PC入替(その2)
前回マザーボードの動作が一応確認できたので、HDDを接続してOSのインストールを始めていきます。
HDDはまずはインストールに必要な1台のみ搭載します。これはNASから外した2TBのものです。
OSはこれまで同様NetBSDですが、前回書いたようにこの機会に32ビットのi386から64ビットのamd64に移行します。
インストーラはイメージファイル(約800MB)をダウンロードするのですが、なにせルータ役のPCが頻繁に落ちるため一向に進みません。
前回マザーボードの動作が一応確認できたので、HDDを接続してOSのインストールを始めていきます。
HDDはまずはインストールに必要な1台のみ搭載します。これはNASから外した2TBのものです。
OSはこれまで同様NetBSDですが、前回書いたようにこの機会に32ビットのi386から64ビットのamd64に移行します。
インストーラはイメージファイル(約800MB)をダウンロードするのですが、なにせルータ役のPCが頻繁に落ちるため一向に進みません。
不調と書いたPCですが、サーバ機能の新PCへの移行が完了しました。
その移行の顛末を何回かに分けて書いておこうと思います。
1回目はハードウェアの選定と組み立てです。
いつ完全に動かなくなるかわからないので迅速に調達できることが前提です。とりあえず以下のような方針で選ぶことにしました。
不調なPCはXサーバを止めたところ少し安定した(まだ時々落ちますが)ようです。これで時間を稼いでいるうちに1台仕立てて移行しなくてはなりません。パーツが届いたので先ほど組み立ててセットアップ画面まで動きました。今はインストーラをUSBメモリに書き込んでいるところです。
PCパーツ関係はまた別途書こうと思っていますので、それ以外をいくつか取り上げます。
PC不調に伴ってこれが出てきました。
不調なPCもいきなり放棄を決めたわけではありません。一応手持ちのあった電源ユニットとDIMMを交換してみたのですが、状況は改善しませんでした。この作業のため横にあったプリンタを移動させようとしたところこれが付いたままになっていました。
ということでこのMini100mです。
「Fast Ethernet PrintServer」とあるようにセントロニクス仕様のプリンタをネットワークに接続するためのアダプタですね。写真奥のほうにアンフェノールDDKの36ピンコネクタのオスが付いていて、プリンタの背部に直接付けて使用します。
数日前よりPCが1台不調になっています。
それだけならわざわざ書くこともないのですが、そのPCがこのサイトを動かしているので簡単に状況を書いておきます。
状況としては突然 kernel panic(WindowsでいうところのBSODのようなもの)を起こすというもので、たいてい5分程度で復帰するようです。(自動的に再起動するよう設定しています)
今のところ落ちて再起動する以外の問題(これだけでも大きな問題ですが)は見つかっていません。
繋がらない・途中で接続が切れた場合にはお手数ですがしばらく待ってからのリロードをお願いします。
新しいPC用のパーツは手配中で、到着しだい組み立てて移行となるわけですが...
なにせ10年以上前に組んだあとハードウェアはほぼそのままにソフトウェアのアップデートと追加を繰り返している(なので32 bit OSのまま)ので単純にHDDを移植あるいはコピーというわけにはいきません。
新旧を並立させたまま機能を一つずつ移していくことになりそうです。
移行完了までに旧PCが起動不能にならなければ良いのですが。
8755を焼けるようになったので続いてMCS8085を動かします。
MCS8085もやはり 電脳伝説@vintagechips さん作のボードです。
8085+8755+8156の3チップ構成でグルーロジックなどは一切ありません。40ピンのDIPが3つだけというシンプルな美しさがありますね。
これだけで以下の機能を含んでいます。
以前紹介した8755(8085などのマルチプレクスバス用のROMとパラレルI/Oの複合デバイス)ですが、このような古い特殊なデバイスは最近の安価なライタではまず対応していません。私の愛用しているTL866Aも非対応です。
いつか作らなくてはと思っていたのですが...
SBCシリーズでおなじみの 電脳伝説@vintagechips さんが8755ライタのボードも用意されています。
それがこの「WRT8755」、PCとシリアルで接続して8755の中身のダンプ・書き込み・ベリファイが可能なボードです。
書き込み電圧を作るためのアナログ回路がある以外は部品点数も少なく作りやすいボードだと思いますよ。
先日(電子パーツではない)通販サイトを眺めていてこんなのを見つけました。
板などのエッジを保護するためのもの、光というメーカのKSCV2-2という型番のものです。
シリコーンゴム製で耐熱性があるようなので前から欲しかったものを作ってみることにします。
適当な空き缶に巻いていきます。
円周に巻いていくので断面を斜めにしたほうが良かったかもしれませんね。
たまにはマイコンに関係ないデバイスにしましょう。
これはCDSセルと呼ばれる歴史の長い光センサーです。
端子間は光があたらなければ高抵抗で光をあてれば抵抗値が下がります。一般的なものでも1MΩ以上から1kΩ以下程度と大きな変化幅が得られるのが特徴です。極性も無く単に明るさで値の変化する抵抗器として扱いが簡単なので昔から入門者向けのキットなどにもよく使われてきました。
構造ですが、セラミックの基板上に硫化カドミウムの層を付け、さらに2つの電極を(蒸着かな)付けてあります。電極間の距離と幅で抵抗値が決まりますが、くねくねと曲げることによって幅を稼いでいます。
今月はHDDを5台も買ってしまい予定外の出費でした。その顛末についてはNASトラブル(発生編)・NAS(解決編)を読んでもらうとして、ここではそれ以外の買い物について書きます。