もう掘りつくしたと思っていても新たなモノが発見されますね。
ということで今回出てきたのはPCMCIAのネットワークアダプタです。
今ではノートPCは無線ネットワーク一択ですし、有線すら標準ではなかった頃のものなので、かなり古いものであるとわかります。
カード表側、Combo PCMCIA EthernetCardとあります。
裏側、型番はEC2T、2Tは対応する物理層を表しているのかな。
FCCロゴのところのMQ4EC2Tで検索すると異なる会社名が出てきますのでOEM供給を受けていたのかもしれません。
Node ID: はイーサネットアドレス(MAC)です。
カードは破壊せずに分解は出来なさそうですが、ここはできるかもしれません。そのうち気が向いたら開封を試みるかもしれません。
さすがに10BASE-5(AUI)対応はないでしょうが、10BASE-2も珍しい気がします。
裏側にはPCMCIA Ethernet Card Media Couplerとあります。
試しにNetBSDなThinkPad X60に挿してみたところ……
ne2 at pcmcia0 function 0: <Linksys, Combo PCMCIA EthernetCard (EC2T), 2.0>
ne2: where did the card go?
NE2000コンパチのようですが、どこかおかしいみたいで動いていませんね。
関連項目
PCMCIAカードの思い出
>どこかおかしいみたい
2つの端子のどちらを使用するか選ぶ設定が必要なのかもしれません。昔PC-9801のCバスイーサネットボードだとそんなのがありました。
10BASE-T対応のPCMCIAカードは持っていましたが、10BASE-2両対応のPCMCIAカードは初めて見ました。PCMCIAスロットで電力足りるんですね。
変換ケーブルのコネクタが割れてすぐ駄目になるため、直にRJ45コネクタがある製品をChandra2用に買うまで何度も買い替えていました。
このカードとATA FlashカードとCD-ROM/HDD bootが出来るATAPI/ATAカードで3つのカードスロットが全て埋まっていましたが、やがて11a/gカードと面一のUSB2.0カードによりイーサネットカードはお役御免となりました。
Re: PCMCIAカードの思い出
枠みたいなのを引き出してRJ45挿せるコネクタはもっと壊れやすかった記憶があります。
# Chandra2!なんか久々に名前を聞いた気がします。
動作がおかしいのはケーブル側ではなくバス側と思われます。
機種名など出ているのでコンフィギュレーションは出来ている(少なくともアトリビュートメモリは読めている)ようですが、その後I/Oレジスタへのアクセスが失敗しているのではないかと。
カードが異常なのか、NetBSDカーネルの問題なのか、あるいは他の原因なのかはわかりませんが。
Re: PCMCIAカードの思い出
>枠みたいなのを引き出してRJ45挿せるコネクタはもっと壊れやすかった記憶があります。
自分はあのタイプは怖くて買えませんでした。後のVAIOなどの薄型ノートでも使われていましたが、やっぱり怖くて買えませんでした。
無線LANの高速化に伴いすぐに薄型ノートからRJ45自体が消えた気がしますが、本体に使える程度には耐久性は改善されていたのだろうか。
ところで、サイドの新しいコメントのリンクをクリックしても、該当コメント位置でなく記事のトップにリンクが張られているのはブログの仕様でしょうか。
Re: PCMCIAカードの思い出
直にRJ45ということでアレが浮かんだのですが、よく考えたらスロットからはみ出した部分が膨らんでいるタイプですね。それも持っていた気がしますので見つけたら何か書くかもしれません。
VAIOのというとパカっと開いて斜めに引っかける奴ですか?
コメントへのリンクのはずが記事トップになっているのは……
CMS入れ替えたときに意図せずなってしまい、直そうと思いながらもそのままに。後でちょっと見てみます。
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