LBP-A404Eの基板たち
以前紹介したLBP-A404Eの内部の基板たち、本当はメカ部分も見たいところですが、部屋にトナーばら撒くと大変なので基板のみです。
これはメイン基板と思われるものの表面です。B-to-Bコネクタがいろいろな向きについていて、基板が立体的に配置されていたことがわかります。
内部がどうなっているのか、どんな部品が使われているのか、中を開けてみます。
思いもよらぬものが出てきたり、設計の背景が想像できたりすると面白いなと思っていますが、答え合わせができないので中途半端に終わってしまうことが多いのが残念なところですね。
あくまで好奇心を満たすために行うものですので、過去のものが対象です。
以前紹介したLBP-A404Eの内部の基板たち、本当はメカ部分も見たいところですが、部屋にトナーばら撒くと大変なので基板のみです。
これはメイン基板と思われるものの表面です。B-to-Bコネクタがいろいろな向きについていて、基板が立体的に配置されていたことがわかります。
少し間があいてしまいましたが、先日のFujitsu Micro 7の中を覗いてみます。
まずはトップカバーを外します。ネジは拡張スロットの底にある2本だけで、周囲はすべてツメのようです。この個体は私の元に来る前にかなり弄られていたようで、フロント側のツメは折れて失われていました。
無線LANアクセスポイント代わりにしていたルータが遂に死んでしまいました。
このCG-WLBARGPはアクセスポイントとして(ルータ機能はいらないんですが安かったので)使っていたのですが、しばらく前から調子が悪く、時々電源を入れなおしてリセットしてやらないとアクセス不能になることが多くなっていました。だましだまし動かしていたのですが遂に完全に駄目になってしまいました。
手前の穴だらけのところは本来フロントパネルで綺麗なシートが貼ってあったのですが、半分剥がれて汚くなってしまったので剥がしてそのままです。
穴はLED用のもので金属ケースを(金型をと言った方が良いかも)いろいろな機種で使い回すためでしょう。
宿題になっていたYD-580 1354にデータセパレータは付いているのか、いないのか?
詳しく見ていきたいと思います。
まずはドライブにデータセパレータ回路があるか、細かく見ていきましょう。これはメインと思われる基板です。ここに載っているICの機能を1つずつ確認していきます。
まずIC1 HA16642MPですが、幸いデータシートを見つけることができまして、それによるとRead / Write Circuit for FDDとのことです。機能はヘッドのドライバと読み出しアンプで、データセパレータの機能はありません。
日立の開発者が書いた「磁気ディスク用リニアICシリーズ」という文書のブロック図でもデータセパレータは別にHA16632APというのがあるので、HA16642MPがデータセパレータ機能を持たないのは確かでしょう。
予告したとおりPC-8801mk2の分解編をお送りします。
まずはトップカバーを外します。
左奥が電源ですね。小さいように見えますが「L型」になっていて、ドライブの下をフロントパネル付近まで延びています。
右奥は拡張スロットのケージです。左右の黒いパーツはボードのガイドですが、メインボードの下からネジで固定されているのでメインボードを外すまで取ることはできません。
右側には空冷用のファンがありますが、DCファンではなくAC100Vのファンでした。
手前側のFDDは左右で取り付け方が違っています。外すときは左からとる必要があります。(外観編)でフロントパネルに赤マジックで「1」「2」と書かれていたのを憶えていますか? 左右のケーブルが反対に接続されていてドライブの順序が逆になっているようです。
前回のPC-80S31Kを開けてみましょう。
トップカバーを外し、左側面から見たところになります。
左側に見えている縦長のものは電源ユニットです。
右半分にはドライブユニットが見えています。ドライブ左上にはステッパ(モータ)があり、これはヘッドを移動するためのものです。ディスクを回転させるモータは反対側についています。フロッピーディスクを挿入して撮影しましたが、中央の「U」を横にしたような部分にディスクの窓が見えています。
デートコードというのは半導体にマーキングされた製造時期を表すコードのことです。トランジスタやダイオード等では表示面積の問題かあまり表記されていることは無く、ここではもっぱらICについて書いていきます。
デートコードについては公開されている資料というものがほとんど無く、そう言われている・そう推測できるということであり、公式なものではないことにご注意ください。あくまで個人的にコレクション等の製造時期を推測するための情報です。
業務等で必要とされる方はメーカ・代理店等に問い合わせていただきますようお願いします。
これは以前、とある場所で入手した蛍光灯用の電子安定器です。かなり特殊なものですよ。
これが外観、仕様やら結線がいろいろ書かれていて、特殊なものであることがわかります。
今回は残りの7枚目から10枚目までの基板を見ていきましょう。
6枚目もまたジャンパ線が多いですね。
予告したとおり今回から内部の基板を見ていきます。
前側から1枚目・2枚目…と番号が振られているようですね。これは最も手前側の1枚目です。
左上に銅箔パターンで「1」と入っているのが基板の番号のよう、続く基板にも順に「2」「3」…と入っていました。上端の左右にあるハトメは基板を抜くためのものだと思います。結構固くてここを抉らないと抜けませんでした。
パターンは手書き感満載のうねうねとしたものです。よく見るとカードエッジ部のメッキが上のほうにハミ出していますね。