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出土品

出土品

自宅から発掘された機器・部品・その他を紹介します。入手の経緯は

  • 物心つく前から家にあったもの
  • 旬な時期に入手して使っていたもの
  • 旬な時期に入手したものの、死蔵していたもの
  • 旬を過ぎてから入手したもの

など様ざまです。

特記のない限り廃棄はしていません。
「細部が見たい」「内部を見たい」などありましたら「ご意見・ご要望」に書いていただけると再発掘するかもしれません。ただ整理して保管しているわけではないのでいつになるかはわかりませんし、最悪の場合は偶然出てくるまでそのままになる恐れもあります。

CMTインターフェイスケーブル

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大昔、パソコンのプログラムやデータの保存にはカセットテープが使用されていました。

CMTケーブル
これはパソコンとテープレコーダ(専用のものはデータレコーダとも呼ばれました)を接続するためのケーブルです。

右側の8ピンDINコネクタをパソコンに、左側のプラグをテープレコーダに接続します。黒はイヤホン端子に接続して読み出しに使用します。赤はマイク端子に接続して書き込みに使用します。グレーはリモート端子に接続して書き込み・読み出しの一時停止に使用しますが、繋がなくても操作がちょっと面倒になるだけです。

NM-9024-02 インクリボン

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プリンタNM9950のインクリボンが出てきました。それも新品です。

NM-9024-01 箱 表側
NM-9024-02 カラーのインクリボンカートリッジです。今調べたらNECの商品情報検索で「販売状況:出荷中」となっているのですが、新品を売っているところは見当たりません。
他に黒のNM-9024-01というのもあり、持っているかは不明ですが、もしかするとプリンタにセットされたままになっているかもしれません。

プリンタ本体NM9950も見つけてはいるのですが、動作と撮影のできる場所を確保できたら出してきます。

M27C801 UVEPROM

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4M SRAMのCXK584000とともに8MのUVEPROMが出てきました。

M27C801
STMicro製のM27C801-100F1、1M×8bit構成でアクセスタイム100nsのUVEPROMです。中のダイが大きいので窓も大きいですね。

紫外線消去タイプとしては末期の頃のものになります。これより大きいものだと2M×8bit/1M×16bitのM27C160と2M×16bitのM27C322くらいでしょうか。この頃にはFlash ROMが普及してきているので、そちらに移行して新規で使われることはなくなってきていましたから。

HP C5683 DDS4テープドライブ

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DDS3のドライブは買った記憶があるのですが、DDS4もいつの間にか買っていたようです。

C5683 正面
DDS4ということはテープ1本あたり非圧縮で20GB、今となってはちょっと少なすぎますね。

「Tape」はテープがセットされていることを、「Clean」はクリーニングが必要であることを示します。アクセス中はどちらかが(おそらくTapeが)点滅するのではないかな。
右のボタンはテープ取り出しの「イジェクト」ボタンですね。
テープ挿入口の蓋は内側に開くものが多い中、これは手で外側に開かなくてはなりません。

MP3プレーヤキット

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カセットテープMDから半導体メモリに変わって自作が現実的になった携帯オーディオプレーヤ、実際に作られた方がおりキット化もされていました。

MP3プレーヤ
キットは基板のみなので適当なケースに収めていました。実用的で一時期通勤中に使っていたこともあります。

外部に見えるのはヘッドホンジャックとボタン6つのみで、電池交換や曲の書き込みはカバーを開けて行います。
ボタンは左から音量小・音量大・前曲・次曲・再生/一時停止(電源ON)・停止(電源OFF)だったと思います。

GALとCPLD

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GAL (Generic Array Logic)とCPLD (Complex Programmable Logic Device)も出てきました。

GAL16V8B
このLattice製のGAL16V8B-25LPは論理回路プログラムできるPLDのうちで、EEPROM構造(電気的に消去して再プログラム可能)の初期のものです。

GAL以前のPLDとしてはMMIのPALが有名ですが、以下のような理由で使おうと思ったことはありませんでした。

Exabyte EXB-8200 (分解編)

2台あるEXB-8200の1台を開けてみました。

上カバーを開けたところ
上カバーを開けたところです。

手前側にはメカデッキがあり、奥には5枚の基板が見えています。
メカを外すのは大変そうなのと、元に戻せる自信が無いのでとりあえずパスすることにします。

1Mと4MのSRAM

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これらは出土品の中でも比較的新しい部類です。

HM628128
これは日立のHM628128BLP-8、128k×8bit構成の1M SRAMです。「-8」だからアクセスタイム80nsのものでしょう。
新しいといっても1995年製ですからもう製造から20年以上は経過しています。

ピンに痕があるのでソケットからの外し品だと思います。

NEC D3841 HDD

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これは昨日のPC-PR3000PSモジュールに入っていたものです。

D3841
3.5インチのドライブですが厚みはかなりあります。インターフェイスはSCSIで、容量は40MB(GBではありません、念の為)あります。
古いだけあって造りはしっかりしていますね。取り付け用のネジ穴もボディに直接ではなく板金を介して振動・衝撃をやわらげる構造になっています。左手前のところにはアース用の端子も付いています。

コネクタも今とは異なった向きに出ていますね。

NEC PC-PR3000PSモジュール

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これはNEC製のプリンタPC-PR3000PSに入っていたモジュールです。

PC-PR3000PSのモジュール
PC-PR3000PSはOKI Microline 801PS入手前にPostScriptプリンタにあこがれて入手したもの。ジャンク品でも意外に動作することも多いので賭けてみたのですが、結局のところ動作するまでたどり着けず、ゴミになってしまいました。このモジュールだけ手元に残っていたので今回取り上げてみることにしました。

どう取り付けられていたのか憶えていませんが、左の2つのコネクタは外部に見えていました。曲がったシールド板金の影には電源と信号のコネクタがありますが、これらは内部接続用で何らかの形で隠されていたはずです。

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