2016-04-13 23:54 — asano
ヒューレットパッカード製の電卓 HP32S II です。
友人からのもらい物ですが、もう20年ぐらい使っていていまだに現役です。
RPN (逆ポーランド記法)という独特なキー操作ですので、研究室や職場の机に置きっぱなしにしていても勝手に使われることはまずありません。「電卓貸して」と言われたとき差し出すと嫌わることが多いと思います。
操作方法は例えば √ ( 3² + 4² ) を計算したい場合、
- 一般の電卓
- 3² と 4² を事前に計算してメモしておいてから、[9] [+] [1] [6] [√] とします。(機種によっては[√] の前に [=] が必要かも)
- RPN
- [3] [x²] [4] [x²] [+] [√x] とします。3を二乗したものと4を二乗したものを足して平方根をとる、と読むとわかりやすいかも
慣れるまでは大変かもしれませんが、わかってしまうと意外に使いやすいです。
ちょっと面白いところでは [5] [.] [1] [.] [3] と入力すると 5 1/3 (= 5.3333) と分数入力ができたりします。(さすがに小数に変換されてしまい、分数のまま計算することはできません)
ボタンも適度なクリックがあり好きですね。一日中使うにはちょっと重たいかも。
インドネシア製のようですね。
電池はLR44が3つ必要です。
本当は分解してみたいのですが、ネジがまったくない上に単純なツメでもない感じ。気に入る後継機も見つからないので壊すリスクを冒せないまま使い続けています。
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