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サウンド
TI SN76477
これ学生の頃に動かしたことあるのですが、誰かに貸したままなのか、間違って捨ててしまったのか、ボードごと紛失していました。
先日安く見かけたのでまた買ってみました。
Texas InstrumentsのSN76477N、Complex Sound Generator(CSG)と呼ばれる効果音発生用のICです。
TIロゴが印刷ではなく刻印されていますね。
ピンの根元のところが小さく感じられるのはピン間隔が1.78mmのシュリンクDIPだからなのですが、データシートを確認していて変なことに気づきました。
手元のデータシートはJULY 1978のものですが、そこには2種類のパッケージが記載されています。
CDシングル
ここしばらく行方不明だったCDシングルが出てきました。
アメリカでレコードの売り上げがCDを再び抜いたというニュースがありましたが、配信に押されてCDは減っており、8cmのシングルはほとんど無くなってしまったようですね。
ということで出てきたのがこれ、リゲインのCM曲です。曲名の「勇気のしるし」より「24時間戦えますか」の曲といったほうが通じるかな。
ちょうど大学入った1989年の曲です。M2の先輩でこれ好きな方がいまして、その影響もあってか買ってしまったのでした。上にレンタルのシールが貼ってありますが、中古で買ったんじゃなかったかな。
Cobra AW850 サウンドボード
これ写真撮ったまま忘れていました。つまり現物はまた埋もれてしまっています。
あまり使った記憶がないサウンドボード、Cobra AW850です。
昔のSound Blaster 16の頃は汎用チップが使われていて基板上が賑やかでしたが、これはワンチップ構成なのでメインのチップ以外はC, R類ばかりとなっています。
日本を変えた千の技術博(前編)
国立科学博物館は以前訪問していますが、企画展目当てに行ってきました。「明治150年記念 日本を変えた千の技術博」、3月3日までの開催です。
例によって電気関係の展示をいくつか紹介していこうと思います。今回は計算機以外です。
これはコヒラー検波器(コヒーラ検波器・コヒーラ管とも)と呼ばれた初期の検波器です。ガラス管の2つの電極の間に金属粉が封入してあり、電波を受けると抵抗値が下がります。電波が無くなってもそのままでは元に戻らないので、機械的に衝撃を与えるなどしてリセットする必要があります。
このような特性なので当然のことながら電信にしか使用できません。
これ子供のころ愛読していた図鑑に載っていたのを憶えていますね。
PCM56P
以前PCM58Pを取り上げましたが、さらにPCM56Pも出てきました。
Burr-BrownのPCM56P、2つありました。
マーキングはかなりビジーになっています。1987年の日本製ですね。右下の「J」は他と若干色が異なっていますが、おそらく後から実測して選別しているのでしょう。
これはオーディオ用シリアル入力の16ビットのD/Aコンバータ、1チャンネルのものなのでステレオ用に2つあるのは自然なことですね。電源はロジック系とアナログ系がそれぞれ5~12Vの正負電源が必要です。PCM58Pと異なりビット重みの微調整はMSBのみとなっていて、ピン数は16と少なくなっています。
MP-ROM (分解編)
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MP-ROMはまだ使うつもりですけど、ちょっと内部を覗いてみましょう。
中央のソケットに入っているPLCCのW78E52P-40は8kBのFlash EEPROMを持ったマイコンです。型番からも想像できるようにMCS-51の流れを汲み、最大クロックは40MHzに達します。
右にあるUT61M256S-70はズバリのデータシートが見つかりませんが、おそらく32k×8bitのSRAMと思われます。W78E52の内蔵RAMは256バイトしかないので外付けしているのでしょう。ディスクの曲リストを持つことを考えると256バイトでは明らかに不足しますから。
MP-ROM (外観編)
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今でも使っているものですが通風孔がホコリで詰まってしまったのを掃除するついでに中のユニットを取り出してみました。
5インチベイサイズですがPC用のドライブではありません。CD-ROMドライブと1対1で接続してMP3プレーヤを構成するユニットです。
PCの空きベイに入れて使う(CD-ROMドライブは共用できないので専用に積む必要あり)ことも可能ですが、私は外付けドライブ用のケースに入れています。枕元に置くにはその方が都合がよいので。
ATP3011
そんなに古いものではないはずなんですが、いつ買ったか記憶がないなぁ...
このパッケージでわかるとおり秋月電子ですね。取り扱い開始は2012年末のようなので買ったのは結構前かもしれません。
ATP3011F1-PUという音声合成のLSIです。
SVM9300音声合成キット
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パーツ通販のサイトを眺めていたところ、懐かしいキットを発見して買ってしまいました。
諏訪精工舎のSVM9300を使った音声合成のキットです。
ICさえあれば回路はシンプルなので各社から似たようなキットが発売されていました。今回入手したものもデータシート記載の参考回路そのまま基板を起こしてパーツを揃えたといった感じですね。
当時もちろん関心はありましたが、ついに手は出さずじまいです。
1980年代のはじめ頃だったと思うのでもう35年位前の話です。