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ダイヤル


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本サイト初回は600A型電話機でしたが、実はダイヤル部分だけも持っています。

ダイヤル
グリーンのダイヤル、回してみると回転の遅い10PPSタイプでした。

いつものことですが、これもどこで入手したのかは記憶にありません。

裏側
これが裏側、機構部分は透明のカバーで覆われていましたが外してあります。

写真上に見えている真鍮色の円形の部品はダイヤルが戻るときの速度を一定に保つ機構と思われます。ダイヤルのパルスはダイヤルが戻るときに送出されるので、速度が変動するとパルス間隔も影響を受けてしまいます。

そのすぐ下の歯車はダイヤルが数字2つ分進むごとに1回転します。写真ではよくわかりませんが歯車の上にダイヤルが戻るときのみ回転する円盤があり接点を開閉します。

左下の端子台から延びているレバーがその接点です。

中央に見えている歯車はダイヤルと一緒に回ります。カムになっていて左側の接点を開閉し、回っている期間がわかるようになっています。

このようにパルスの送出はすべて機械的に行われます。

「D-60 (W)」というのは型番でしょうか、その下には「NEC」ロゴも見えます。

コネクタ
コネクタ部分はバラの3ピンです。

色は一緒ですが黒い線の入っているもの・破線が入っているものと区別できるようになっています。

分解編に載せた回路図にも「黒連続標線のある心線(D1)」「黒断続標線のある心線(D3)」などとあります。

ダイヤル中央
ダイヤルの中央は紙を入れられるようになっています。最初の写真でもいろいろ書かれた紙が入っていましたね。

金属のリングを外して紙を抜くとこんなになっていました。

左右の四角い穴はリングを固定するツメのため、上下の丸い突起は中の紙が回転しないためのものです。専用の切り欠きのある紙が付属していました。


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