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安定化電源(可変式)


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前の安定化電源(切替式)は乾電池の代替のためのものでしたが、これは様々な実験にも使えることを目指したものです。


これは今でも時々使用しているもので、電源を入れた状態で撮影しました。

左のシーソースイッチはAC一次側のスイッチ、通電時には緑LEDが点灯しますが、よく考えたら電圧計の表示で通電はわかるので要らなかったですね。
中央上の電圧表示は出力電圧を測定して表示しています。
下はもちろん出力端子です。
右は電圧調整ツマミで多回転タイプを使用しています。


背面にはACインレットとヒューズがあります。電源コードはインレットにすることで穴断面からの保護などを不要にしています。
中央はパワートランジスタ2N3055とヒートシンク、電源の自作では定番のデバイスです。


電源トランスを使っていますが、スイッチング電源を入れたほうが安かったかもしれません。


安定化回路は何かのキットを使用しています。LM723使用で0Vまで絞れるものを選んでいます。


電圧計回路は秋月電子のキットを使用しています。そのままだと出力端子や底板と干渉するためかLEDの下で基板を切断してずらしていますね。切り易いようになってはいましたが、何本かの線は繋ぎなおす破目になってしまいました。
電源はメインの平滑直後(安定化後は最悪0Vまで下がるので)から取り出して作っています。

この電源はそれなりに便利で現役ですが、いくつか不満も無いわけではありません。

  • 出力を出さずに電圧調整ができない
  • 電流制限を可変にしたい
  • 電流計も欲しい

などなど。

これらの点を改良したモノもほぼできているのですが、最後の組み立ての直前で止まっています。
これもそのうち紹介したいです。


コメント

後付けポンの定電流・電流リミット LM317で電流制限がある程度できたら便利ですね。出力端子にナマでハメハメして定電流源として。

723を使っているので一応リミッタ持っているのですが、定電流として使えるかは未確認です。
下から2枚目写真に見えている半固定VRがそうです。

作りかけのままになっている次回作(https://electrelic.com/electrelic/node/491)では使えることを前提にパネルを作っていました。

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