GP-IBケーブル
このケーブルは家庭ではまず見ませんし、オフィスでも研究・開発関係でないかぎりはあまり使わないでしょう。
これはGP-IB (General Purpose - Interface Bus)ケーブルと呼ばれているもの、規格番号からIEEE-488ケーブルとも呼ばれます。
元々はHewlett-Packard社が測定装置などの接続用に開発したもので、当初はHP-IB (Hewlett-Packard Instrument Bus)と呼ばれていました。
できてからもう40年以上経ちますが、今でも現役で使われている非常に息の長いバスです。
PCなどとは違って計測器は頻繁に買い換えるものではありませんし、多数の機器でシステムを組むことも多いのです。機器の中にはそれこそ10年も20年も(あるいはそれ以上も)使い続けられるものあって、そう簡単には入れ替わりません。