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準出土品

準出土品

出土品が自宅から出てきたものなのに対し、こちらは自宅以外で見つけた掘り出し物たちです。

RP2C03 と RP2C04

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これらは秋葉原のジャンク屋の店頭で見かけたものたちです。どこかで聞き覚えのある型番だったことと、約300円と安かったこともあり、とりあえず買ってみました。

RP2C03B
一つ目はこれ RP2C03B、ロゴなどはありませんが型番からリコー製と思われます。

「4B4」はデートコードでしょうか、日立のデートコードに似ていますね。もし同じ規則とすると1984年製(1974年・1994年の可能性も)ということになります。

両側に付着している黒い接着剤のようなものはヒートシンクの跡のようです。

16k DRAM

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こんなものも手に入れてみました。

uPD416C-1
NEC製のμPD416C-1、かなり古い16k×1bitのDRAMです。

×1品なので通常は8つ並べて16kBの構成とします。NECのパソコンPC-8001ではこれが8つと増設用にソケットが8つ実装されていました。標準で16kB、ソケットに増設すれば32kBとなります。

「-1」のマーキングは他とちょっと違っていますが、おそらくパッケージング後に測定してランク分けしたためではないかと思います。

NEC uPD7220 GDC

ちょっと変わったものを入手したので今回はNECのμPD7220を取り上げてみます。

uPD7220AD
PC-9801F2を分解したときに撮った写真を拡大したのでちょっと見難いですが、NECのμPD7220AD GDC(Graphics Display Controller)です。

先日のEF9367のすぐ後に登場したこれは直線だけでなく円弧の描画機能を持っています。

Intel C8095

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今回のものもあまり馴染みがないであろうマイコンです。

C8095-90
これはIntelのC8095-90でMCS-96ファミリの一員です。MCS-48 ⇒ MCS-51 の先に位置していて、A/Dコンバータや乗除算器を内蔵した高機能なマイコンです。

中でも特徴的なのが High Speed I/O Unit(HSIO)と呼ばれるサブシステムです。あらかじめ条件を設定しておくことでソフトウェアの介在なく一定の動作を行うことができます。例えば入力ピンの立ち上がりを検知してその時刻(タイマ値)を記録しておく、指定の時刻に出力ピンを変化させたりA/D変換を開始するといったことが可能です。

メモリ空間は64kB、コントローラ向けですからそう大きな容量は必要ないとの判断でしょう。

R6532 RIOT

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65xxファミリのデバイスはあまり持っていないのですが、最近これを入手しました。

Rockwell R6532P
RockwellのR6532P、RIOT(RAM I/O Timer)と呼ばれているものです。この組み合わせ、Intelの8155,8156とそっくりですね。

「1302」ということは2013年のメキシコ製ということでしょうか。あまりに新しいのでリマークが心配です。

ROMは別に用意するとして、ワーク用の小容量のRAMと8ビットの双方向I/Oが2つ、それに8ビットのタイマが一つになっています。8155,8156同様小さなシステムを少ないデバイスで構成するためのものです。

Z8671

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前から欲しいと思っていたBASIC内蔵マイコンのZ8671が手に入りました。

Z8671B1
オリジナルはもちろんZilogのZ8671、これはSGS製のセカンドソース品ですね。2kBのマスクROM内蔵のZ8601にTiny BASICを格納したものです。

「A」が付かないので8MHz品、プラスチックパッケージで動作温度範囲は0~70°Cのものです。

クロックの定格は8MHzですが、シリアルのボーレートを一般的なものにするためには7.3728MHzとする必要があります。

これにRAMを接続してターミナルを用意すればBASICが使えます。

RCA CDP1823

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去年買ったまま忘れていたデバイスを発見、CDP1824Eの同類です。

CDP1823CE
RCAのCDP1823CE、型番からわかるとおりCDP1802ファミリの一員です。これもSRAMでCDP1824より番号は若いですが容量はこちらの方が上で128×8bitの1kbitあります。

マーキングが少し傾いているようですが、古いものではよくある事ですね。ロゴマークも通常フォントで「RCA」とあるだけであっさりしています。

左のピン跡のところは顔のようになっています。もちろん顔文字ではなく山の向きと点の数で何かを表しているのだと思いますが、それ以上は不明です。

1ピンマークも数字の「1」がエンボスになっています。

AMD Am9511A APU

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浮動小数点プロセッサのところにIntel 8231Aがありますが、オリジナルを手に入れました。

Am9511ADC
AMDのAm9511ADC、APU(Arithmetic Processing Unit)と呼ばれていたものです。1986年製のCERDIP品です。

残念ながら2MHz品(3MHz品は末尾がA-1DC、4MHz品はA-4DC)ですが、今さらパフォーマンスを求めはしないので別にいいかな。

Z8036

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Z8036は以前「Zilog Z8036/8536 CIO」で取り上げましたが、最近さらに入手していました。

Z8036B1
SGSのZ8036B1、イタリア製です。5桁のコードはよくわかりませんが1988年製でしょうか?

このSGS製というのはあまり見かけませんが、以前Z80 SIO/DARTのところでZ80 SIO/0を出しました。

あのSIO/0はMAA-1に載せて動かしていましたが、最近死んでしまっていたのがわかりました。

あれはツルツルパッケージでしたが、これは梨地になっていますね。

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