2022-10-22 17:17 — asano
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これとっくに取り上げたと思っていたのですが、まだだったようです。
新日本無線のNJM2073Sです。
ちょっとしたスピーカを鳴らせるアンプが2チャンネル入っているので、ステレオで使うかモノラルでBTL接続して使うことができます。LM386クラスが2つ入っている感じですね。
そういえばLM386も単独で取り上げたことはないですね。使われている基板はいろいろ見ましたが...
パッケージは8ピンDIP, 8ピンDMP, 9ピンSIPがありました。DMPというのはSOPのような形状で新日本無線独自のサイズらしいですね。個人で使う場合はDIPが一般的と思いますが、持っていたのはなぜかSIPでした。
SIPは他のパッケージより1ピン多いですが、GNDが2本に増えています。
裏側には「2m」の刻印があるのみでした。
さてこのNJM2073、残念ながらすでに既にディスコンになっています。
まぁ秋月にはまだDIP品の在庫があるようですし、他社から互換品も出ているので当面困ることはなさそう。手元にも少なくとも4つはあるので機会があったら使ってみようかな。
データシートを読む限り必要な外付け部品はLM386の場合と大差なさそうです。電源は1.8Vから使えるので乾電池2本(LM386は4Vからなので最低3本必要)からいけます。
参考文献・関連図書:
NJM2073データシート, 新日本無線.
NJM386データシート, 新日本無線.
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