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工作

工作

個人的に製作してきたものの紹介です。

電子的なものがほとんどですが、そうでないものも出来るだけ出していきたいと思っています。

回路図、ソースコードなどは出来ればすべて載せたいのですが、以下の理由で難しいものが多いです。

  • 回路図については無いものが多い
  • 残っていないのではなく、そもそも書かないことが多かったためです。

    • どうせ1台しか作らないのだから紙に線を引くのと、実際に配線する手間は大して違わない。
    • バス配線などは書かなくてもわかる(各デバイスのD0同士を接続するなど)。ずらすなど注意を要するところだけメモがあれば困らない。
    • 雑誌などの記事・データシート・アプリケーションノート等を参考にしたところはそれを見ながら配線すればよい。

    もちろん仕事ならば書きますが。

  • 著作権的に公開でない
  • 特に古いものでは雑誌など掲載のものをベースにしているものがあり、オリジナルと分離できないものは公開できません。

  • 古いメディアに入っている
  • 5インチや8インチのフロッピーだったり、PC-9801フォーマットだったりして読むのが難しいものがあります。

  • 本当に失われた

どこでもドア (製作編)

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たまには過去の遺物ではないものを選んでみます。


「どこでもドア」と言っても某「国民的マンガ」に登場するどこにでも行けるドアではなくて、どこにでも置けるドアです。
どこにでも置けるとはいっても平面のドアだけでは自立しません。開閉によって重心が移動しますし、衝撃もあります。狭い部屋なので前後に支えを出すのも出来れば避けたいところです。

MC68kボード (第5期工事編)

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いよいよ最後の第5期工事編です。

MC68kボード 第5期工事部分
第5期工事は大幅なRAMの増設です。CP/M-68KではRAMは128kBあればCコンパイラ等の開発環境も不自由なく使用できるのですが、せっかくセグメントの無いフラットなメモリ空間が使用できるのにその恩恵に与れないのは悔しいのでもう512kB増設することにしました。

MC68kボード (第4期工事編)

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第4期工事はI/O高速化のためのPIOの追加になります。


第3期工事まででCP/M-68Kが動作するようになりましたが、フロッピーディスクへのアクセスを含め全てのI/Oがシリアルを経由するため遅いという問題がありました。そこでI/O機能を提供しているPC-8001mk2との間により高速な通信路を確保することにしました。

MC68kボード (第2期工事編)

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第2期工事はFPU MC68881RC16Aの追加です。


基板の空いたエリアにMC68881RC16Aを追加しました。このデバイスはMC68020用の浮動小数点コプロセッサですが、他のプロセッサにもI/Oデバイスとしてなら接続可能です。バス幅も8,16,32どれでも可能でここでは16bitバスで接続しています。クロックもメインのプロセッサは8MHzでこのFPUは16MHzという変なことをしていますが全く問題ありません。

MC68kボード (第1期工事編)

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MC68kボードは少しずつ製作したわけで、今回はその第1期工事(下写真の明るい部分)です。

MC68kボード 第1期工事部分
私の個人的な製作としては珍しくこの部分は回路図を(手書きメモ程度ですが)書いていました。それを発見してからとも思っていたのですがなかなか出てこないので記憶を手繰って書くことにしました。発見したら訂正も含めて紹介しますね。

この時点のスペックは以下になります。

MC68kボード (ソフトウェア編)

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今回はMC68kボード (概要編)で紹介したボードに搭載したソフトウェアの話です。
CP/M-68K上で動作させたソフトウェアまで含めるとキリが無いので、ボード上のROMに書き込んだものに限定します。そうするとモニタ、Tiny BASIC、CP/M-68Kの3つになります。

【モニタ】は最初に動かしたもの(ハードウェアのテスト用の無限ループ等を除いて)になります。ベースは「トランジスタ技術」誌の1985年4月号にアセンブラソースが掲載されたものです。その後少しずつ機能を追加して行き、MPUをMC68010に変更したときは対応するための修正をしています。
ただMC68kはバイナリを見ながらデバッグするような代物ではないので、もっぱらハードウェアの確認用に使用することが多かったです。後述のTiny BASICのデバッグ時も机上で行ってROMを書き換えてしまうことが多かったです。

MC68kボード (概要編)

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今までに個人的に製作したボードの中で最も役に立ったのはこれです。


モトローラのMC68kシリーズを使ったマイコンボードです。
作り始めたのは私が高校生だった頃、PC-9801シリーズが欲しかったけれど買うだけのお金はなく、たどり着いたのがこのボードです。プログラミングのためと割り切って、CPU周りのみ製作してI/Oは手持ちの8ビットパソコンを利用するという手で規模を絞っています。

最終的なスペックは以下の通りです。

Z-80ボード 1号機 (の形見)

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初めて作ったマイコンボード、Z-80ボード1号機、の部品です。残念ながら現物はバラして部品取りにしてしまっているので現存しません。
中1の夏休みに作り始め、何とか動作するところまでこぎつけましたが、やはり実用性は無く、あまり使わないままばらしてしまったと記憶しています。

タイトルの「形見」というのはボード自体は残っていないけれども、ボードに使われていたであろう部品を発見したということです。


これはデータの表示に使っていた7セグメントLEDのためのデコーダ、F9368です。0~9のBCDをデコードできるものは多くありますが、0~9に加えてA,b,C,d,E,Fも含めたHEXのデコードができるのは知る限りこれだけですね。

ROMエミュレータ

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デバッグしながらROMを書き直すのが面倒になって作ったROMエミュレータ、ですが製作後ROMを使う機会が少なくなってしまいました。

中央が本体、右の子基板はPCのシリアルと接続するためのRS-232レベルコンバータです。左のクリップはPCからアクセス中にターゲットをリセットするためのもので、アクセス中はROMとしてターゲットから正常なアクセスはできないからです。ちゃんと切り離してはいるのでリセットしなくてもバスが衝突したりはしません。

製作するに当たって目標とした仕様は以下の通りです。

  1. 27256専用
  2. 対象とするROMは27256のみに絞ることにしました。

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