ROMカセット

2016-05-07 17:20 — asano
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詳細不明なROMカセットが出てきました。


紫外線消去用の窓があるあたり怪しさ満点です。遮光シールを剥がしたらしき糊の跡もあります。
スライドスイッチも何の表記も見あたりません。


外見だけではよくわからないので基板を取り出してみました。これは表面です。
ROMが2つありますが、左側のはM5L27256K(256kbit)、右側はM5L2764K(64kbit)です。容量が違う上にバスが共通になっていません。ソケットではなく基板に直付けされているということは、このカセットごと書き込む前提ということみたいです。
やけにDが多いのも気になります。

MD24FP5V

2016-05-06 23:16 — asano

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オムロン製のモデムです。私が初めて使ったモデムがこれだったと思います。


2400bps(メガどころかキロでもない)ですね。
これはカバーを開けたところですが、閉じるとポケットに入れて持ち歩けるというものです。裏側には乾電池を入れられるようになっているのですが、電話線は来ているけど電源の無いところって何処で使うことを想定していたのだろう。ISDN公衆電話?
無理にコンパクトにしたせいで普通はD-SUB 25pinコネクタを使うところ、Mini DIN 8pinになっています。

mpman (復活編)

2016-05-05 14:17 — asano

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電池が全滅していて動かせないと書いた「mpman」ですが、ガム電池を調達したので久々に通電してみました。

通電中
電池をちょっとだけ充電して試しているところ。01曲目、088秒のところを再生中です。

「mpman」の名前の通りmp3形式のみの対応で、128kbitとビットレートまで表示するんですね。VBR時の表示を確かめてみたいところですが、曲の転送ができないので(今入っているのは128kbitばかり)ちょっと難しいです。転送するにはWindows 95 (98/MeでもOKかも)環境を用意する必要があって、しかもパラレルポートの直アクセスが要るから仮想環境では無理なはずなので。
「MODE」はSHUFFLE / REP / ALLの切り替え、右の「INFO」ボタンは総容量(64MB)と残り容量の表示ができますが再生中にはあまり必要無い気も。

CASIO 101-MR

2016-05-05 11:12 — asano

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これはハムアフェアあたりで買ったのではなかったかな、カシオの電卓CASIO 101-MRです。


エンブレムが失われていますが、確か入手時からこうだったと思います。
四捨五入・切捨てを選ぶスイッチとその桁を選ぶスイッチがあります。例えば「5/4」「2」を選ぶと小数点以下3位を四捨五入して小数点以下2桁の表示になります。あとは「-=」「+=」もちょっと珍しいかな。

MR820TR

2016-05-04 15:21 — asano

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10BASE時代のハブですね。
家のネットワークを10BASE-2から10BASE-Tに移行する際に使ったのがこれだったかと思います。


正面から、表示は意外にシンプルです。ただ「COLLISION」などというランプがこれはスイッチではなくリピータハブであることを象徴しているといえるでしょう。

mpman

2016-05-03 17:26 — asano

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これは「mpman」(MP-F10)、市販された(おそらく)世界初の携帯音楽プレーヤです。


「DIGITAL STEREO PLAYER」と謳っていますね。
上部にはLCD窓と「MODE」「INFO」のボタンがあります。下面の左側に4つある金色の四角はクレイドルとの接続のための接点、右側は電池の挿入口です。電池はガム型のNiMH電池を2本で、これを書くにあたり通電してみたかったのですが手持ちのガム電池がみな粉を吹いていまして充電不能でした。


これは上面、ヘッドホンジャックは一般的なΦ3.5のもの、ボタン類もPREV・PLAY/STOP・NEXTに音量の+/-と普通です。

漢字ROM

2016-05-02 22:05 — asano

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これは富士通製のマスクROM。
マスクROMは各ユーザ向けのデータが書き込まれた(作り込まれたという方が現実に即しています)デバイスであり、一般に流通することはまず無いものなのですが、誰もが欲しいデータということであれば例外になり得ます。その一つが文字フォントです。


もともとMB83256 001~009の9つセットだったものの一部(001,005,008)です。残りも捨ててはいないはずなので、いずれ発見されるでしょう。資料が何も残っていないので記憶ですが、おそらくはプリンタ用の24x24ドットフォント(JIS第一水準)だったのではないかと思います。
「プリンタ用」とは縦8ドット分が1バイトとして読み出せる形式で記録されていることで、同様に横8ドット分が1バイト構成になっている「表示用」のものもラインナップされていました。

ネットワーク工事に使う工具

2016-05-02 17:38 — asano

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これはネットワークの工事に使った工具ですが、何をするものでしょう?


ケースに収納したところ。
下にある小さいのは、交換可能な先端部分のスペアです。本体ともども先端には保護用のキャップがついています。本体の左側に見えている黒いものは六角レンチ。


先端の保護キャップを外したアップがこちら。
中はドリルになっていますね、長さは5mmくらいでしょうか。

さて、これは何をする工具でしょうか?

答えは関連項目の「ネットワーク工事に使う工具 (回答編)」。

AVRタイマ (ソフトウェア編)

2016-05-01 19:32 — asano

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まずは前回の宿題の回答を載せておきましょう。


LEDのスキャンの途中で以下のように読みます。

  1. PB0~7を全て"L"にします。
  2. PD0を"L"、PD1~3を"H"にします。
  3. PD4を読んで"L"ならSW1が押されていると判定。
  4. PD1を"L"、PD0,2,3を"H"にします。
  5. PD4を読んで"L"ならSW2が押されていると判定。
  6. 同様にSW3,4も判定します。

もし4つで不足ならPD5も使えば8つまで増やせます。

PB0~7を"L"にしておくのはキーのスキャン中にQ1~4がOnしてしまうからです。LEDは一瞬でも点灯すると意外に目立つことがあるので注意したほうが良いです。逆にLEDのスキャン中にはPD4に変な入力がありますがソフトで無視するので問題ありません。

フロッピーディスク

2016-05-01 02:34 — asano

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今回はフロッピーディスクです。


各サイズから適当に1枚ずつ選んでみました。左から8インチ、5.25インチ、3.5インチ。マイナーな2インチとか3インチなどは残念ながら持っていません(多分)。


3.5インチは馴染みのある方も多いと思います。ラベルに書かれている「NLITH」「KATALITH」というのが時代を感じさせますね(どちらも25年位前のPC-9801のゲームです)。これは2HDなので容量は1.2MB(MS-DOSの場合、DISK BASICフォーマットだと1MB )くらいになります。