続・懐かしいトランジスタたち
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以前、懐かしいトランジスタたちで2SC373を載せましたが、もっと有名な2SC372が見つかりました。
東芝の超定番トランジスタの2SC372、hFEの低いOランク品です。
このお皿付きの独特のパッケージは東芝以外では見たことがありません。データシートでもJEDECやEIAJのパッケージコードは空欄になっています。
よく見るとピンの断面は円形のようですね。最近では金属板を打ち抜いた四角断面が主流です。
以前、懐かしいトランジスタたちで2SC373を載せましたが、もっと有名な2SC372が見つかりました。
東芝の超定番トランジスタの2SC372、hFEの低いOランク品です。
このお皿付きの独特のパッケージは東芝以外では見たことがありません。データシートでもJEDECやEIAJのパッケージコードは空欄になっています。
よく見るとピンの断面は円形のようですね。最近では金属板を打ち抜いた四角断面が主流です。
前にGALとCPLDのGAL16V8を取り上げましたが、GAL22V10もいつの間にか買っていたようです。
LatticeのGAL22V10B-25LPです。「-25」はPropagation Delayが25nsのもので、GALの中では最も遅い部類になります。
GALには主に16V8, 20V8, 22V10の3種類がありました。
GAL16V8は20ピンPALの16L8, 16R4などの置き替え用です。PALでは出力の形式(負論理の「L」、レジスタの「R」など)によって品種が分かれていましたが、GALではプログラマブルにすることによって品種の集約を図っているのです。さらにPALには存在しない組み合わせも可能になっています。
今回はP65-MDDA8X64とともに出てきたAHA-2940Uを取り上げます。
Adaptec製のAHA-2940U、PCIバス対応のSCSIボードで20MB/secのUltra SCSI対応のものです。
前にDC-390Fのところで書いたように私はPCI以降はAdaptecのボードは避けていたので、これは「捨てるならクレ」で貰ったものだと思われます。なので私自身はこれを使ったことは無いはずです。
ボード上のパーツを見ていきましょう。
AGPのビデオボードを発見、一緒に出てきたSCSIボードはまたの機会に取り上げようと思います。
MatroxのP65-MDDA8X64というAGPのビデオボードです。
調べてみるとParhelia-LXにメモリ64MBということですが、ヒートシンクの下にあって確認できませんでした。もう使う予定も無いので固定ピンを抜いてみたのですがヒートシンクはビクともしません。熱伝導用のコンパウンドが固まってしまったのではないかと思います。
パスコン用のコンデンサを探していたところ、こんなものも出てきました。
日立製のダイオードの500個入り袋です。
注意書き等いろいろ書かれているのですが、困ったことに型番が書かれていません。形状と、私がまとめて入手しそうなものということからするとスイッチング用(もしかするとショットキーバリアかも)とは思いますが、それだけではちょっと...
ヒートシールされていたはずの袋もテープで閉じられていたので少し使った残りのようです。
ドットマトリクスLEDとともに7セグメントのモジュールもありました。
メーカ等の詳細は不明、基板上に7セグメントLEDが9桁分実装されています。
端子は17ピン、コモン端子が1つおきになっていてその間に各セグメントの端子が配置されています。アノードコモンかカソードコモンかの別やセグメント端子の順番は未確認ですが、コモンがわかっているのでチェックは簡単ですね。
ピン間隔は2.54mmかと思ったのですが、ピンヘッダと並べてみたところ僅かに広いようです。ここまで近いなら2.54mmに合わせてくれればよいのにとは思いますが、LEDの1桁の幅に依存しているので仕方がなかったのでしょう。
このところROMばかり取り上げてきましたが、今回はドットマトリクスのLED表示素子です。
SiemensのPD4435 5×7ドット4桁のLEDです。
これは単なるLEDのマトリクスではなくフォントROMを内蔵しており、CPUバスに直結可能となっています。各桁に相当するアドレスにASCIIコードを書き込むだけで表示できるのです。キャラクタLCDモジュールと似たような感じですね。
以前の勤め先でこれに類似のデバイスをデバッグ用に使っていたこともあります。初期化もいらず1バイト書き込むだけで表示出来るのでシリアルポートに出力するより簡単で、RTOS起動前のチェックには重宝したものです。ハードウェアも簡単なので新規基板の確認にも好都合でした。
1MbitのUV-EPROMが見つかりました。10個ずつアルミ箔で包まれたのが2つ、開けてみたところメーカーもバラバラの中古品でした。
これは東芝のTC571001D-20、1989年製ですね。
「27」ではなく「57」なのはこれがnMOSではなくCMOSだから、「27C」の方がわかりやすいと思うのですが、社内の命名規則に合わせたのかもしれません。
VPP 12.5Vと書かれていますが、データシートによると12.75Vになっています。
21Vではないということなのか、データシートに記載は無いがVPP=12.5Vで書き込む方式が存在するのか、どういうことなのでしょう?
これは最近ではあまり見かけないパラレルバスのEEPROMですね。
日立のHN58C65P-20、8x×8bitのEEPROMです。1995年製でアクセスタイムは250nsのものです。
ピン配置はUVEPROMの2764やSRAMのHM6264などと合わせてありますが、相違点もあります。