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半導体

V20/V30の周辺デバイス

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V20/V30の周辺デバイス(クロックジェネレータとシステムコントローラ)です。これくらい内蔵してくれても良いのではと思うのですが、8086/8088の時代には難しかったのでしょうね。

uPD71011C
μPD71011CはClock Pulse Generator / Driverと呼ばれ、システムクロックの生成とリセット・レディ回路が含まれています。クロックのデューティはV20/V30向けの1:1となっています。手元にあるデータシートによると型番の末尾には「-8」か「-10」が付いているはずなのですが無いですね。8MHzで使用予定なのでどちらでも構わないのですが。

Motorola MC68008

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これはパソコンユーザには知名度の低いデバイスですね、兄にあたるMC68000が機種名に使われたりして有名なのとは対照的です。

MC68008P8
これはMC68008P8、「P8」はプラスチックDIPの8MHz版であることを示しています。

MC68008はMC68000のデータバス幅を16bit⇒8bitにすることによってパッケージを64ピンから48ピンに減らして小規模システムに使いやすくしたものです。データバスで減ったのは8ピンですがパッケージは16ピンも少なくっています。ピンの増減をまとめてみましょう。

TI TMS9995

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また注文していたICが届きました。

TMS9995
Texas Instruments (TI)のCPU、TMS9995です。マーキングが綺麗過ぎてちょっと不安になるくらい、早く動かしてみないといけませんね。

このTMS9995は日本ではトミーのパソコン「ぴゅう太」に搭載されていたことで有名です。あの日本語BASIC搭載のぴゅう太です。
当時盛んに「16bit graphic computer」と宣伝されましたが、これを16ビット機と呼んで良いのか違和感を感じていました。そのときの根拠はおそらくTMS9995のデータバスは8ビットなのに16ビットと称するのはおかしい、だったと思います。

そこでCPUを何ビットと呼ぶべきか、代表的なCPU/MPUについて関係しそうなビット幅をまとめてみるとこんな感じになりました。

UM6502

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今回もAliExpressで発注していたモノです。


これは6502、大昔のCPUです。Apple IIとかPET-2001、VIC-1001といったパソコンに使用されたことで有名です。

どれも所有したことはありませんが、中学のときに技術科準備室にPET-2001がありました。あの頃6502のアセンブリ言語で遊んでみれば良かったのですが、当時は一緒においてあったPC-9801Fやベーシックマスターレベル3ばかり使っていました。結局あれから30年以上経って再会できたというわけです。

74C915 7-Segment to BCD Converter

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Tandy 200 (分解編)を予定していたのですが、発注していたモノが納品されましたので先に紹介したいと思います。


前にμPD70108 (V20)をAliExpressで購入したと書きましたが、前から使ってみたくて(でも入手できなかった)デバイスがいろいろと出品されているとわかりいくつか注文していました。

Intel Pentium II

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Slot 1のCPUはあまり買った記憶が乏しいのですが、Celeronに続いてPentium IIも出てきました。


「80523PY400512PE」が型番で「80523」が第二世代(Deschutes)を表します。うしろの「400」がクロック400MHzを、「512」が2次キャッシュメモリのサイズ512kB(80523には512しかないですけど)を示します。

Celeronと異なり基板部分がゲームカセットのようなカートリッジに入っているのが特徴ですね。

MC6850 ACIA

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6800シリーズの非同期シリアルの石、MC6850 ACIA (Asynchronous Communications Interface Adapter)です。


これは日立製の2MHz品HD63B50Pです。「68」ではなく「63」なのでCMOS版になります。

ライバル?のIntel 8251 USARTが非同期・同期両用だったのに比べるとスペック的に見劣りがしますが、実際には非同期だけで十分な場合が多かったです。それに同期が使いたければ姉妹品でMC6852 SSDA (Synchronous Serial Data Adapter)という同期専用のがあったようですからそれを使えばよいのです。両者を切り替えて使うことなど殆ど無いはずです。

16k SRAM

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今日はSRAM、8ビット幅初期のモノです。


最初は日立のHM6116LP-2です。2k×8bit構成で、小さなマイコンシステムではRAMはこれ一つで済みます。2kバイトもいらないからといって小容量のものを選ぶとたいてい×1や×4bit品なので複数個必要になってしまいます。

初めて作ったマイコンボード(⇒Z-80ボード 1号機)のRAMも確かHM6116LP-3でした。1983年当時で一つ1,000円以上して、単価の最も高い部品だったはずです。

CS8401とCS8411

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これらのデバイスはS/PDIFのトランスミッタとレシーバです。


前にMDS-S30の項で光デジタルの部品を買ったと書きましたが、その一つがこれです。他に光コネクタ(発光・受光素子内蔵)も買った記憶がありますので、そのうち出てくるでしょう。

写真上のCS8401-CPがトランスミッタで、下のCS8411-CPがレシーバです。どちらもパラレルのCPUバスを持っていますが、他にCPU無しで使えるCS8402, CS8412というのもあります。
いずれにしてもオーディオデータ自体はシリアルなのでPC等に接続してオーディオデータのやり取りをするためにはシフトレジスタと適当なFIFOを用意する必要があり、検討中に製作意欲が失われてそのまま放置されることになってしまいました。

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