半導体

SN74LS56

2023-01-09 23:56 — asano

テーマ

カテゴリー

(ノーマルだけでなくLSやASなども含んだ広義の)74シリーズといったらどんな姿を想像しますか? 14~20ピンくらいのDIP(今だとSOICやSSOPかもしれませんが)を思い浮かべる人が多いと思います。より多い方は以前74シリーズの変り種(その3)で取り上げました。では少ない方はというと......


実は8ピンというのが2種あり、その一つがこのSN74LS56です。

これは1/50の分周器で、中に1/5の分周器が2つと1/2の分周器が1つ入っています。

ちなみにもう一つはSN74LS57という1/60の分周器です。

1/50と1/60があるということは、そう電源周波数から1秒を作るのが目的でしょうね。実際データシートにもそれが真っ先に記載されています。さらにSN74LS57を並べれば1分や1時間を作るのにも使えます。

74284と74285

2023-01-02 18:05 — asano

テーマ

カテゴリー

74シリーズの変り種(その2)で取り上げた乗算器の74284と74285、去年国内の某ショップにて見かけたので思わず1つずつ買ってしまいました。


これが積の上位4ビットを受け持つSN74284Nです。


こちらは下位4ビットを受け持つSN74285Nです。

世界TTL/IC規格互換表によると作っていたのはTexas InstrumentsとNational Semiconductorのみで、LSなどは作られずにノーマルのみだったようですね。

続・SN74141を試す

2022-12-31 17:07 — asano

テーマ

カテゴリー

SN74141を試すで触れた消灯しているはずなのに中央がボーっと光る問題、思い当たることがあると書きましたが、対策が効いてほぼ原因が確定したのでそれについて書きたいと思います。

実は、ヒントになることはニキシー管を点灯してみたにも少し書いています。

あの時はこんな現象は起きていませんでした。

何が違っているかというと、カソードを1本ずつ手でGNDに接続していたのをSN74141で切り替えるように変更したことです。

SN74141を試す

2022-12-30 17:08 — asano

テーマ

カテゴリー

複数のSN74141が揃ったので動かしてみることにします。ニキシー管を点灯してみたで使った基板を流用します。


4ビットのカウンタを追加して順に点灯させることにします。

管もSN74141も取り換えて試すのが目的です。管は前回同様、ピン1, 13のみ穴に通し基板にハンダづけしているのはアノードのピン13だけです。SN74141はZIFソケットを使いました。

SN74141

2022-12-28 22:20 — asano

テーマ

カテゴリー

ウクライナから買った石でニキシー管用のデコーダ・ドライバのSN74141が入手困難らしいと書きましたが、その後eBayで度々見かけたのでいくつか購入しました。単にこれまで欲しいと思わなかったので目に入っていなかっただけみたいです。


これはオリジナルのTIのSN74141ANです。元々SN7441というのがあって、それの改良版です。

SN7441もSN74141もBCD-to-Decimal Decoder / Driverというもので、デコーダの出力は60Vという高耐圧のオープンコレクタになっています。これは多くのニキシー管のカソードを直接ドライブ可能です。

LM386とLM380

2022-11-30 22:07 — asano

テーマ

カテゴリー

今回はNJM2073Sのところでちょっと触れたLM386です。


ナショセミのLM386N-1、若干のC,Rを付加するだけでスピーカを駆動できるアンプになります。

データシートにはアンプの他に発振器などの回路例も載っています。

古来よりアンプを作ると発振し、発振器を作ると発振しない、と言われるように両者は紙一重です。

格別大出力というわけでもなく、高音質というわけでもありませんが、ちょっとしたアンプとして使いやすい石でした。

電子工作入門者向けの記事にも頻繁に登場しますが、製品に使われているのを見かけることもよくある、定番のデバイスでした。ここでも以下の記事に登場しています。

勘違いで...

2022-11-23 21:12 — asano

テーマ

カテゴリー

このところ古いデバイスを調達するのはeBayが多いんですが、目的のものを検索した後にそのショップの出品リストをざっと眺めるんですよ。同じとこからまとめて買えば送料節約できるので。


これもそうして買ったものの一つなんですが...

以前AY-3-8605のところで「カラー出力用のAY-3-8615」というのがありました。

その型番がぼんやりと頭の中にある状態で出品リストを眺めていたら、「んっ」と引っ掛かったんですよ。それがこれでした。

データシートを探すと「Color Processor Chip」とあります。それで中身をよく確認せずに買ってしまったんですが、全くの別物でした。まぁ$3.00だったので返品する方が面倒くさいですね。

旧東側のTTL

2022-11-11 21:12 — asano

テーマ

カテゴリー

ニキシー管を買ったときに一緒にTTLもいくつか買っていました。


一つ目はこのMH7450です。

メーカーは"TESLA"、あの自動車メーカーとは無関係のチェコスロバキアの会社です。

ファンクションはSN7450相当品ですね。

左右の断面の状態といい、左側の半円形のマークといい、74シリーズ再びのSN74L71Nによく似ています。

ロゴと型番以外なにもマーキングがないので製造年とかはわかりません。製造国も不明ですが、国営工場的なものだとすれば他国で製造はしていないのではないかと思います。

ウクライナから買った石

2022-11-06 22:10 — asano

テーマ

カテゴリー

ニキシー管を入手したら次はドライバが欲しくなります。ということで調達したのがこれです。


ニキシー管の陰極は高い電圧がかかるので通常のTTLのオープンコレクタではドライブできません。以前は専用のSN74141という高耐圧のBCDからのデコーダがあったのですが現在では入手困難らしいです。

トランジスタやホトカプラで使えるものを探そうと思ったのですが...

SN74141の相当品で旧東側製のК155ИД1というのがあって今でも手に入るらしい。それでeBayで探したところ中古品を安く売っているところがあって、よく見たら何とウクライナのショップでした。"This package may be delayed due to shipping carrier service disruptions."とあって少し不安もありましたが注文してみました。

NJM2073S

2022-10-22 17:17 — asano

テーマ

カテゴリー

これとっくに取り上げたと思っていたのですが、まだだったようです。


新日本無線のNJM2073Sです。

ちょっとしたスピーカを鳴らせるアンプが2チャンネル入っているので、ステレオで使うかモノラルでBTL接続して使うことができます。LM386クラスが2つ入っている感じですね。

そういえばLM386も単独で取り上げたことはないですね。使われている基板はいろいろ見ましたが...

パッケージは8ピンDIP, 8ピンDMP, 9ピンSIPがありました。DMPというのはSOPのような形状で新日本無線独自のサイズらしいですね。個人で使う場合はDIPが一般的と思いますが、持っていたのはなぜかSIPでした。

SIPは他のパッケージより1ピン多いですが、GNDが2本に増えています。