HD68P05V07
珍しいピギーバック形態のマイコン、日立 HD68P05V07 です。
左が HD68P05V07、ROMは内蔵しておらず背中にROMを挿すためのソケットがついています。二段重ねにすることからピギーバックの名があります。
右は上に載せられるROM、日電 uPD2732D です。容量は32kbit (4kバイト)、32Mの間違いではありません。汚れているのはこのROMが中古品で、剥がしたシールの糊が残っているため。
珍しいピギーバック形態のマイコン、日立 HD68P05V07 です。
左が HD68P05V07、ROMは内蔵しておらず背中にROMを挿すためのソケットがついています。二段重ねにすることからピギーバックの名があります。
右は上に載せられるROM、日電 uPD2732D です。容量は32kbit (4kバイト)、32Mの間違いではありません。汚れているのはこのROMが中古品で、剥がしたシールの糊が残っているため。
今回は PalmPilot です。
今ではスマートフォンに完全に取って代わられてしまいましたが、当時(1996年ごろ?)はこのような携帯情報端末が各種販売されておりました。
カバー(左)と本体。
カバーはやわらかい袋状になっていますが、前面だけはLCD保護のため硬くなっています。
本体左下の緑色のが電源ボタン。
下中央に縦に2つ並んでいるのが上下スクロールボタンで、その左右に2つずつあるのがアプリケーションの起動ボタンです。電話のマークがありますが、これは携帯電話ではないので通話はできず、確か電話帳だったかと思います。
LCD画面は160x160程度の正方形で白黒表示、タッチパネルはLCDの下側にも伸びていて仮想ボタンや手書き入力のエリアになっています。
写真には写っていませんがこのほかに、左側面にはコントラスト調整ダイヤルがあり、右側にはスタイラスが格納されています。
今回は電気の「で」の字もありませんが、HEMMI社製の計算尺 No.2634 です。
上側のケースは皮製ですが、状態は悪くありません。
本体の構造ですが、上側の「K」「DF」と下側の「D」「A」は固定されており固定尺と呼びます。中の「CF」「CI」「C」は左右にスライドするようにできており滑尺と呼びます。また全体を跨ぐように赤い線の入った透明な部品(カーソルと呼びます)があり、接しない目盛りを読むことができるようになっています。これらを使って乗除算、2乗、3乗、平方根、立方根などが計算できます。
ヒューレットパッカード製の電卓 HP32S II です。
友人からのもらい物ですが、もう20年ぐらい使っていていまだに現役です。
RPN (逆ポーランド記法)という独特なキー操作ですので、研究室や職場の机に置きっぱなしにしていても勝手に使われることはまずありません。「電卓貸して」と言われたとき差し出すと嫌わることが多いと思います。
操作方法は例えば √ ( 3² + 4² ) を計算したい場合、
記念すべき第1回を何にするか悩んだのですが、
発掘する必要がない(実は現役で使用中) という理由で
この600A型電話機にしました。
これ、おそらく私が生まれて家を建てたときから使っていたはずで、
留守電付FAXに切り替えた1996年まで家族みんなで使っていました。
それ以降は私の部屋の回線につないで使い続けています。
はじめまして、管理人のasanoです。
モノを捨てられないタチでして、さまざまな遺物を部屋に貯めこんでいます。
せっかくなので少しずつ紹介していくことにしました。
40代以上の方々には「そういえばこんなのあったなぁ」と懐かしんでいただき、
若い方々には「えっ、昔はこんなだったの?」と驚いていただければ嬉しいです。
電子機器・電子部品が中心になると思いますが、特に限定するつもりはありません。