現在地

半導体

IDT7134 Dual Port SRAM

テーマ:

カテゴリー:

今設計中の機器で使おうと思って調達したメモリです。

IDT7134 DIP
IDT製のIDT7134SA35P、デュアルポートRAMという種類の特殊なRAMです。容量は4k×8bitと前時代的な小ささにもかかわらず、48ピンDIPという大きなパッケージに入っているのはその特殊性ゆえで、「デュアルポート」の名のとおり電源以外のアドレス・データ等の信号が2つずつあるのです。

SED9420

テーマ:

カテゴリー:

今回のデバイス、昔は単独のICでしたがコントローラに内蔵されるようになり、現在では用途そのものが無くなりつつあります。

SED9420C
これはSED9420C、フロッピーディスク用のデータセパレータのICです。

Motorola MC68882

テーマ:

カテゴリー:

今回はXC68030とよくペアで使われたFPUです。

MC68882
これがMC68882RC25A、PGAパッケージの25MHz版です。他にPLCCとQFPのものが出ていたはずで、PLCCは持っているかも。

MC68882は以前紹介したMC68881の改良版でピン配置も命令も互換です。基本的に挿し換えればそのまま使えるはず。「基本的に」と書いたのは、未確認ですがFSAVE, FRESTORE命令でスタックに積まれる内部状態は異なっている可能性があり、これを直接操作するようなソフトウェアは影響を受けるから。そんなソフトウェアが実際にあるかは疑問ですが、デバッガとかであればフォーマット番号くらいは参照していても驚きません。

Zilog Z8001 CPU と CP/M-8000

テーマ:

カテゴリー:

昨日に引き続き、今日も珍しいCPUを紹介します。

Z0800106PSC
これがZilog製のZ0800106PSC、Z8000 CPUです。Z8000にはセグメントに対応し64kBを超えるメモリ空間をサポートするZ8001と、セグメント非対応(メモリ空間は64kBまで)のZ8002があり、これはその前者ですね。それの6MHz版、48ピンのプラスチックDIPです。

NS32016

テーマ:

カテゴリー:

珍しいプロセッサNS32016を見つけて買ってしまいました。

NS32016N-10
National Semiconductor (現在は買収されてTexas Instrumentsの一部門)のNS32016N-10です。これ昔はNS16032と呼ばれていたのですが、おそらくは「32ビット」を強調するために現在のNS32016に改名されました。

1990年製でしょうか。発売開始は1970年代の終わりだったと思うので、人気がなかった割には長く生産されていますね。
「-10」は10MHz品を表しています。

M27C801 UVEPROM

テーマ:

カテゴリー:

4M SRAMのCXK584000とともに8MのUVEPROMが出てきました。

M27C801
STMicro製のM27C801-100F1、1M×8bit構成でアクセスタイム100nsのUVEPROMです。中のダイが大きいので窓も大きいですね。

紫外線消去タイプとしては末期の頃のものになります。これより大きいものだと2M×8bit/1M×16bitのM27C160と2M×16bitのM27C322くらいでしょうか。この頃にはFlash ROMが普及してきているので、そちらに移行して新規で使われることはなくなってきていましたから。

GALとCPLD

テーマ:

カテゴリー:

GAL (Generic Array Logic)とCPLD (Complex Programmable Logic Device)も出てきました。

GAL16V8B
このLattice製のGAL16V8B-25LPは論理回路プログラムできるPLDのうちで、EEPROM構造(電気的に消去して再プログラム可能)の初期のものです。

GAL以前のPLDとしてはMMIのPALが有名ですが、以下のような理由で使おうと思ったことはありませんでした。

1Mと4MのSRAM

テーマ:

カテゴリー:

これらは出土品の中でも比較的新しい部類です。

HM628128
これは日立のHM628128BLP-8、128k×8bit構成の1M SRAMです。「-8」だからアクセスタイム80nsのものでしょう。
新しいといっても1995年製ですからもう製造から20年以上は経過しています。

ピンに痕があるのでソケットからの外し品だと思います。

256k x 4bit DRAM

テーマ:

カテゴリー:

いつ何のために買ったのかわからないものがまた出てきました。

MB81C4256-12P
富士通製のMB81C4256-12P、256k×4bit構成の1Mbit DRAMです。1988年製でしょうか。

「-12P」はRASからのアクセス時間は120nsですから、今の感覚からすると信じられないくらい遅いですね。当時も今と同様にアクセス時間の異なるものがラインナップされていて、このMB81C4256も70ns, 80ns, 100ns, 120nsのものがあったようです。

ページ