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半導体

MN6221

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以前7910使ったオルゴールを取り上げましたが、メロディICは7910以外にもあります。その中でも比較的手に入れやすかったMN6221を2種入手しました。


一つ目がこのMN6221AAです。上面の周囲に飾りの段差が付けてあるなど凝ったパッケージで、リマーク品のリスクは低そうですね。

鳴らすためにはタイミングのためのC,R類の他、スピーカ駆動のためにトランジスタ2石のアンプが必要です。電源は1.5Vです。7910とよく似ていますが互換性はありません。というかピン数からして異なっています。

超定番の曲らしいですが、まだ動かせていません。

古いTTLたち

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ロジックICの主流はすっかりCMOSに取って代わられましたが、それ以前に使われていたTTL(Transistor Transistor Logic)のICたちをいくつか。


まずはFairchildの9002DCです。今となっては珍しいCERDIP、1974年製です。

これはFairchild独自の9000シリーズと呼ばれるもので、機能コードは74シリーズとは別物ですが混用は可能です。速度・消費電力的には74と74Hの間で出力段が強化されています。

この9002はQuad 2-Input NAND Gateです。ピン配置は7400と同じ。

PLL用のICたち

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ちょっと訳あって可変周波数のクロック源を作ろうとPLL(Phase Locked Loop)用のICをいくつか検討しています。


まず有名なところで4000シリーズのCD4046、これはずいぶん前に買ったまま放置されていました。

VCO(Voltage Controlled Oscillator)と位相比較器が入っています。基準クロック源と分周器などは外部に別途用意する必要があります。

5V動作ではVCOの周波数上限が1MHz程度なのでちょっと今回の目的には不足です。そこで次を用意しました。

SN74LS56

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(ノーマルだけでなくLSやASなども含んだ広義の)74シリーズといったらどんな姿を想像しますか? 14~20ピンくらいのDIP(今だとSOICやSSOPかもしれませんが)を思い浮かべる人が多いと思います。より多い方は以前74シリーズの変り種(その3)で取り上げました。では少ない方はというと......


実は8ピンというのが2種あり、その一つがこのSN74LS56です。

これは1/50の分周器で、中に1/5の分周器が2つと1/2の分周器が1つ入っています。

ちなみにもう一つはSN74LS57という1/60の分周器です。

続・SN74141を試す

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SN74141を試すで触れた消灯しているはずなのに中央がボーっと光る問題、思い当たることがあると書きましたが、対策が効いてほぼ原因が確定したのでそれについて書きたいと思います。

実は、ヒントになることはニキシー管を点灯してみたにも少し書いています。

あの時はこんな現象は起きていませんでした。

何が違っているかというと、カソードを1本ずつ手でGNDに接続していたのをSN74141で切り替えるように変更したことです。

SN74141を試す

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複数のSN74141が揃ったので動かしてみることにします。ニキシー管を点灯してみたで使った基板を流用します。


4ビットのカウンタを追加して順に点灯させることにします。

管もSN74141も取り換えて試すのが目的です。管は前回同様、ピン1, 13のみ穴に通し基板にハンダづけしているのはアノードのピン13だけです。SN74141はZIFソケットを使いました。

SN74141

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ウクライナから買った石でニキシー管用のデコーダ・ドライバのSN74141が入手困難らしいと書きましたが、その後eBayで度々見かけたのでいくつか購入しました。単にこれまで欲しいと思わなかったので目に入っていなかっただけみたいです。


これはオリジナルのTIのSN74141ANです。元々SN7441というのがあって、それの改良版です。

SN7441もSN74141もBCD-to-Decimal Decoder / Driverというもので、デコーダの出力は60Vという高耐圧のオープンコレクタになっています。これは多くのニキシー管のカソードを直接ドライブ可能です。

LM386とLM380

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今回はNJM2073Sのところでちょっと触れたLM386です。


ナショセミのLM386N-1、若干のC,Rを付加するだけでスピーカを駆動できるアンプになります。

データシートにはアンプの他に発振器などの回路例も載っています。

古来よりアンプを作ると発振し、発振器を作ると発振しない、と言われるように両者は紙一重です。

格別大出力というわけでもなく、高音質というわけでもありませんが、ちょっとしたアンプとして使いやすい石でした。

電子工作入門者向けの記事にも頻繁に登場しますが、製品に使われているのを見かけることもよくある、定番のデバイスでした。ここでも以下の記事に登場しています。

勘違いで...

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このところ古いデバイスを調達するのはeBayが多いんですが、目的のものを検索した後にそのショップの出品リストをざっと眺めるんですよ。同じとこからまとめて買えば送料節約できるので。


これもそうして買ったものの一つなんですが...

以前AY-3-8605のところで「カラー出力用のAY-3-8615」というのがありました。

その型番がぼんやりと頭の中にある状態で出品リストを眺めていたら、「んっ」と引っ掛かったんですよ。それがこれでした。

データシートを探すと「Color Processor Chip」とあります。それで中身をよく確認せずに買ってしまったんですが、全くの別物でした。まぁ$3.00だったので返品する方が面倒くさいですね。

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