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水銀体温計


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二晩寝たらとりあえず復活。昨日「体温計」と書きましたが、あれこそ電子化で遺物になったものですね。

体温計
うちでまだ現役の体温計、どう見ても水銀体温計です。

写真では見にくいかもしれませんが35°Cの左(34.9°C付近)まで銀色が来ているのがわかると思います。角度によって見えたり見えなかったりするのでなれないと使いにくいかもしれません。

それから測定には時間がかかるのが欠点ですね。測定する対象物(人体)と温度平衡になるのを待たないといけないからです。これは電子体温計でもそうなのですが、最近の多くの電子体温計は温度の変化率から計算で予測しているので短時間で計れるように見えているだけです。

裏側
裏を見ると「仁丹平型体温計」とあり、あの清涼剤と同じ森下仁丹の製品でした。

水銀の問題で製造中止になっており、入手は難しいようです。

ケース
これはケースに入れたところ、紐が付いているのは回転させるためです。

水銀体温計は機械的に一種のピークホールドになるように作られています。一度上がると温度が下がってもそのままになるので、使い終わったら水銀を戻さなくてはなりません。手っ取り早く振ってもいいのですが、ケースに収めてこの紐を使って回転させ遠心力で戻すのです。
この時どこかにぶつけると、ガラス製で破損のリスクがあるので注意が必要です。壊すと水銀が出てきてしまいますから、後始末が大変です。

体温計を壊した記憶はありませんが、こんなことがありました。
中学か高校の頃(さすがに小学校ではないと思います)、実験の時間にビンに入った水銀を見せてもらったことがあります。「絶対にビンから出すな」と言うことだったのですが、誰かが床に落として割ってしまい飛び散ってしまったのです。先生は専用の器具(鋏の先がスプーン状になったもの)を持ってきて回収したのですが大変そうでした。
家だったらハガキなどで地道に掬うしかなかったでしょう。
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