工具・測定器

ワイヤーゲージ

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昔から家にあったのは知っていたのですが、何故あったのかよくわからないワイヤーゲージです。

BWG面
どちら面が表かよくわからないのでBWG面と呼びます。

BWGとはBirmingham Wire Gaugeの略で主に針金(電線以外)の直径を表す規格、数字が小さいほど太くなります。このゲージではBWG1~BWG36まで測れるようになっています。数字と直径の間には式は無いようで計算で求めることはできません。

同様の規格にはSWG (British Standard Wire Gauge)や主に電線に使われるAWG (American Wire Gauge)もあります。電気関係をやっているとAWGには馴染みがありますが、SWGやBWGは今回調べて初めて知ったところです。

安定化電源(可変式)

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前の安定化電源(切替式)は乾電池の代替のためのものでしたが、これは様々な実験にも使えることを目指したものです。


これは今でも時々使用しているもので、電源を入れた状態で撮影しました。

左のシーソースイッチはAC一次側のスイッチ、通電時には緑LEDが点灯しますが、よく考えたら電圧計の表示で通電はわかるので要らなかったですね。
中央上の電圧表示は出力電圧を測定して表示しています。
下はもちろん出力端子です。
右は電圧調整ツマミで多回転タイプを使用しています。

DC-DCからモクモク

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ちょっと思い出したので今回は大昔の失敗について書いてみたいと思います。

2716 (持っていたのは東芝のTMM323)用のROMライタを作っていたときのことです。
今のFlash ROMは5Vや3.3V単一電源のみで書き込めますが、昔のUV-EPROMは書き込み用に高電圧が必要でした。それも27256以降の12.5Vならパソコンのスロットから拝借する(PC-8001mk2では+12Vが供給されていましたし、個人的な書き込みなら0.5Vの差は無視しても一応書き込めます)手もあるのですが、その前の2764, 27128では21.3Vが必要だし、このときの2716では25Vが必要でした。
もっと古い1702では50V近い電圧が必要(電源だけでなくロジックラインも!)だったらしいですが、私は経験ありません。

さて25Vともなるとさすがに自分で作るしかありません。ということで参考にしていた記事どおりにTL497でDC-DCコンバータを構成します。このICは出力電圧を抵抗で分圧して内部の基準電圧と比較することによって出力電圧を決めているので、この分圧用の抵抗は外付けになり、欲しい電圧によって値を決めることになります。

ROMエミュレータ

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デバッグしながらROMを書き直すのが面倒になって作ったROMエミュレータ、ですが製作後ROMを使う機会が少なくなってしまいました。

中央が本体、右の子基板はPCのシリアルと接続するためのRS-232レベルコンバータです。左のクリップはPCからアクセス中にターゲットをリセットするためのもので、アクセス中はROMとしてターゲットから正常なアクセスはできないからです。ちゃんと切り離してはいるのでリセットしなくてもバスが衝突したりはしません。

製作するに当たって目標とした仕様は以下の通りです。

  1. 27256専用
  2. 対象とするROMは27256のみに絞ることにしました。

  3. ROMソケットの面積に収まること
  4. 当然縦型で作ることになります。基板を削るのが面倒で若干超えていますが、普通に設計されたターゲット基板ならまず問題ないでしょう。これで干渉するなら本物のROMでも抜くのに苦労するでしょう。

PC-8001mk2 拡張ボード

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PC-8001mk2に挿していた自作の拡張ボード、2つのスロットにはこれと8インチFDのコントローラが入っていました。


これが全体像です。
下の拡張スロットに挿していたI/Fボードと右上のROMライタボードの間は例によってコネクタをケチって直結していますね。
I/Fボードから伸びている黒いコードは音声出力、細い青い線は+12Vの電源です。


I/Fボードの表面、このボードには

  • 汎用パラレルポート
  • 黒の26ピンコネクタにPPI (8255)のポートがそのまま出ています。

  • ROMライタ
  • 2764/27128に書き込むことができました。

安定化電源(切替式)

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子供の頃に作った安定化電源が出てきました。


左は電源スイッチ(1次側)、黒いダイアルは電圧切替のロータリースイッチで6V, 8V, 12Vが切り替えられました。赤黒のターミナルはもちろん出力端子です。
それまで工作には乾電池を使っていたので、その置き換えに作ったのがこれです。そういうわけで電圧も4, 6, 8個直列に合わせて6V, 9V, 12Vにしたかったのですが、7809が手に入らなくて8Vになっていました。
当時のACアダプタは安定化していないものが多く、そのままでは乾電池の代わりにはならなかったのです。前に紹介したTC-1100のアダプタも(後に分解したところ)中身はトランスと整流用ダイオードと平滑用のコンデンサだけでした。

ちなみにこれは最後の姿で、最初に作ったときは確か加工の簡単なプラケースに入れていたのですが、トランスの重みで何度もケースが割れたのでこのアルミケースに入れ替えたのです。

ネットワーク工事に使う工具 (回答編)

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答えは10BASE-5のケーブルに穴を開ける工具でした。

10BASE-5のネットワークは廊下などにあらかじめケーブル(黄色のものが多かったのでイエローケーブルと呼ばれます)を敷設しておいて、必要に応じてケーブルの途中にトランシーバを接続する形になります。イエローケーブルは同軸ケーブルなので外部導体(アミ線ですね)と中心導体(芯線)に導通をとる必要があります。外部導体は爪のようなもので外側の被覆を破れば良いのですが、芯線は表面から5mmほど奥まで硬い樹脂の内部絶縁層を突き通さないといけません。この穴を掘るのがこの工具なのです。
ドリルの先が5mm程出ているのは外側から外皮・外部導体・内部絶縁層に穴を開け、しかも芯線を傷つけないようにするためです。この穴に側面が絶縁されて先端が導通するようになった針のようなものを挿して信号の送受信を行なっていたのでした。

さてこんな無茶な接続をするのはネットワークだけかと思ったらもっと怖いものがありました。

ネットワーク工事に使う工具

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これはネットワークの工事に使った工具ですが、何をするものでしょう?


ケースに収納したところ。
下にある小さいのは、交換可能な先端部分のスペアです。本体ともども先端には保護用のキャップがついています。本体の左側に見えている黒いものは六角レンチ。


先端の保護キャップを外したアップがこちら。
中はドリルになっていますね、長さは5mmくらいでしょうか。

さて、これは何をする工具でしょうか?

答えは関連項目の「ネットワーク工事に使う工具 (回答編)」。

ワイヤーゲージ?

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ワイヤーゲージだと思われますが、詳細不明です。


いつ・どこで入手したものか、何のためのものか一切が不明です。工事屋さんが忘れていったものかも。

「許容電流」などと書かれているので電線の径を測るものなのでしょうが、その太さが非常識なほど太い。私のような弱電の人間からすると電線というよりは棒ですね。