4Mbit UVEPROM

2017-04-10 18:58 — asano

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またもやUVEPROMです。

M5M27C401K-15
三菱のM5M27C401K-15、512k×8bit構成のものでアクセスタイムは150nsです。

M27C801の窓も大きなもでしたが、このM5M27C401K-15の窓は巨大としか言いようがありません。当然中のダイ全体に光が当たるような大きさになっているわけでダイも巨大です。

昔はUVEPROMの窓専用の遮光シール(中に金属箔を入れるなどして光が透過しないようになっている)が売られていましたが、このサイズをカバーできるものは少ないでしょうね。

キャラクタLCDモジュール

2017-04-09 21:13 — asano

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今では当たり前になったキャラクタLCDモジュールですが、これはまだ珍しかった頃のものです。

キャラクタLCDモジュール 表側
幅が20cmほどありますからかなり大きなモジュールです。文字数は40字×2行だったように思いますが、記憶が曖昧です。動作させられればわかるんですけどね。

キャラクタLCDモジュール 裏側
裏側は基板が2階建てになっています。

下の基板にはHD44100 (LED Driver with 40-Channel Outputs)が6つ並んでいます。この数は上の40×2という推測と矛盾しません。そしてこの基板には日立のロゴが入っていますので、これは日立製のモジュールと思われます。

フライスマシンで削ったモノ

2017-04-08 18:16 — asano

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前にフライスマシンで作ったパネルをお見せしましたが、あれよりらしいモノも出てきました。

アルミを削ったモノ
アルミのブロックを削って作ったモノです。左端の窪みは間違えて開けてしまった穴だと思います。

2つの小さな穴にはM3のネジが切ってあって取り付け用です。

偽物を掴まされた!?

2017-04-07 23:30 — asano

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ある方よりμPD71055が偽物ではないかとのご指摘いただきました。
確かにこれは中国より調達したものなので可能性はあります。それで手持ちの他のものと比較しようと探したら、もっと怪しいのがありました。

uPD71055C
これがそうなのですが、「NEC」のロゴが変ですね。他の文字ならともかくロゴを間違えるなんてあり得ないです。それから「JAPAN」も大きすぎる気がします。

NEC V30

2017-04-06 17:36 — asano

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V20を半年ほど前に紹介しましたが、これはその16ビット版です。

uPD70116C-8
V30の型番はμPD70116、これは8MHz版のμPD70116C-8です。マーキングによると1991年アイルランド製のようですね。

V30はPC-9801シリーズに1985年の「PC-9801U」から搭載され、その後80286/80386がメインとなった後もしばらくはサブとして搭載されていました。そのため日本国内では知名度の高いプロセッサでした。

データセパレータ基板がもう一枚

2017-04-05 21:18 — asano

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データセパレータの基板がもう一枚出てきました。

データセパレータ基板
前回のものと似たような構成です。

50ピン側にはDDKの57シリーズコネクタが1つのみなので末端に接続しますが、ターミネータはありません。34ピンコネクタへ直結している信号は3.5/5.25インチドライブ側で終端されることを前提にしています。使わない信号は未終端になりますので途中に8インチのドライブは接続してはいけません。おそらくはPC-286NOTE F, PC-386NOTE A用に製作したものと思います。

磁器製の安全器

2017-04-04 16:25 — asano

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古い配電盤用の安全器が出てきました。古い家だとまだ現役のところもあるかもしれません。

安全器
東芝製のモノ、材質は磁器です。昔は磁器製の電気部品が結構ありまして、アウトレット(壁のコンセント)とか電球のソケットなんかもありました。今は碍子以外はあまり見なくなりました。

茶色い丸は中の金属部品を固定しているネジを埋めた跡です。

現在の配電盤
これはうちの現在の配電盤です。15年ほど前に増築した際に木製の箱からこの樹脂製に取り替えられました。

一周年 & Hitachi HD64180

2017-04-01 18:25 — asano

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本日このElectrelicも無事に開設一周年を迎えることができました。とは言っても何か特別な企画があるわけではありません、あしからず。

HD64180RCP6X
これは日立のHD64180RCP6X、PLCCパッケージの6MHz版です。以前紹介したZ180はこれのバスタイミングを変更したものでしたね。

PLCC以外に64ピンDIPと80ピンQFPのものもありますが、DIPは通常のものではなくピン間が1.778mmのシュリンクタイプです。万能基板で作るならPLCC以外は変換基板が必要になってしまいますので要注意です。

さてHD64180はZ80 CPUの上位互換のCPUコアにMMU, DMAC, シリアル, タイマ等を集積したデバイスです。