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電流計付き安定化電源 (パネル編)


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作りかけの安定化電源が出てきました。今回はそのパネル周りです。

前面パネル 表側
まずは前面パネルです。

上の窓には4桁の7セグメントLED表示器が2つ、電圧計用と電流計用です。
その下は左から電源スイッチ、電圧調整用のツマミ、電流調整用のツマミ、出力端子になります。「安定化電源(可変式)」の最後で少し書いていた改良版なのですが、「出力を出さずに電圧調整ができない」点の改善は盛り込まれていませんでした。出力端子の上に少し空間があるのでもしかしたら追加するかもしれません。

表示器の穴はフライスマシンで開けたはずなのですが、あまりキレイではないですね。

前面パネル 裏側
裏側はこんな感じになっています。

上の基板はLED表示器ですね。ここにはLEDのみでパネルメータの回路は後ろにもう1枚基板が付きます。下のポテンショメータがなければ1枚の基板に全て載せられたように思うのですが...

ポテンショメータとスイッチの配線はまだ(スイッチの黄と黒の線はLEDパイロットランプの配線です)ですね。

スイッチの角穴はRがあると嵌められないので表示器と同様にフライスマシンで開けてから角をヤスリで削っています。この穴は少し歪でも隠れるので丁寧に開けなくても平気です。

背面パネル 表側
続いて背面のパネルです。

この電源はスイッチング方式ではないのでかなりの発熱が予想されます。パワートランジスタは電源では定番の2N3055を2つ、放熱器に取り付けています。このトランジスタのケースはコレクタ端子を兼ねていますが、パネル自体はGNDに接続予定なので絶縁が必要です。

AC入力はインレットを使用し、ヒューズホルダも取り付けています。

背面パネル 裏側
裏側ではトランジスタの配線が1本だけ(おそらくはベース)してありました。

インレットには大きなRがついていたので前面のスイッチのような加工は不要でした。形状は上側の角が落とされた六角形ですが、穴は面倒なので四画で開けています。量産品なら作業者が逆に取り付けないよう配慮する必要もあるかと思いますが...
あとこのインレット、ファストン端子になっていますが直接ハンダ付けするつもりです。

次回はパネルメータ周りの基板を見ていく予定です。


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