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RCA CD4050


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これ、eBayで買い物をしたらおまけで付けてくれたんですよ。

CD4050BE
RCAのCD4050BE、そうオリジナルメーカのRCA製のものです。

同じメーカのものだけあってCDP1823とよく似ていますね。こちらのマークは点が4つもあるので顔には見えません。というより前のCDP1823のができすぎでした。

さて、この4050は非反転タイプのHex Buffer/Convertersです。必要なピン数は6×2+2 = 14ですが、16ピンのパッケージに入っています。

反転タイプの4049を昔使ったこともありましたが、ピン配置に疑問を持ちつつもそのままになっていたのですが...

今回データシートを読んでいたところ理由がわかりました。

CD4049, CD4050はCD4009, CD4010の改良版です。CD4009, CD4010はCMOS ⇒ TTL/DTLへのロジック電圧変換に使えるように、入力側の電源VDDと出力用の電源VCCが別に用意されていました。

そのため15ピン必要で16ピンのパッケージになりました。

なぜNCを13ピンという半端なところにしたのかは依然不明です。

CD4049, CD4050では入力側電源が不要になったのですが、そのまま差し替えられるようにVDDのピンをNCに変えただけで他のピンはそのままにしました。このNCピンは内部接続がなく、旧来の回路のままVDDが接続されていても支障ありません。

裏側
裏側にはよくわからないマーキングがあります。スタンプのような感じですが意味は不明です。

最初の写真にでも見えますが、左側にバリのようなものが出ていて一部が欠けています。

参考文献・関連図書: 
CD4049UB, CD4050Bデータシート, RCA.
CD4009UB, CD4010Bデータシート, RCA.
関連項目: 

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