ASのNanoprocessor対応
カテゴリー:
1820-1692も例によって適当な開発環境が見当たりません。
というわけでCP-1600のときと同様にASのコードジェネレータを書いてみました。CP-1600同様これも書式は簡単で命令数も少なく、着手してから半日ほどでテストも含めて書けました。
現時点のパッチなどをhttps://electrelic.com/pub/asl-Nanoprocessor-20220616/に置いておきます。
- asl-1.42bld223を展開してそのトップディレクトリで
patch -p1 < Nanoprocessor.patch
でパッチを当てます。 - バイナリファイル
t_nano.ori
をtests/t_nano
にコピーします。
後は普通にビルドできるはずです。
HP 1820-1692
Platform Cable USB(パチもん)
カテゴリー:
TwitterでCPLDの話題が出ていたので買ったまま放置していたPlatform Cable USBのパチもんを引っ張り出してみました。
雰囲気は純正品に似ていますが違います。
以前作ったAltera/Xilinx両用PLD書き込みアダプタはパラレルポート(USBの変換は使用不可)が必要で、対応PCの維持が難しくなるだろうと約5年前に買ったものです。
自作アダプタもこれも用意はしたもののPLDを個人的に使う機会が無くほぼ未使用です。自作の方は職場に持っていって動かした気もしますが、これは完全に未使用(静電防止袋の封も切ってませんでした)です。
КР1016ВИ1
カテゴリー:
今回もまた買ったまま忘れてたデバイスになります。
「КР1016ВИ1」キリル文字なのでどう読んでよいか困りますが、英字だと「KR1016VI1」になるようです。
でもそんなことより気になるのは左右の大きな穴ではないでしょうか。
断面の様子からは後からエンドミル等で切削したのではなく成形の時からこの形状らしいことがわかります。一体何の目的でこんな形状になっているのでしょう?
最近のお買い物(2022/5)
カテゴリー:
なんか暑い日が続いていましたが今日はちょっとひと段落、でも明日から6月でそろそろ衣替えの季節ですね。
「汗水垂らして」なんて言葉もありますが回路基板に汗は厳禁、エアコン効かせてこまめに拭っていてもちょっとした隙にポタっがあるのでこれからは注意しないと...
NetBSDマシンに6TB HDDを追加した話
カテゴリー:
とあるパーティションが手狭になってきたので6TB HDDを追加しました。
これは元々容量に余裕のあったNASに置いていたのですが、小さなファイルが大量にあるという条件のためかNASのパフォーマンスがあまり出ていませんでした。そこで余っていた(NASトラブルでTS-410から外した)2TBのHDDに移していたのですが、遂に使用率が容量の80%・i-nodeの95%に達してしまい増設することにしました。
2TB→6TBと容量は3倍ですが、容量当たりのi-nodeを倍にする予定なので実質4倍近くになります。
ということでNASでも実績のあるWD Red PlusシリーズのWD60EFZXを調達しました。
EMILY Board Rev2
カテゴリー:
EMILY Boardの基板化では数点間違いがあったのでその修正と、16ビットバス拡張用のEMILY Board +8の追加のために発注していたプリント基板が出来てきました。
早速1枚ずつ組み立ててみました。
プロセッサボード無しでコンソールから両方のメモリが読み書きできるか確認したところ問題なしです。
続いてプロセッサボードを接続してみます。
ちょうど手近にあったのがCDP1802ボードだったのでそれを使いました。いつものようにUniversal Monitorをロードして実行してみますが動きません。
HN61256Pを読んでみる(その2)
カテゴリー:
前回正常に読めていないものがあったのでその理由を考えてみます。
- アクセスタイムが間に合っていない
2つだけというのが引っ掛かります。念のためにオシロスコープでも確認してみましたが十分に余裕がありました。 - 正しく読めているのだがエミュレータがうまく扱えていない
GIMPで表示させてみても同様のパターンなのでエミュレータのせいではなさそうです。 - 外したROMなのでピンが汚れている
ピンには(融かしたばかりの)ハンダが付着していて長年放置して錆びているよりはよほど状態は良さそうです。こてを当て直してみたりしましたが特に変化はありません。
ここでデータシートのある記述を思い出しました。
HN61256Pを読んでみる(その1)
カテゴリー:
予告通り外したHN61256Pを読んでみた話です。
読むためにこのようなHN61256リーダを製作しました。
通常このようなマスクROMを読むときはピン互換のUV-EPROMとしてROMライタで読んでしまいます。シグネチャ機能を切り、書き込み動作を行わないよう注意すれば、まず問題はありません。
ピン互換なデバイスが見つからない時でも簡単な変換アダプタを作れば大抵読むことができます。