SBC6809 (その2:PICに書き込めない)

2018-11-04 23:12 — asano

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前回書いたようにPIC12F1822と2764の書き込みをしなくてはこれ以上の動作確認ができません。2764は問題ありませんが、PICの書き込み環境がありませんでした。基板購入時に手配してあった機材をセットアップします。

PICkit3(のコンパチ品)
私はAVR派なのでPICの使用頻度は低いだろうということでAliExpressで値段優先で購入したのですが、案の定届いたのはコンパチ品でした。

外観はそっくりなのですが、ロゴのところが違っていますね。

ターゲット基板にコネクタをつける前提(デバッガとして使うなら当然)ですが、今回は基板にコネクタはないのでそのままでは書き込めません。

Metex M-3860D

2018-11-03 21:27 — asano

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私はよくマイコン回路の動作確認中に周波数をチェックすることがあります。そのときに使っているのがこれです。

M-3860D
MetexのM-3860Dという多機能テスタです。以前見たM-830Bが必要最小限だったのに対しこちらは機能てんこ盛りで、買ったのはこれも秋月電子通商だったと思いますがそれでも1万円以上だったはずです。

ロータリスイッチに並んでいる項目だけでもこれだけあります。

SBC6809 (その1:組み立て)

2018-11-01 20:31 — asano

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以前SBC6303ルーズキットを買ったとき一緒にSBC6800, SBC6809, SBC8080, SUB8080も買ってありました。今回そのうちのSBC6809を作ってみることにします。

SBC6809ルーズキット
まずは普通に組み立てます。

ソケットはいつものように丸ピンを使用し、頻繁な交換が予想されるMPUとROMはその上にさらにZIFソケットを載せています。ROM用の28ピンには安価なロープロファイルタイプを試してみました。

クリスタルは4MHz、これでEは1MHzになるので6809はどれでも(もっとも遅い1MHz版でも)使えます。

続いて挿せる部品を挿していきます。

肥後守

2018-10-29 23:59 — asano

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古いナイフも見つかりました。肥後守(ひごのかみ)と呼ばれていた折りたたみナイフです。

肥後守
表面には「登録 スピード 割込肥後常盛」と彫られています。

本体は薄板を折り曲げただけの簡単な構造です。刃を出すときは電工ナイフのようにつまみ出してもいいのですが、私はいつも右上の突起を利用して出していました。

開いた状態
開いて刃を出したところです。刃をロックする機構などはないので突起のところを親指で押さえて使用します。

古い電球ソケット

2018-10-28 21:29 — asano

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先日エアコンを交換した父の寝室ですが、今度は照明が不調になって交換する羽目になりました。

外した器具
これが外した器具ですね。笠の部分は大きいだけで面白くないので電気のところだけ。

右上の白いカップのようなところが天井に取り付けられていました。

木でできた砲弾型の部分に笠がはまります。中にソケットが入っています。

ソケット
中の電球ソケットは磁器製のものでした。

電球以外は一度も交換していないはずなので新築当時の約50年前のものと思います。

ZIFソケット

2018-10-27 23:45 — asano
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ZIF(Zero Insertion Force)ソケットは挿入後にレバー操作などでロックする構造のソケットで挿抜時に足を折るリスクが低く、頻繁な抜き挿しが想定されるROMライタなどに用いられます。結構いろいろなタイプを持っていたのでまとめてみました。

TEXTOOL/3M 28ピン
定番中の定番は3M/TEXTOOLの緑色のものでしょう。昔はとても高価なものでおいそれとは使えませんでした。最近は安価なものが出回っていますがニセモノっぽいのが多いように感じます。写真のも「3M」と書かれていますが怪しいです。

これはピン数のバリエーションが多いのも特徴です。あと1.778mmのシュリンクとかZIP用なんかもあったはず。

Am26LS32

2018-10-25 21:43 — asano

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あまり馴染みがないAm26LSxxシリーズのICもでてきました。

Am26LS32PC
AMDのAm26LS32PC、1987年製です。

AMDというとIntelと並ぶx86系プロセッサメーカのイメージですが、このような汎用ロジック・メモリ・Am29000(独自RISCプロセッサ)なども製造していました。

Am26LSシリーズにはラインドライバ/レシーバやマルチバイブレータなどロジックとアナログの中間のようなものが多いですね。TIのSN75xxシリーズやFairchildの96xxシリーズ・Signeticsの8Txxシリーズなんかが似たようなラインナップでした。

水道管の思い出

2018-10-23 22:52 — asano

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水道管に思い出なんてできるものなの? と思われるかもしれませんが、できるんです。自在水栓について書いていていろいろと思い出してきました。

小学生のころ水道管をおもちゃにしていた時期がありました。

発端は今回のような廃材をもらったことだったのではないかと思います。親戚で化学系をやっていた人がいて樹脂製の水栓をもらったような記憶もあります。

その後、パイプの切れ端や継手なんかも増えていきました。

施工するときには接着するものなので両端を切り落としてしまえばいいパイプはともかく、(パイプを挿して遊べる)未使用の継手は手に入るはずがないのですが...
興味を伸ばすためにか親がどこからか手に入れてくれたみたいです。今みたいにホームセンターとかで買えるわけではないので、事情を話して工務店なんかから分けてもらったのではないかな。

とにかくそれを庭に並べて、仮設の「水道」を作って遊んでいました。

そうすると当然水を出してみたくなります。

水撒き用のホースをつないで水を通してみると、水圧に負けて挿し込んであるだけの接続がどこか外れてしまいます。接着されていないのですから当然です。

自在水栓

2018-10-22 22:07 — asano

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まただいぶ間が空きましたが浴室工事で外したものがまだありました。

自在水栓
いわゆる蛇口のことを水栓と呼びますが、中でも首が左右に動くようになっているものを自在水栓といいます。

これ元々は浴槽に水を張るためのもの、入浴時邪魔なのでよけられるようになっていました。

「湯を張る」の間違いではありません。新築当時(1970年)にはまず水を張ってから浴槽の横についているガス釜で沸かしていました。自動制御ではないので時間を見計らって止めなくてはいけません。うっかり止め忘れると熱湯になってしまうので、水を追加して薄めることになります。また浴槽の上と下の温度差があるので攪拌用の棒も備えられていましたね。

何度かの給湯器の切り替えで直接お湯を張れるようになりましたがそのまま残っていたものです。