PC-1261

2016-05-10 17:40 — asano

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シャープ製のポケコンPC-1261です。これは確か中学生のときクラスの友人から購入したモノ。


RAMが10KB搭載で2行表示と当時はかなり上位の機種だったはずです。
このLCD表示、5*7ドットの1文字ごとに1ドット分の隙間(電極が無く点灯できない)があるキャラクタ仕様のものなんですが、BASICのPOKE命令であるアドレスに書き込んでから、CALL命令であるアドレス(かすかに&11E0という記憶があるのですが、これは別機種だったかも)を呼び出すと好きなパターンを表示できるという裏技があって、不完全ながらグラフィック表示もできました。

PC-E500

2016-05-07 19:33 — asano

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シャープのポケットコンピュータPC-E500です。私が真っ当に買った最後のポケコンになります。


この機種の特徴はPF1~PF5の上に緑色で書いてあるメニュー。「BASIC」は他の機種と同じようにプログラムが書け、「電卓」になり、「行列」計算ができ、「統計」計算ができるわけですが、最後の「エンジニアソフトウェア」は名前だけではよくわかりませんよね。これ、数学・物理学・工学などの公式や定数などが格納されていて一覧や検索ができるというもの。まぁ今ならネットで検索しますが、当時はそれなりに便利でしたね。

ROMカセット

2016-05-07 17:20 — asano
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詳細不明なROMカセットが出てきました。


紫外線消去用の窓があるあたり怪しさ満点です。遮光シールを剥がしたらしき糊の跡もあります。
スライドスイッチも何の表記も見あたりません。


外見だけではよくわからないので基板を取り出してみました。これは表面です。
ROMが2つありますが、左側のはM5L27256K(256kbit)、右側はM5L2764K(64kbit)です。容量が違う上にバスが共通になっていません。ソケットではなく基板に直付けされているということは、このカセットごと書き込む前提ということみたいです。
やけにDが多いのも気になります。

MD24FP5V

2016-05-06 23:16 — asano

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オムロン製のモデムです。私が初めて使ったモデムがこれだったと思います。


2400bps(メガどころかキロでもない)ですね。
これはカバーを開けたところですが、閉じるとポケットに入れて持ち歩けるというものです。裏側には乾電池を入れられるようになっているのですが、電話線は来ているけど電源の無いところって何処で使うことを想定していたのだろう。ISDN公衆電話?
無理にコンパクトにしたせいで普通はD-SUB 25pinコネクタを使うところ、Mini DIN 8pinになっています。

mpman (復活編)

2016-05-05 14:17 — asano

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電池が全滅していて動かせないと書いた「mpman」ですが、ガム電池を調達したので久々に通電してみました。

通電中
電池をちょっとだけ充電して試しているところ。01曲目、088秒のところを再生中です。

「mpman」の名前の通りmp3形式のみの対応で、128kbitとビットレートまで表示するんですね。VBR時の表示を確かめてみたいところですが、曲の転送ができないので(今入っているのは128kbitばかり)ちょっと難しいです。転送するにはWindows 95 (98/MeでもOKかも)環境を用意する必要があって、しかもパラレルポートの直アクセスが要るから仮想環境では無理なはずなので。
「MODE」はSHUFFLE / REP / ALLの切り替え、右の「INFO」ボタンは総容量(64MB)と残り容量の表示ができますが再生中にはあまり必要無い気も。

CASIO 101-MR

2016-05-05 11:12 — asano

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これはハムアフェアあたりで買ったのではなかったかな、カシオの電卓CASIO 101-MRです。


エンブレムが失われていますが、確か入手時からこうだったと思います。
四捨五入・切捨てを選ぶスイッチとその桁を選ぶスイッチがあります。例えば「5/4」「2」を選ぶと小数点以下3位を四捨五入して小数点以下2桁の表示になります。あとは「-=」「+=」もちょっと珍しいかな。

MR820TR

2016-05-04 15:21 — asano

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10BASE時代のハブですね。
家のネットワークを10BASE-2から10BASE-Tに移行する際に使ったのがこれだったかと思います。


正面から、表示は意外にシンプルです。ただ「COLLISION」などというランプがこれはスイッチではなくリピータハブであることを象徴しているといえるでしょう。

mpman

2016-05-03 17:26 — asano

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これは「mpman」(MP-F10)、市販された(おそらく)世界初の携帯音楽プレーヤです。


「DIGITAL STEREO PLAYER」と謳っていますね。
上部にはLCD窓と「MODE」「INFO」のボタンがあります。下面の左側に4つある金色の四角はクレイドルとの接続のための接点、右側は電池の挿入口です。電池はガム型のNiMH電池を2本で、これを書くにあたり通電してみたかったのですが手持ちのガム電池がみな粉を吹いていまして充電不能でした。


これは上面、ヘッドホンジャックは一般的なΦ3.5のもの、ボタン類もPREV・PLAY/STOP・NEXTに音量の+/-と普通です。

漢字ROM

2016-05-02 22:05 — asano

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これは富士通製のマスクROM。
マスクROMは各ユーザ向けのデータが書き込まれた(作り込まれたという方が現実に即しています)デバイスであり、一般に流通することはまず無いものなのですが、誰もが欲しいデータということであれば例外になり得ます。その一つが文字フォントです。


もともとMB83256 001~009の9つセットだったものの一部(001,005,008)です。残りも捨ててはいないはずなので、いずれ発見されるでしょう。資料が何も残っていないので記憶ですが、おそらくはプリンタ用の24x24ドットフォント(JIS第一水準)だったのではないかと思います。
「プリンタ用」とは縦8ドット分が1バイトとして読み出せる形式で記録されていることで、同様に横8ドット分が1バイト構成になっている「表示用」のものもラインナップされていました。