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半導体

Fujitsu MB8516

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富士通のUV-EPROM MB8516は以前にも古いUVEPROMで出しましたが、もっといいものが出てきました。

MB8516
やはりホワイトセラミックのものは美しいですね。

1981年製のもの。型番もサフィックスが付かないのですっきりしています。昔の規格表を見るとアクセスタイムが450nsのMB8516と350nsのMB8516Hの2種があったようで、これは450ns品です。これは使いづらいなぁ。

窓のところが反射してしまっているので別角度の写真も載せておきます。

MAX250

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しばらく前に汎用ロジックの手持ち在庫整理中にこんなものを発見しました。

MAX250CPD
MaximのMAX250CPD、1995年製です。

MAX232と型番も近いので似たような232のドライバ・レシーバかなと思ったら...

何と、絶縁型のドライバ・レシーバでした。

キリル文字型番の2764

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2022-04-30:
本記事は「ロシアの2764」というタイトルで公開していましたが、ロゴを元に調べたところウクライナ製らしいということがわかり(リンク参照)、タイトルも含め訂正しました。

8080と一緒に買ったキリル文字型番のUV-EPROMです。


2764相当品です。デートコードは「9305」なので1993年でしょうか。

GAL動かしてみた 第3回:GAL内部とオープンドレインの制約

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前回予告したようにGAL16V8でオープンドレイン出力を実現するときの制約について書いてみます。

これ説明するためにはGAL16V8の内部構成の知識がある程度必要です。そこでデータシート記載のブロック図を見てみます。
GAL16V8 Functional Block Diagram (part)
同等の回路が並んでいるのでこれは一部分、全体の約1/3ほどです。

GAL動かしてみた 第2回:16V8でオープンドレイン

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前回は開発環境を準備したところまで書きました。あとは目的の論理を書くだけと言いたいところですが、ちょっと気になることがあるので先に試してみることにします。

それは以下のような箇所があることです。
回路図1
オープンドレインによる(負論理の)ワイヤードORです。上の2つは実際は独立したオープンドレインバッファではなくLSIの出力がオープンドレインになっています。

GAL動かしてみた 第1回:開発環境

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ちょっと訳あってGAL動かしてみました。

これまでにも勤務時代にAltera(今はIntelになっています)のEPM7128とかLatticeのLC5256MVなんかは使ったことがありました。公式には私はソフトウェア担当だったのですが、いろいろあって回路やこのようなPLDの設計も何度かやる機会もあったのです。

個人的にはGALやXilinxのXC9500など必要になったら使えるようにデバイス調達したり書き込み環境準備したりしていたのですが、いつも汎用ロジックで何とかなってしまい実践する機会がありませんでした。

とはいえMUTIF09のように人さま設計のもの書き込んで使う機会は何度かあったのでまったくの無駄ではありませんでしたが...

そんな中、機会が到来しました。

SCN2651

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そういえばSigneticsのSCN2650は持っていないなと思って探しているのですが、シリアルの石を先に見つけたので入手してみました。

SCN2651C
SigneticsのSCN2651C C1N28、PCI(Programmable Communications Interface)です。

同期・非同期の両方に対応し、ボーレートジェネレータを内蔵しています。まだデータシートをざっと斜め読みした程度ですが、8251 USARTと同程度のものにボーレートジェネレータを追加したようなものでしょうか。もちろんハードウェアもソフトウェアも互換性はありません。

uA555

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今日はアナログ・デバイセズの石とともに出てきたモノを取り上げます。とはいってもアナデバのは1つのスポンジに挿してあったのに対してこれは別だったので出所は異なっていたかもしれません。

uA555
FairchildのμA555、1984年の韓国製のようですね。

オリジナルはSigneticsのNE555というタイマーICです。CMOS化されたもの・2回路を14ピンパッケージに収めた556・一部のピンを共通にしたり省略して4回路を16ピンパッケージにした558などのバリエーションがあり、多くのセカンドソースが存在しました。登場は1970年代の初頭なのでかれこれ50年近く昔からのデバイスですが、いくつかのメーカでは今でも生産が続いている超ロングセラーです。

アナログ・デバイセズ

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資料の捜索していたらアナログ・デバイセズの石がいくつか出てきました。

AD533KD
一つ目はAD533KDです。だいぶ腐食が進んでいますが型番は何とか読めます。

「K」は誤差のランクを表し、±2.0%の「J」・±1.0%の「K」・±0.5%の「L」があります。末尾の「D」はセラミックDIPを表し、他にメタルカンの「H」もあります。

上のは2行目のデートコードが判読困難ですが、まとまって出てきたことから下と同じく「7833L」ではないかと思われます。

このAD533ですが、データシートによると「Low Cost IC Multiplier, Divider, Squarer, Square Rooter」とあります。乗除算・平方・平方根の演算器なのですが、社名からも想像できるようにアナログの演算器です。

Intel P2114

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2114は以前にも取り上げていますが、Intel オリジナルが出てきたので再度書くことにします。

P2114A-4
IntelのP2114A-4、1024×4bit構成のSRAMです。

ピン数は18ピン、内訳は電源に2本・アドレスが10本・データが4本・CEWEとなります。

データシートによると「-4」はアクセスタイム200ns品のようです。今の感覚からするとかなり遅く感じますが、450nsや650nsなどというのが普通にある時代のものですのでそう遅いわけではありません。

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