SCSIケーブル (フル-ハーフ)
最近あまり使うことの少なくなったSCSIケーブルです。
左側はよく使われていたコネクタですが、規格では規定されていなかったはずです。右はSCSI-2で規定されたコネクタです。
総延長が長くなると不安定になることも多く、私はこのような短いケーブルを好んで使っていました。
最近あまり使うことの少なくなったSCSIケーブルです。
左側はよく使われていたコネクタですが、規格では規定されていなかったはずです。右はSCSI-2で規定されたコネクタです。
総延長が長くなると不安定になることも多く、私はこのような短いケーブルを好んで使っていました。
これはおそらくPC-1350の増設メモリとして使用していたものだと思います。
容量は8KBです。「with battery」と書かれていますが、「RICOH」と書かれた部分のネジを外すとボタン電池が交換できます。
「TITLE」記入欄があることから、増設メモリとしてではなく交換できる記録メディアとしての使用を意図した製品なのでしょう。
「IT-8」が正式型番でしょうか。
端子は写真右側ですが、これはカバーを閉じた状態です。
謎のキットが出てきました。
中央に川崎製鉄のKL5C80A16CFだけが実装された基板です。
おそらくハンダ付けの難しいQFPのみが実装済みで、他は必要に応じて実装してくれというキットではないかと思われます。シルクにある「TRX_CP6」というのが名称かと検索してみましたが、それらしいものは何もヒットしませんでした。
シルクからICを拾ってみると...
中央に実装済み。シルクには末尾に「P」が付いています。
32/28ピン兼用になっています。UV-EPROM
同じく32/28ピン兼用になっています。SRAM
リセットIC
これも随分昔の出来事です。記憶で書いているので細部は間違っているかもしれませんのでご了承ください。
目的とか細かいことは忘れてしまいましたが、その日私は電源回路を作っていました。トランスと整流ブリッジとケミコンだけだったので、模型のモータ用だったのか、単に部品の確認をしていたのか、残念ながら思い出せません。
トランスは何かをバラして取り出したものだったと思います。
整流ブリッジは... ゲルマニウムでもなくシリコンでもないセレン整流器でした。四角い板が何枚か間隔をあけて重なっていて、端子には「~」「~」「+」「-」のマークがあったのでブリッジですね。こんなものを購入するはずも無いのでこれも何かから取り出したものでしょう。
でケミコンだけは普通の新品でした。1000μF 16Vだったんじゃないかな。
とりあえず接続して試しに通電したところ、
「ポンっ」
という大きな音と共に部屋の中に白煙が立ち込めました。慌てて電源を切ったのは言うまでもありません。
ちょっと思い出したので今回は大昔の失敗について書いてみたいと思います。
2716 (持っていたのは東芝のTMM323)用のROMライタを作っていたときのことです。
今のFlash ROMは5Vや3.3V単一電源のみで書き込めますが、昔のUV-EPROMは書き込み用に高電圧が必要でした。それも27256以降の12.5Vならパソコンのスロットから拝借する(PC-8001mk2では+12Vが供給されていましたし、個人的な書き込みなら0.5Vの差は無視しても一応書き込めます)手もあるのですが、その前の2764, 27128では21.3Vが必要だし、このときの2716では25Vが必要でした。
もっと古い1702では50V近い電圧が必要(電源だけでなくロジックラインも!)だったらしいですが、私は経験ありません。
さて25Vともなるとさすがに自分で作るしかありません。ということで参考にしていた記事どおりにTL497でDC-DCコンバータを構成します。このICは出力電圧を抵抗で分圧して内部の基準電圧と比較することによって出力電圧を決めているので、この分圧用の抵抗は外付けになり、欲しい電圧によって値を決めることになります。
今回は80系の同期/非同期シリアル通信コントローラ8251 USART (Universal Synchronous Asynchronous Receiver Transmitter)の紹介です。
これはOKI電子デバイスのMSM82C51A-2、8251のC-MOS版です。
この8251、Z80 SIOが高価だったこともありZ80システムに使われることも多かったですね。
有名どころではNECのPC-8001, PC-8801の各シリーズのカセットインターフェイスやシリアルポートに使われています。これはまぁNECがZ80はCPUしか製造していなくて、8251は自社で製造していたという理由でしょうが。
雑誌等に掲載されたZ80システムの製作記事でもZ80 SIOより8251の方が多かったように思います。
3.5インチMOドライブが見つかりました。
三菱化成のMK-230F、型番から想像できる通り230MBのMOドライブです。
今となってはお話にならない容量ですが、当時は手頃な容量と読み書きが自由にできる結構便利に使っていました。
仕事でもプリント基板の設計を外部委託したときなど成果物が230MB MOで納品されることも多かったです。
Sonyのミニディスクレコーダ MDS-S30が出てきました。
まずは正面から。
右端の録音ボタン・入力切替・録音レベルの存在が録音機器であることを示していますが、それ以外はCDプレーヤーとそっくり。操作UIも一緒だったと思います。
買った当初は自分で録音したものがCDのように使える、ということで感激だったのですが、あまり長くは使いませんでした。PC上でmp3ファイル化する方が性に合っていたみたいで、すぐにそっちに移行してしまったからです。特にmpmanを買ってしまってからはまったく出番がなくなってしまいました。
Slot 1 時代のIntel Celeronが出てきました。
カードエッジのところにピン番号としてA1, A73, A74, A121とあるのでこちら側が「表側」だと思うのですが確証はありません。
ファンに「Intel」ロゴが付いていることから、ヒートシンクとファン付きの「Intel boxed processor」でしょう。日本語でも名前があった気がしますが、今見ている資料が英語のデータシートなのでそのまま記載しておきます。よく見ると小さな字で「SANYO DENKI」表記もあり、あの山洋電気のファンが使われているとわかります。
Zilog製のCIO (Counter/Timer and parallel I/O port)です。
これはZ8000などのマルチプレクスバス用のZ8036、Z0803606VSCです。6MHz版のPLCC 44ピンパッケージ入りのものです。
安売りしているのを見かけたとき85xxと80xxどっちがマルチプレクスバス用か一瞬わからなくなって、でもまぁ安かったので買ってしまったのですが、使う機会が訪れません。
マルチプレクスバスに85xx(非マルチプレクスバス用)を接続するほうが逆より簡単なので、仕方ないのですけど。だから安売りしていたのか。
そもそもマルチプレクスバスのプロセッサ自体が少なくなっています。パッケージのピン数の制約が無ければ必要の無いものですし。
パッと浮かぶものもZ8000, 8085, 8086といった古いものばかりですね。