品を数回にわたって見ていきたいと思います。

最初は入場するなり買ってしまった漬物石ではなくドライブです。

HP C5713
下敷きは1cmの方眼ですからかなり大きいことがわかると思います。5.25インチサイズで高さは一般的な光学ドライブの倍、約8cmほどあります。昔はこのサイズのHDDも持っていましたが、あれはさすがに手放してしまったようで最近見かけません。

前面が激しく壊れていますが、欲しかった部分は無事そうだったので即決で購入しました。まぁタダ同然だったので悩まなかったのですが、このあとこれを持ち歩く羽目になったのは失敗でした。

ダイヤル

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本サイト初回は600A型電話機でしたが、実はダイヤル部分だけも持っています。

ダイヤル
グリーンのダイヤル、回してみると回転の遅い10PPSタイプでした。

いつものことですが、これもどこで入手したのかは記憶にありません。

裏側
これが裏側、機構部分は透明のカバーで覆われていましたが外してあります。

RCA CD4050

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これ、eBayで買い物をしたらおまけで付けてくれたんですよ。

CD4050BE
RCAのCD4050BE、そうオリジナルメーカのRCA製のものです。

同じメーカのものだけあってCDP1823とよく似ていますね。こちらのマークは点が4つもあるので顔には見えません。というより前のCDP1823のができすぎでした。

さて、この4050は非反転タイプのHex Buffer/Convertersです。必要なピン数は6×2+2 = 14ですが、16ピンのパッケージに入っています。

反転タイプの4049を昔使ったこともありましたが、ピン配置に疑問を持ちつつもそのままになっていたのですが...

今回データシートを読んでいたところ理由がわかりました。

Accelerated-X

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昔使っていたXサーバのマニュアルも出てきました。

マニュアル
386bsd, FreeBSD, Linux などのPCのUNIX系OSのグラフィック環境としてはX Window Systemを使用するのが一般的です。X Window System自体はオープンソースで、PC用の実装であるX386, XFree86ももちろんオープンソースです。

私も386bsdを使い始めた時からX386 ⇒ XFree86を使用していました。

これ(正確にはその中のXサーバ)はグラフィックスハードウェアに依存したソフトウェアです。最初のころはPCのグラフィックスハードウェアの仕様は公開されていたので問題はありませんでした。

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