NEC V20

2016-10-03 23:42 — asano

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NECのV20 (μPD70108C-8)です。


V20はNECが8088をCMOS化して機能拡張したプロセッサです。というよりPC-9801シリーズ等にも使用されたV30の8ビットバス版といったほうがわかりやすいかもしれません。EPSON PC-286NOTE FにもV30は使われていました。

これは1997年製のようですが、製造開始が1984年であることを考えると末期のものでしょうか。

さて、何故これが「出土品」ではなく「買い物」テーマなのかというと、実はこれ部屋から発見したのではなく、半月ほど前に注文して今日手にしたばかりのものだからです。利用したのはAliExpressという中国の通販サイトで、V20が10個で1,558円、送料はタダでした。

タイガー計算機を買ってしまいました

2016-10-02 22:15 — asano

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先日、秋葉原を歩いていたら許容できる金額で売られていたので買ってしまいました。

タイガー計算機
大昔の機械式計算機です。これで加減算(可能ですが値のセットの手間が相対的に大きいのであまり実用的では...)、10桁×10桁の乗算、20桁÷10桁の除算が可能です。

完動品ということだったので帰宅後いろいろと試して見ましたが、特に問題は無いようです。
外見的にも左端のレバーが折れたのか接着剤で修復されている以外は良さそうですね。

内部が少し見えた
まだカバーを外していない(壊したくないので外し方はゆっくり探すつもりです)のですが、機械式であることの実感の湧く箇所を探してみました。
左に突き出しているところの裏側です。

Intel P28F010 Flash ROM

2016-10-01 13:12 — asano

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Intel製のFlash ROM、P28F010-150です。


デカデカと「FLASH」のロゴが描かれていますね。
普通Intelというと「CPUの会社」でチップセットも作っているといった認識ですが、実は設立当初はメモリ専業でしたし、DRAM, UV-EPROMを最初に商品化したメーカでもあります。

BusLogic BT-445S SCSIボード

2016-09-30 23:00 — asano

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今回は古いSCSIボード、BusLogicのBT-445Sです。


ずいぶんと長いボードですね。対応バスはVLバスです。

このバスはVL (VESA Local)の名前の通りVESA (Video Electronics Standards Association)が策定したもの、基本はビデオボード用のものですが、このようなビデオ以外のボードも少数ながら存在していました。
マザーボード側もビデオ以外での利用を想定しているのか2スロット持つボードが結構ありました。

Standard C420

2016-09-29 23:11 — asano

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PK-87Jとともに使っていたトランシーバが出てきました。


日本マランツ製のC420、430MHz帯のトランシーバです。当時社名は日本マランツでしたが、無線機は旧社名「スタンダード工業」からSTANDARDブランドを名乗っていました。


フロントの操作パネル、残念ながら操作方法はほとんど覚えていません。

Hitachi HD146818

2016-09-28 23:34 — asano

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今では単体を見ることもなくなりましたが、多くの人がお世話になっているものです。


このHD146818はRTC (Real Time Clock)と呼ばれる類のデバイスで、装置の電源が切れている間もこのデバイスだけは(電池等で)通電して時を刻むのに用いられます。

NEC N7616-90 DDS-2オートローダ

2016-09-27 16:49 — asano

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ジャンク扱いで入手したDDS-2のオートローダ(チェンジャ)です。


オートローダというのは複数のテープをセットしておいて、そのうちの1本を選んでドライブにセットしてくれる装置です。本機ではテープは専用のマガジンに6本までセットできます。

私はこれを実際に使用した記憶がありません。
マガジンが入手できなかったのか、入手できて試したけれど正常に動作しなかったのか...
今回試しに電源を入れてみたところ、自己診断はパスして「Insert Mag」表示は出たのですが、マガジンが見当たらないのでそれ以上の確認はできていません。

安定化電源(可変式)

2016-09-25 11:56 — asano

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前の安定化電源(切替式)は乾電池の代替のためのものでしたが、これは様々な実験にも使えることを目指したものです。


これは今でも時々使用しているもので、電源を入れた状態で撮影しました。

左のシーソースイッチはAC一次側のスイッチ、通電時には緑LEDが点灯しますが、よく考えたら電圧計の表示で通電はわかるので要らなかったですね。
中央上の電圧表示は出力電圧を測定して表示しています。
下はもちろん出力端子です。
右は電圧調整ツマミで多回転タイプを使用しています。

LETTER MEMORY 8 (分解編)

2016-09-26 16:00 — asano

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LETTER MEMORY 8ですが、せっかくなので分解してみました。


まずは誰でも開ける電池カバーから開けてみました。
使用電池はCR2025、CR2032ならPC-1350本体と共通だったのですが、さすがに薄型です。


続いて裏蓋を開けてみます。
スライド式のシャッターは裏蓋と基板の間に挟んであるだけです。基板の上には端子の部分以外に絶縁用の透明なシートが張られています。

ミニディスク

2016-09-24 02:31 — asano

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MDのレコーダーに続いてメディア(ディスク)も出てきました。


MDのケースとディスクです。
外観は3.5インチMOディスクを一回り小さくした感じ、記録原理的にもMOディスクと同じです。

3.5インチMOディスクは挿入方向にシャッターがありますが、MDでは横になっていますね。
写真のモノは74分ディスクですが、他に60分・80分というのもありました。また新しい機種ではビットレートを落として録音時間を長くするモードがあったようです。

他にデータ記録用のMD DATAというのもありましたが、これも全く普及しませんでした。特に容量が大きいわけでもなく、アクセスが早いわけでもなく(むしろ遅かったようです)、対応機器もほとんど無かったのではないかな。