分解・解析

内部がどうなっているのか、どんな部品が使われているのか、中を開けてみます。
思いもよらぬものが出てきたり、設計の背景が想像できたりすると面白いなと思っていますが、答え合わせができないので中途半端に終わってしまうことが多いのが残念なところですね。

あくまで好奇心を満たすために行うものですので、過去のものが対象です。

Micro2000

2017-03-11 20:28 — asano
カテゴリー

ちょっと面白いマウスが出てきました。

Micro 2000
パッと見た感じはマイクロソフトの初代インテリマウスのようですが、よく見るとロゴは「Microsoft」ではなく「Micro 2000」となっています。サイズも縦が約10cm(背景の方眼は1cmです)と一回り小さいです。

インターフェイスはUSB、移動検知はボール式です。

裏面ラベル
裏面のラベルには「IntelliMouse ®1.1A USB Compatible」と書かれています。残念ながら本物は持っていませんのでどのくらい似ているのかは不明です。

Hucom HUCOM-EX336

2017-02-28 21:12 — asano
カテゴリー

昔使っていたモデムです。

EX336 正面
HucomのHUCOM-EX336、その名の通り33.6kbpsのモデムです。
モデムはその速度性能が電話代に直結するということで私にしては積極的に新しいモノを買っていましたが、冷静に考えるとモデム代の元を取れるほどの通信量は無かったですね。

正面には各種LEDのみです。

EX336 背面
背面にはコネクタが並びます。

CentreCOM MX10 MAU

2017-02-23 17:10 — asano
カテゴリー

10BASE-2のトランシーバ(MAU)が2つ出てきました。

MX10
アライドテレシス製のCentreCOM MX10、AUIポートに接続する10BASE-2トランシーバです。

10BASE-2のBNCコネクタが付いていればそれを使えばよいわけですが、無い場合に10BASE-5のAUIコネクタに挿して使用します。
当時のネットワークボードにはAUIと10BASE-2か10BASE-Tのいずれかを装備しているパターンが多かったように思います。このようなMAUを使用することで10BASE-2にも10BASE-TにもなるAUIコネクタはある意味万能コネクタとして、あとMAU無しで使えるよう10BASE-2か10BASE-Tのどちらかを(その製品の性格から)選んで搭載していたのでしょう。

Exabyte EXB-8200 (分解編)

2017-02-10 23:50 — asano

2台あるEXB-8200の1台を開けてみました。

上カバーを開けたところ
上カバーを開けたところです。

手前側にはメカデッキがあり、奥には5枚の基板が見えています。
メカを外すのは大変そうなのと、元に戻せる自信が無いのでとりあえずパスすることにします。

1枚目基板
基板は手前側から見ていくことにします。

1枚目は部品面が前を向いていました。アナログ系ですね、特に右側は単独のトランジスタが並ぶディスクリート回路です。
左上のコネクタにはシールド線が接続されていました。

NEC PC-PR3000PSモジュール

2017-02-07 12:29 — asano
カテゴリー

これはNEC製のプリンタPC-PR3000PSに入っていたモジュールです。

PC-PR3000PSのモジュール
PC-PR3000PSはOKI Microline 801PS入手前にPostScriptプリンタにあこがれて入手したもの。ジャンク品でも意外に動作することも多いので賭けてみたのですが、結局のところ動作するまでたどり着けず、ゴミになってしまいました。このモジュールだけ手元に残っていたので今回取り上げてみることにしました。

どう取り付けられていたのか憶えていませんが、左の2つのコネクタは外部に見えていました。曲がったシールド板金の影には電源と信号のコネクタがありますが、これらは内部接続用で何らかの形で隠されていたはずです。

OKI Microline 801PS の基板

2017-02-04 22:52 — asano
カテゴリー

Microline 801PSはジャンクで買って愛用していたPostScript対応プリンタですが、不調になったのをきっかけに修理する価値は無いと判断して廃棄しました。その時に一部の基板を残してありました。

CPU基板
MC68020が載っている基板なのでCPU基板(MPU基板の方が良いかも)と呼ぶことにします。

CASIO VC-10

2017-01-31 22:20 — asano

これはCASIO製のボイスレコーダ、今でいうICレコーダです。

VC-10
調べてみると1987年度のグッドデザイン賞を受賞していますね。ということは少なくとも30年前のモノということになります。

Google検索するとKorg VC-10 (シンセサイザ)やVickers VC-10 (旅客機)ばかりが出てきて、このレコーダはグッドデザイン賞のサイトぐらいしか見当たりませんでした。

カード型LSI録音機ということですが、90mm×60mmはともかく、厚さ10mmというのは今の感覚ではカードとは呼べないですね。

上の辺にはスライドスイッチが並んでいます。 左の「1M」「2M」は何の切替でしょう? 次の「VOL.」は再生音量ですね。「SAVE」「AC」もわかりません。

アライドテレシス MR122T

2017-01-30 21:48 — asano
カテゴリー

10BASE-Tと10BASE-2のネットワークを接続するリピータです。

MR122T
アライドテレシス製のリピータ MR122Tです。これは10BASE-Tと10BASE-2ですが、MR120シリーズとして10BASE-T, 10BASE-2, 10BASE-5 (AUI), FOIRL(光)間の様々なタイプがありました。

MR122T 正面
正面には各種インジケータが並んでいます。

ゴツい調光器

2017-01-28 21:24 — asano
カテゴリー

昔使っていた調光器が出てきました。なんでこれが「工具・測定器」なのかというと、ハンダごての温度コントロールに使っていたからです。

調光器 表側
大型の調光器です、右下をよく見ると「白熱灯1.5kWまで」と書いてあります。ハンダごてなんかに使うのは勿体無いですが、他に使い道も無いので。

近所の飲み屋が改装するときに出てきたのを貰った(拾った?)ものです。おそらく店内の照明用だったのでしょうが、当時私は小学生なので店内を見たことはありません。たしか3台あって1台はすぐにバラしたはずですが、もう1台どこかにまだあるのか捨ててしまったのか。

目盛りに対してツマミが小さいのは手持ちのをつけたからで、本来のものはもっと大きかったと思います。

10BASE-2トランシーバ (AAUI用)

2017-01-25 22:30 — asano
カテゴリー

これはAAUI用の10BASE-2トランシーバ(MAU)です。

10BASE-2トランシーバ
AUIのものではコード無しでPC等のリアパネルに直接付くタイプも多いですが、AAUIではコネクタが小さいためかこのようなコード付きしか見たことはありません。

AAUIコネクタ
AAUIのコネクタはこのような14ピンの3M MDRコネクタです。AUIと異なりロックも一般的なタイプです。