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出土品

出土品

自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は

  • 物心つく前から家にあったもの
  • 旬な時期に入手して使っていたもの
  • 旬な時期に入手したものの、死蔵していたもの
  • 旬を過ぎてから入手したもの

など様ざまです。

特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。

オルゴール (SVM7943使用)

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昨日のSVM7910版に引き続き、SVM7943によるオルゴールです。これらは一緒に出てきました。

基板 表面
使用ICはやはり精工舎のSVM7943COBCOE、8曲入りのものです。

SVM7910に比べて外付け部品が大幅に減っているのがわかりますね。
ICの奥に見える抵抗とトランジスタはスピーカ駆動用のものなので圧電サウンダのみを使用するのなら必要ありません。VRはテンポ(と音程)を調整するものなので固定Rでも問題ありません。
押しボタンスイッチはキーボード用のちょっと良さそうなモノですね。

発見したときは圧電サウンダが失われていたので付けました。あとは電池ホルダへの線が外れていたのを修理しただけで動作しました。
音は... 正直SVM7910の方が良かったです。

オルゴール (SVM7910使用)

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前にAY-3-1350を使ったオルゴールを載せましたが、これはそれより前のものです。

基板 表側
電池ホルダとスピーカが失われていますが、オルゴールの基板です。

メインのICは精工舎のSVM7910、世界初のメロディICとのことです。メロディが2曲がROMに内蔵されていて、他にチャイムも入っていたように記憶しています。内蔵されている曲によってサフィックスが付けられており、この「CF」は何だったかな? かなりの種類が出ていたと思いますし、数がまとまれば特注も可能だったようです。

M48T18 Timekeeper SRAM

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しばらく「パーソナルなコンピュータのメモリ事情」を書いてきましたが、今日からいつもに戻ります。

M48T18 上面
STMicroelectronicsのM48T18-100MH1 Timekeeper® SRAMです。

これはRTC (Real Time Clock)とSRAMを一体化したもので、外部とは8k×8bit SRAM同等のインターフェイスになっています。ピン配置も一般的な64k SRAMとそっくりです。

Sony PCG-505V

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今回のものは私のものではなく、父が昔使っていたものです。

PCG-505V
SonyのVAIO 505Vです。奥のヒンジの間にはバッテリがあったのですが、見当たりません。使えなくなって処分したのではないかと思います。基本家で使っていたので、無くても困らなかったのでしょう。

ロゴ等を逆さに(使用状態で正しい向きに)するのはこの頃始まったような気がしますね。
ちなみにこの「VAIO」ロゴですが、凹凸は無く単なる印刷です。

Exabyte EXB-8505 (分解編)

今回はExabyte EXB-8505を開けて中を覗いてみました。

上面
カバーを外して上面から見たところです。

中央に見える傾いた円筒は回転ヘッド、ヘリカルスキャンの心臓部です。

基板は奥に1枚、その手前メカとの間に1枚、左側にも1枚見えています。

下面
下面側です。

殺菌灯

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今回はZ80ボード 3号機MC68kボードの開発時に活躍したものです。

器具外見
外見はどう見ても熱帯魚の水槽の照明ですね。コードの途中にテープが巻いてあるのも怪しさ満点です。

ラベル
ラベルを見るとしっかり「観賞魚用蛍光灯」と書かれています。これを開発に必要なある目的のために転用していたのでした。

Zilog Z8800

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またもやマイナーなCPUをいってみましょう。ZilogのZ8800というものです。

Z8800
これが20MHz版のZ8800、Z0880020PSCです。「ZILOG Z8」「Z0880020PSC」「SUPER8 ROMLESS」「SYSTEM ON SILICON™」「9215 DV」と賑やかなパッケージですね。

Z8800と書くとZ8001やZ8400(Z80 CPU)より上位のような気がするかもしれませんが、下位にあたるZ8シリーズの一員です。

Z8シリーズはZ80をシングルチップ化したものですが、ソフトウェアの互換性はありません。日本ではZ80のことを「ゼッパチ」と呼ぶことも多いので混同しないよう注意が必要です。

∞プチプチ

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これは「∞(むげん)プチプチ」、梱包材のエアキャップをつぶす感触を味わうジョークおもちゃです。

表側
8つの突起部を指でつぶすと「プチッ」という音がするだけのものなんですが、発売されたときに思わず買ってしまったものです。

調べたら2007年に発売されたようなので、今年で10周年ですね。その後、シリーズがいろいろ出ているようです。

Sharp MZ-731 (分解編)

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今日は分解編です。とりあえずオプションのプロッタプリンタとデータレコーダを外します。

オプションを外す
それぞれ背面のネジを2本外せば取れますが、メイン基板に線が繋がっているので注意が必要です。取り付けるときも線を挟まないようにしないといけません。

線を使わずユニットをはめ込めば接続できるようにした方が増設は簡単になるのに、あえてこうしているのには理由があるはずです。パッと思いつくのは基板に力がかかるのを防ぐためしょうか。

Sharp MZ-731 (外観編)

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あらかた掘り尽してしまい大物は残り少なくなってきました。今回はその中の一台です。

MZ-731
SharpのパソコンMZ-731です。セミキットだったMZ-80Kに連なるシリーズの一員で、MZ-80K → MZ-80C → MZ-80K2 → MZ-80K2E → MZ-1200 → MZ-700 → MZ-1500と続いた中の後期のモデルです。

それまでモニタ・データレコーダ一体型だったMZシリーズの中でこれが初めてモニタを分離したモデルになります。そのおかげか標準状態でカラーに対応したのも初めてだったと思います。
ちなみにMZ-1500ではデータレコーダをやめてQD (Quick Disk)を採用しています。

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